数字に追われて壊れちゃった、理容師の話をしよう。
先日、理容師の方の相談で話した内容を簡単にまとめてみました。
同じような悩みを持っている方もいるかもしれません。参考になればと思います。
誰か一人でも、「あっ、自分だけじゃないんだ」と思えたなら嬉しいです。
月商100万円?
そんな数字に振り回される必要はありません。
理容師、美容師として独立したのは、売上の数字に追われるためではないはずです。
ワンオペで月商100万円?
確かに、戦略次第で達成できる人もいるかもしれません。
でも、それが本当にあなたの望んでいる未来でしょうか?
数字だけを目標にすると、必ず「何か」が犠牲になります。
・好きな仕事のはずが、「数字のための労働」になる
・心から接したいお客様にも「効率」を求めるようになる
・自由を求めて独立したのに、会社員時代以上に縛られる
これで本当に「豊か」と言えるのでしょうか?
「戦略」が必要?
もちろん、経営には考えが必要です。
でも、どれだけ緻密な戦略を立てたところで、 あなたの心がすり減っていたら意味がありません。
ビジネス書やセミナーで語られる「正しい順番」や「5つの柱」。 それが万人に当てはまると思っていたら、それこそ幻想です。
あなたが理美容師として選んできた道には、 もっと泥くさくて、もっと人間くさい、 唯一無二のやり方があるはずです。
「経営者の視点を持て」?
確かに大事な言葉です。 でもそれって、何かを「切り捨てる」言い訳になってませんか?
技術を高める時間も、お客様とじっくり向き合う時間も、 あなたが「理美容師として大切にしてきたもの」も。
経営者の視点を持てば持つほど、 「理美容師としての誇り」が薄れていくなら、本末転倒です。
廃業率90%?だからどうした?
厳しい現実?そんなの最初からわかってる。
その数字をちらつかせて不安をあおり、 「あなたの未来のために」なんてキレイごとで導かれるくらいなら、 自分の失敗は自分で決めた方がマシです。
成功率よりも、納得して続けられるかどうか。
大事なのは、他人に決められた「成功の定義」に乗ることじゃなく、 自分が「やりたいと思える働き方」で毎日を満たすことじゃないですか?
「100万円がゴールじゃなくてもいい」って言うけど…
じゃあ最初から押しつけるなって話です。
月商100万円をチラつかせて期待を煽り、 最後に「それがすべてじゃない」なんて逃げ道を作る。
結局、「安心して暮らしたい」という本音を利用して、 もっと頑張らなきゃと焦らせてるだけ。
あなたには、あなたのやり方がある。
人と比べなくていい。
数字に振り回されなくていい。
マーケティングの言葉より、 あなたが毎日、
目の前のお客様と向き合うその姿こそが、 何よりの「戦略」であり「強み」です。
