見出し画像

子どもに「ちょっと待って」と言うほど、あとで自分が責められる理由

子どもに「ちょっと待って」と言う場面は、毎日のようにあります。

料理をしているとき。

洗濯物を片づけているとき。

仕事の連絡を返しているとき。

出かける準備をしているとき。

子どもは話しかけてきます。

「見て」

「聞いて」

「これやって」

「一緒に来て」

そのたびにすぐ応えられればいいのですが、現実には難しい日があります。

だから「ちょっと待って」と言う。

でも、その言葉を何度も言ったあとで、なぜか自分の方が苦しくなることがあります。

子どもを待たせたことが、あとで罪悪感として残るからです。

「ちょっと待って」は便利だけど、終わりが見えにくい

大人にとって「ちょっと待って」は自然な言葉です。

今すぐは無理だけど、あとで対応するつもりがある。

そういう意味で使います。

でも子どもにとっては、「ちょっと」がどれくらいなのか分かりにくいことがあります。

1分なのか。

5分なのか。

ご飯が終わってからなのか。

結局忘れられるのか。

子どもは時間の見通しを大人ほど持てません。

だから、何度も「ちょっと待って」と言われると、不安になったり、さらに強く呼んだりすることがあります。

こちらは忙しいから待ってほしい。

子どもは分からないから何度も呼ぶ。

このすれ違いが続くと、親の方もだんだん疲れていきます。

「ちょっと待って」と言いつつ寝るまで遊んでやることができなかった日などは何度もある。

そう言ったことがあると毎度夜に反省していました。

待たせることより、忘れてしまうことがつらい

子どもを待たせること自体が、必ず悪いわけではありません。

親にも用事があります。

家事も仕事もあります。

すべてを子ども優先にすることはできません。

ただ、つらくなるのは、待たせたあとに忘れてしまったときです。

「あとでね」と言ったのに、結局聞けなかった。

「ちょっと待って」と言ったまま、別の用事に移ってしまった。

子どもがもう言わなくなってから、思い出した。

このとき、親は自分を責めやすくなります。

あのとき聞いてあげればよかった。

寂しい思いをさせたかもしれない。

自分はちゃんと向き合えていないのではないか。

そう考えてしまいます。

待たせるなら、戻るタイミングを言葉にする

「ちょっと待って」を少し楽にするには、戻るタイミングを言葉にします。

「このお皿を洗ったら見るね」

「この電話が終わったら聞くね」

「時計の長い針が6になったら一緒にやろう」

「玄関に行く前に一回見せて」

具体的にすると、子どもも待ちやすくなります。

親も忘れにくくなります。

大事なのは、完璧にすぐ応えることではありません。

待たせたあとに戻ることです。

戻る約束があるだけで、「後回しにした」という罪悪感は少し軽くなります。

戻るタイミングを必ず言うようになりました。

自分にもそうですが、子供に「もうお掃除終わってるじゃん!」など言われて自分の約束などを思い出すこともあった。

宣言すると言うことは自分はもちろん、相手も認識してもらうことで意識が高まります。

一言だけ先に受け取る

忙しくて全部は聞けないときでも、一言だけ先に受け取ることはできます。

「見てほしいんだね」

「それ、あとで聞くね」

「今すぐ行けないけど、覚えておくね」

「大事な話なんだね」

これだけでも、子どもは完全に無視されたとは感じにくくなります。

親も、ただ遮った感覚が少し減ります。

子どもの要求を全部受け入れる必要はありません。

ただ、子どもの気持ちだけ先に受け取る。

それだけで、待たせる時間の意味が変わります。

忙しい日ほど、戻る仕組みを作る

忙しい日は、気持ちだけで覚えておくのは難しいです。

だから、戻る仕組みを作っておくと楽になります。

キッチンタイマーを使う。

スマホに短いメモを残す。

子どもに「終わったらもう一回言って」と頼む。

やることが終わったら、最初に子どものところへ行く。

小さな仕組みで十分です。

親が自分を責めるのは、子どもを大切に思っているからです。

でも、責め続けても次は楽になりません。

「ちょっと待って」と言う日があってもいい。

その代わり、できる範囲で戻る。

それが、忙しい日でも子どもとの関係を重くしすぎない方法だと思います。


人間関係が楽になる方法をまとめています。
下のリンクからよろしければ一読ください。



いいなと思ったら応援しよう!