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未来が見えない時代に…「信用で仕事が回る人」になるという生き方

店の看板が消えても生きていけるか?

理美容師が今こそ身につけたい

「生身の信用力」


最近、理容師仲間からこんな声を聞きました。

「この先、お店って本当にずっと続けていけるのかな…」

「もし今の場所で働けなくなったら、自分は何ができるんだろう」


その気持ち、痛いほどわかります。


学生は就活に不安を抱え、会社員は定年や老後に不安を感じる。

そして私たち理美容師もまた、「この仕事をこのまま続けていけるのか」と、漠然とした不安を抱えている。

今の日本は、どこを見渡しても不安だらけです。

それでも私たちは、毎日ハサミを持って、お客様の髪に向き合っています。

それでもやっぱり、将来への不安が心のどこかに残る……。

誰にも頼らずに生きる力、「生身の信用力」とは?

理美容師として本気で大切にしたいと思っている一つの力があります。

それは「生身の信用力」

独立する予定があるとか、フリーランスになるつもりがあるとか、そういう話ではありません。

要はこういうことです。

明日からこのお店の看板が消えても、自分の名前で仕事を続けていけるか?

これが「生身の信用力」です。

この力があれば、たとえお店を辞めることになっても、職場がなくなっても、ゼロから再出発できる。

逆にこの力がなければ、たとえ技術があっても、居場所を失った瞬間に立ち止まってしまう。

だから私は、この力を「不安定な時代を生き抜く筋力」だと思っています。

フリーランス理美容師が増えている現実

最近では、場所を借りて自分で客を呼ぶフリーランス理美容師や、訪問理容に特化して自由に動く人も増えています。

彼ら・彼女らを見て思うのは、

やっぱり「すごいな」ということ。

ひとりで複数の現場を回し、お客さんとの信頼関係を自分で築き、スケジュールも管理して、集客もする。

まさに小さな一人経営者です。

「自分には無理…」と感じる人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。


ある経営者が言っていました。

「職場で半分より上の仕事ができれば、誰でも独立できる」と。

まずは自分の職場でエースになることが、何よりの第一歩だと今でも思っています。

理美容師が「名刺を個人名に変えても困らない」状態とは?

例えば、今使っている名刺。
そこに自分の名前と電話番号だけが書いてあったとしても、何の問題もなく仕事を続けられる…そんな状態が理想です。

・あなたに髪を切ってもらいたいと思うお客様がいる
・声をかけてくれる同業者や仲間がいる
・紹介される技術や人柄がある

それらすべてが、お店の看板ではなく、あなた自身が持つ「信用」です。


それがある人は、環境が変わっても怖くない。

「心・技・体」のバランスで磨け

技術だけではダメです。

接客・人間力(=心)、体力・健康管理(=体)、そしてもちろん技(=技術)。

この3つがバランスよく備わってこそ、「お客様に選ばれ続ける人」になれる。

生身の信用力とは、ただ腕がいいだけの話ではありません。

理美容師として自立している”ということです。

最後に


明日、もしお店が閉まっても…

「もし明日、今の店がなくなっても、お客様にまた来てもらえるだろうか?」と、時々自分に問いかけてみてください。

この問いに、「うん、たぶん大丈夫」と答えられるように、日々の仕事を積み重ねてみてください。

フリーランスになるかどうかは問題じゃない。

大事なのは、「看板がなくなっても生きていける力を、自分に備えておくこと」。

霧が晴れないこの時代に、たったひとつ、自分の足で前に進める力。

それが生身の信用力なんだと思います。

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