仕事の早さと、動きの速さは比例しない。
若い頃、
後輩のパーマのヘルプについた事がある。
とにかく後輩はバタバタしていた。
一つ一つの動きはめちゃくちゃ速い。
スライスをパッと取る。
でも、また取り直す。
シェープする。
シェープする。
まだシェープする。
ペーパーをバッ!と取る。
そして落とす。
拾う。
またやり直す。
動きだけ見たらめちゃくちゃ速い。
でも、
なかなか一本が巻けない。
途中から僕も面白くなってきて、
二人で笑ったのを今でも覚えている。
この一件のお陰で、
早い仕事の概念が僕の中で確立した。
仕事を早くしようとすると、
とにかく速く体を動かしてしまう場合がある。
動きが速いことは悪いことじゃない。
物理的に必要な時もある。
僕もどちらかというと、何でも速くやりたい方だ。
ただ、仕事の場合
仕事の早さと動きの速さは比例しない事が多い。
仕事が終わらない人ほど、
計画を立ててなかったり、
先にイメージを作らずに、とりあえず始めてたりする。
だから、
→途中で違うことが気になる。
→そっちをやる。
→また戻る。
→分からないまま進める。
🌀後から確認して、結局やり直す。
本人はずっと動いているから、
ものすごく仕事をしている感覚にはなる。
でも、前にはあまり進んでいない。
これが現実だ。
とにかく無駄な動きを減らす。
そうした方が早い。
焦って10歩進んで5歩戻るくらいなら、
一度考えて、最短の7歩を進んだ方が早い。
大事なのは、
どれだけ速く動いたかじゃない。
どれだけ無駄なくゴールに辿り着いたか。
ずっと走り続ける必要なんてない。
止まるところでは止まる。
走るところでは走る。
書いてて思った、メッシみたいだ。
仕事が早い人は、
動きが速い人じゃない。
無駄な動きが少ない人だ。
僕は、
ただ忙しそうに動く人ではなく、
スマートに確実に、
前に進む人でありたいと思っている。
