Fugaziの『Repeater & Songs』を聴いてみた
はじめに
僕はライブでのダイブモッシュが苦手な節がある。
でも、ハードコアの音圧と空気感は好きだ。
だから、モッシュがないハードコアバンドってないのかなっと思って検索をかけた、するとポストハードコアのバンドでダイブモッシュを禁止していたバンドがあるらしい。それがこのバンドだった。
調べると活動の内容が理性的で芯があるバンドだなと思った。
なんか勢いだけでパンクだみたいなの見飽きたし興味あった。
先々月くらいに流し聞きして気に入ってたからしっかり聴く。
Turnover
これ聴いたとき好きなバンドだってわかった。
音像もバランスが良くて聴きやすいし、歌詞の思想がシンプルに伝わってくるのが好印象。
Repeater
イントロがのベースラインがメロディアスかつドラムと絡んで好き。
ギターのリフはキャッチー。
キメもしっかりあって印象に残る。
ライブ映像ではギターがピックスクラッチを細かく使う。
ブリッジの後ろを弾きまくるの俺もやろー、
Brendan #1
またもベースのメロが引っ張るイントロ。
でギターリフが乗る。パートの役割が前曲と同じだからいい繋ぎになってる。
Merchandise
比較的重めの曲。統制が取れていて大事故が起こらない安心感がある。
2分手前くらいからベースがメロを取ってくる。この歪んだギターの中で綺麗目なベースが抜けてくるのが癖になる。
Blueprint
”blueprint”は”設計図”と、計画されたものに対して使われる。
即興演奏”improvisation”と対義語にもなる。
流行りや政府が提示するこれをすれば正しいとされる設計図を受け入れて生きていていいのか?という問題提起。
Sieveve-Fished Find
このバンドって意外とギターもベースも歪んでないよね。
サステイン部の歪みが薄いから手数で音圧出してる。
ベースの刻み!!
Greed
同じ歌詞を繰り返すパンクにしては拍を空けたりする冷静さも持ち合わせているのが面白い。
Two Beats Off
広がるスネアを中心に比較的落ち着きがある。
ずっとツービートじゃなくてこういうのが挟まるから他の曲の疾走感が出る。
Styrofoam
タイトルの“発泡スチロール”はドラッグのスラングとしても使われるそう。
この曲はボーカルのキャッチーさが控えめ。
ギターリフは分かりやすいがボーカルのメロは頭に残りづらい。というよりこれまでポップ過ぎたのか?
Reprovisional
ベースの手数が減って結構空いて聴こえる。
ドラムもエイトビートは叩いてるけどフィルも最低限。
ミニマルなハードロック?
Shut the Door
イントロから良いね、やっぱりベースが誘導してくれてる方が好みかな、
緊張と開放の迫力が存分に伝わるライブ。
ハウリング操作が極まっている。ピッチ操作ができるエフェクターで演奏してるようだ。
Song #1
本来はここからはRepeaterより先にリリースされている。
『Repeater』の楽曲よりキャッチーでギターの音作りも音圧が出るように出来ている。ただあの絶妙な空白と緊張感が欲しく思えてくる。個性的ではない。
Joe #1
ハイハット、野太いベース、ギターに加えてグランドピアノ?っぽい音がギターとユニゾンする。ピッチ系のエフェクターかな?
歌詞も無いしシンプルな構成だけどお気に入り、テンション上がる。
Break-In
二人のボーカルによって盛り上がっていく曲。
こんな大声で歌うならもうちょいベース音量上げたいのは自分だけ?
おわりに
ハードコアで情熱的ではあるが凄い冷静な面も感じ取れて、新鮮なバンドでした。といいつつこの記事書き出してから出すまでに2か月くらい空いてるから結構聴いたけどね。
ギターリフの曲もあるけどベースラインが程良くていい。
「Shut the Door」のドラムは必見だし、まだ有名曲以外知らない人にもおすすめしたい。
