「“教皇”とは一体、誰なのか?」——フランシスコ教皇逝去の報に寄せて
こんにちは
最近テレビで報道されている
ローマ教皇の死去
僕はローマ教皇について
何も知らなかった
先日、ローマ・カトリック教会の最高指導者であるフランシスコ教皇の訃報が世界を駆け巡った。テレビやSNSでもそのニュースは広く取り上げられ、「平和の使徒」「異端をも包み込む包容者」と称された彼の死を悼む声が世界中に広がっている。
けれども、あなたは「教皇とは何か」と聞かれて、正確に答えることができるだろうか?
「ローマ法王」とも呼ばれるが、それはどんな権力を持ち、何を象徴する存在なのか?
そもそも、どうやって教皇は選ばれるのか? なぜフランシスコは“史上初”づくしの教皇だったのか?
そして、日本の「天皇」とはどう違うのか?
宗教に関心が薄い人でも、今、注目すべき理由がある。
上映中の映画『教皇選挙』では、その選出の舞台裏がドラマチックに描かれているが、それだけでは見えてこない歴史と背景があるのだ。
本記事では、フランシスコ教皇とはどんな人物だったのかを入り口に、「教皇」という存在の本質、ローマ・カトリックの権力構造、そして日本人がそれをどう見るべきかを、歴史的視点と比較文化論を交えて深く掘り下げていく。
目をそらせば見逃してしまう——
けれど一度知れば、世界史と現代が一気に繋がる。
そんな視点を、あなたに。
【第1章】教皇とは何か:制度・歴史・権力構造
「教皇(Pope)」とは、ローマ・カトリック教会において最高の地位を持つ宗教的指導者であり、同時にバチカン市国の元首という国家的な役割も担う人物である。その肩書きには、「神の代理人」「キリストの地上での代理」「聖ペトロの後継者」といった複数の宗教的称号があるが、いずれも教皇の本質を物語っている。
起源:ペトロの椅子
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