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海外在住の日本人、105万人中2万人。投票率わずか1〜2%という衝撃 🗳️ これ、ヤバくない?

こんにちは。オランダ在住の藤澤 亜紀です 🇳🇱

今日は、つい最近知った衝撃な話。

在外日本人の選挙についてです。


きっかけは、今回の衆院選

2026年1月、衆議院が解散されて、また選挙が始まりましたよね。
私たち夫婦は、オランダに来てから「在外選挙人証」を取得して、投票できる環境を整えていたので、今回もデン・ハーグの日本大使館に投票に行く予定です。

で、ふと思ったんです。
「海外に住んでいる日本人って、どれくらいの人が投票してるんだろう?」

調べてみたら、衝撃的な数字が出てきました・・・。

実質投票率、わずか1〜2%

データで見る在外日本人の選挙

まず、基本的な数字から。

  • 海外在留邦人(成人):約105万人(2025年10月時点)
    子供を除いた、選挙権を持つ可能性がある18歳以上の人数です。

  • 在外選挙人名簿の登録者:約10万人(2025年7月時点)
    つまり、登録率はわずか約9.5%

  • 実際の投票率(登録者ベース):
    2025年参議院選挙:26.90%(約2万7,000人)
     →登録者10万431人のうち、2万7,011人が投票
    2024年衆議院選挙:18.11%(約1万7,000人)
     →登録者9万5,472人のうち、1万7,293人が投票


ここまでもかなり衝撃的な数字だったんですが、

  • 全海外在留邦人(成人105万人)を母数にして計算すると...
    実質投票率:約1.6〜2%


...は??????

海外に住んでいる、選挙権を持っている成人のたった1〜2%しか投票してない、ということです。

100人いたら、1〜2人しか投票していない計算です。
これ、ちょっと衝撃的すぎませんか?


なぜ、こんなに投票率が低いのか?

調べていくと、いくつかの理由が見えてきました。

理由1️⃣ :そもそも登録が面倒

在外選挙人名簿への登録、これがまず第一関門なんです。

登録方法は2つ:
①出国時申請(2018年〜)
日本出国前に市区町村で申請できる方法です。
ただし、条件があって、

  • 最終住所地に3ヶ月以上居住していること

これ、意外と引っかかるんですよね。
実は我が家も、出国前に住民票を実家に移していたんですが、3ヶ月経っていなかったので申請できませんでした🥲

②在外公館申請
海外到着後、大使館・総領事館で申請する方法。

オランダの場合:

  • ハーグの日本大使館まで行く必要がある

  • 必要書類:パスポート、オランダID(滞在許可証)

  • 本人または同居家族が窓口に行く必要がある

我が家はオランダに来て3ヶ月以上経ってから、ハーグまで行って申請しました。
でも、これが遠い人にとっては本当に大変なんですよね...。

📝 在外選挙人証とは?
在外選挙人証は、海外に住む日本人が国政選挙で投票するために必要な証明書です。
この証明書がないと、海外からは投票できません。

まずは「在外選挙人証」を持つところから!

理由2️⃣ :大使館が遠い

オランダは九州サイズくらいの小さな国なので、どこに住んでいても片道3〜5時間あれば大使館に行けます。我が家はたまたまハーグが近い場所に住んでいるので、投票に行くのはそこまで大変じゃないんです(片道30分くらい)。

でも、私のお友達の中には、「家から大使館まで遠いし、在外選挙人証も持ってないから、投票に行ったことがない」という方もいます。

そして、YouTubeやSNSで見たんですけど、
「投票所までバスで10時間かかります」
「飛行機に乗らないと行けません」
みたいな距離の方もいらっしゃるんですよね...。

そういう方が投票に行くのが難しいというのは、本当によく理解できます。(投票が旅行 🧳)

理由3️⃣ :郵便投票が現実的じゃない

じゃあ、郵便投票すればいいじゃん、と思うじゃないですか。
でも、これがまた、ものすごく大変なんです。(というか、無理です)

郵便投票の流れ(衝撃の3往復)

  • 1回目:海外→日本の選挙管理委員会
    投票用紙請求書+在外選挙人証を送付

  • 2回目:日本の選挙管理委員会→海外
    投票用紙+封筒が返送される

  • 3回目:海外→日本の選挙管理委員会
    記載済みの投票用紙を返送
    日本の投票日の午後8時までに到着する必要がある


💡 オランダ↔日本の郵便、何日かかる?
通常のエアメールで1〜2週間。
早ければ4〜7日、遅ければ2〜3週間以上かかることもあるそうです。体感的にもそのくらい。

つまり、3往復で最短でも3〜6週間、遅延があれば2〜3ヶ月
今回の衆院選みたいに、解散から投開票まで16日間みたいな短期決戦だと、物理的に絶対、間に合わないんです。

🇩🇰 「郵便制度」をやめちゃったデンマーク。郵便投票は詰んだ 🫠

さらに衝撃的な話。なんと、デンマークでは郵便制度そのものが終了しました 笑 

デンマークでは2025年12月30日で手紙配達が完全終了したんです。
400年以上続いた郵便制度が終わって、郵便ポストも撤去されました 📮

つまり、デンマーク在住の日本人は郵便投票が物理的に100%不可能確定、ということです。

デンマークのこの流れ、他の国でも起こる可能性あり...。

「郵便やめるとか、そんなことある!?」って思ったけど、本当だった・・・

理由4️⃣ :制度自体を知らない人も多いかも?

そもそも、在外選挙制度があることを知らない人もいるかもしれません。
登録方法もわかりにくいし、国によっては、情報が届いていないこともあり得ます。


海外にいるからこそ、投票に行ってほしい

私が今回、この数字を知って、非常に驚いたんです。

というのも、海外にいるからこそわかる日本に対する危機感や日本の魅力は、外にいる日本人の方がわかっている、体感があると思うんです。それがどんなものであれ。

だからこそ、海外に住んでいる日本人には、ぜひとも投票に行ってほしいと強く思っています。

もちろん、遠方にお住まいの方で、物理的に投票が難しいという方もいらっしゃるはずです。そういう方のために、他の手段(例えばインターネット投票とか)があった方がいいという意見もよくわかります。

でも、そういった非常に遠方だという方を除いたとしても。
在外選挙人証を持っている方ですら投票率が低い、そもそも在外選挙人証を持っている割合自体が低いというのは、だいぶ危機的状況だな、と思っています。

📊 105万人って、どれくらい?

海外在留邦人(成人)約105万人。

これ、日本の市で例えると...
広島市(人口約118万人)に近い数字です。

つまり、広島市民全員が海外にいるようなもの
そう考えると、105万人ってかなり多いですよね。

でも、その中で投票しているのは、たったの約2万人。

広島市民全員がいるのに、投票してるのは広島市内の小さな町1つ分くらい

やっぱり、この数字、ヤバいと思いませんか?

全員投票は無理でも、もうちょっと投票率が高くあって欲しかった

日本にいたら気づかなかったこと

オランダに住んでみて、初めて気づいたこと。

日本で、家から徒歩数分のところに投票所があった、あのありがたさ 🙏。

そして、それでも投票に行かない日本人の感覚が、いかに世界的には、ずれているか…。

オランダでは、選挙の時は連日、毎日のように党首討論がテレビやネットで放送されていて、政治の話も日常からよくします。

政治と日常が非常に強く結びついているんです。

「自分たちの生活をどうするか?」
「自分たちの国をどうするか?」
それを考え、決定し、実装していくのが政治。その意識が非常に強いです(というか、それが普通)


日本にいた頃は、正直、そこまで政治と日常が結びついている感がなかったんですが、海外に出てみて、政治は自分の生活に直結していると、体感することができました。(オランダは梶きりも早いですしね)


最後に:今回間に合わなかった方も、次回はぜひ!

もし、この記事を読んでくださっている方で、
「在外選挙人証、持ってないや...」という方がいらっしゃったら。

今回の選挙には間に合わないかもしれませんが、次回の選挙に向けて、ぜひ登録してみてください

申請から交付まで数ヶ月かかることもあるので、ぜひ、早めの行動を。

そして、すでに在外選挙人証をお持ちの方は、ぜひ次の選挙で投票に行ってみてください。

海外にいる日本人だからこそ、投票に行ってほしい。

そんな思いを込めて、今日は記事を書いてみました。


藤澤 亜紀


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藤澤 亜紀|夫婦でオランダ移住🇳🇱×日本企業とフルリモート🇯🇵 読んでいただき、ありがとうございます!いただいたチップは執筆活動費として使わせていただきます。