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阿賀町の町村合併の歴史

2025年(令和7年)は阿賀町が誕生してから20年の節目となりますが、さかのぼると幾つもの合併の節目年だったりします。
近いところから歴史をさかのぼりながら見てみましょう。


平成の大合併(平成17年/2005)

20年前。
現・阿賀町は4町村の合併により成立した。
津川町・鹿瀬町・上川村・三川村の旧4町村は今でもまだ住民の多くが覚えており、記憶が風化するほどの年数が経過したとは言えない。
この合併により、東蒲原郡は1郡4町村から1郡1町となった。

4町村合併時に作られた協議会のページが、総務省の「合併デジタルアーカイブ」に保存されている。
当地に限らず、日本全国にわたる「平成の大合併」のすべてがここにある(と思う)。

「合併協議会だより」には名称が「阿賀町」に決まった経緯や他の候補名称も書かれている。「~だより」のなかで、明治からの町村の推移がvol.4にまとまっているので直リンクしておく。


昭和の大合併(昭和30年/1955)

昭和26年から36年にかけ、「町村合併促進法」などにより全国の町村で合併が進み、その数は約1/3となった。
東蒲原郡では、明治41年から40余年続いた11町村が、昭和30年に4町村に再編された。
この年がちょうど70年前にあたる。
統廃合された町村名は割愛するので、興味のある方は上記のvol.4を参照してほしい。

明治の大合併(明治22年/1889)まで

明治21年、国が合併を推進して全国の町村数はそれまでの約1/5になった。
この時点で、東蒲原郡においては1町11村であり、明治41年に1町10村となった。
「明治の大合併」と呼ばれる20年代の合併の前にも、明治8年/1875にも大規模な村の統合再編があった。このときはまだ”東蒲原郡”は存在しないが、現在の東蒲原郡に相当する地域では1町69村があり、これらが1町35村に再編された。この年がちょうど150年前にあたる。

これら合併の詳細について書かれている文献は
・阿賀の里 下巻(昭和60年 東蒲原郡史編さん委員会)
・東蒲原郡史 通史編2(平成25年 東蒲原郡史編さん委員会)
など。
郡史編さん委員会(阿賀路の会の前身に当たる)がまとめたこれら二書は、記述が詳細であり、最もオフィシャルな文献である。

その他、町村合併に関する『阿賀路』の記事は以下のようなものもある。
・第34集 昨年の町村での主な出来ごと 鹿瀬町・合併四十年を祝う等(平成8年 渡部文彦)
・第42集 昭和の町村合併のころのできごと(平成16年 清田三吉)
・第53集 阿賀町合併十年・津川開町四百年記念事業を実施して(平成27年  沢野修)
・第61集 地図で見る東蒲原郡町村の変遷(令和5年 石川治)

市町村変遷パラパラ地図(参考)

市町村変遷をパラパラまんがのように見ることができる面白いサイトがあるので参考までにご紹介する。
全国各地を明治後期(1900年前後)から網羅しており、視覚的に面白くもあり、また参考になる。
なお、前記阿賀路61集の記事も、同様の趣旨で東蒲・明治前期からの町村の変遷を地図上に落とし込んで視覚的に示したものである。掲載図をコピーして切り抜けば、パラパラ地図にすることもできる。


おわりに

平成生まれの若人からすると「平成の大合併」ですら歴史的事柄のように思われるかもしれませんが、また一方で、
70年前の「昭和の大合併」を体験された人生の大先輩の方々もまだまだご健在のことと思います。
昭和中期の出来事についても改めて拾い上げ、記録に残していく時期が来ていると感じます。
(文責:石川)

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