【ポケカ】ストームエメラルダのシールド戦構築論 - ドロソを積みすぎてライブラリアウトで負けた話
「メガエルレイドex SARゲットバトル」に参加してきました。
結論から言うと、構築自体はかなり理想に近いものが組めました。サポートは引いた分を全採用、ぼうけんのランタンも確保、エネルギーも厚め。シールド戦のセオリー通りの「事故らないデッキ」です。
それで、ライブラリアウトで負けました。
デッキが回りすぎて、山札が先に尽きたんです。この負け方は構築段階ではまったく想定していませんでした。この記事では、その反省も含めて、ストームエメラルダのシールド戦の構築論をまとめます。
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まず押さえたい、今回のシールド戦の特徴
ストームエメラルダのカードプールで意識すべきは、「動けないターンを作らないこと」が何より大事な環境だということです。理由は大きく3つあります。
① ポケモンのサーチ手段が少ない
構築戦のハイパーボールのような、好きなポケモンを安定して持ってこられるカードがほとんどありません。参加賞のポケパッドは強力ですが、対象は「ルールを持たないポケモン」のみ。exやメガシンカexは基本的に素引きするしかありません。
② 入れ替え札がない
従来のシールド戦ではポケモンいれかえが収録されていることが多かったのですが、今回はそれがありません。つまり、逃げエネルギーの重さが勝敗に直結します。バトル場で置物になったポケモンを退かすコストは、そのまま攻撃の遅れになります。
③ エネルギー供給手段が少ない
エネ加速がほぼないため、基本的には毎ターン手札から1枚ずつ貼って育てることになります。今回のシールド戦における「事故」とは、手札が少ないことではなく、エネルギーが貼れず攻撃できないターンが続くこと。ここを構築段階でどれだけ潰せるかが勝率に効いてきます。
だからこそ私は、事故を徹底的に潰す方向に構築を寄せました。それが冒頭の負けに繋がるのですが、その話は後半で。
構築は「トレーナーズから」決める
40枚の構築は、トレーナーズ → ポケモン → エネルギーの順で決めると軸がぶれにくいです。
必須級の2枚

ポケパッド(グッズ)
非ルールポケモンを山札から確定サーチ。「たねが引けずに動けない」というシールド戦で一番多い負け筋を直接減らせます。参加賞で全員が使えるカードなので、これは迷わず採用。
ガイ(サポート)
無条件で3枚ドロー。今回のプールのサポートは条件付きのものが多い中、無条件で使えるドローソースはこれが最安定です。
サポートは引いたら全採用
今回のサポートはどれも強いので、引いたサポートは全採用でいいと考えています。
「伝説」スタジアムはギリー次第で採用圏内

「伝説」のスタジアムは2枚揃って初めて本領を発揮する設計なので、基本的には採用を見送りがちなカードです。ただし、ギリーを引けているなら話は別。同一ペアで2〜3枚採用する選択肢が出てきます。
40枚のデッキにおいて3枚分のデッキ圧縮ができるのは強く、ギリーからスタジアムに触れる動きも含めて評価できると考えています。
ポケモンの評価
exは「何が出たか」でほぼ決まる
前提として、15パック剥くとexは2枚(種類別)出るケースが多いです。ここで何を引けるかがデッキの軸を決めます。
ほぼ確定で採用したいのはこの3体。

ライコウex
メガレックウザex
メガグソクムシャex
この中のどれかが出たら、迷わずそれを軸に据えて構築を始めていいと思います。
非エクの主役は雷・炎の進化ライン
非ルールのポケモンで揃っていたら採用したいのが、タイカイデン・エレキブル・ブーバーンの進化ラインです。

タイカイデン
ワザ「シュウゲキ」が優秀です。今回はたねポケモンの採用が少なめのプールなので、相手が初動でベンチを立てられていないときに、そのまま速攻で片付けられる展開が実際にありました。

エレキブル
メガレックウザexへの回答として用意しておきたい1体。非エクでワンパンがかなり現実的に狙えるのがエレキブルです。相手のレックウザに対する明確なプランを持てるかどうかは大きいです。

ブーバーン
基本はエレキブルとセットでの採用になりますが、ブーバーンが単体で立った場合でも、特性のエネ加速のおかげでヒートスタンプはかなり余裕で打てました。単体でも仕事をしてくれます。
この3体を使うなら「ぼうけんのランタン」は必須

タイカイデン・エレキブル・ブーバーンを採用するなら、ぼうけんのランタンは必須採用です。雷・炎の2色を無理なく回すための生命線になります。
エネルギーの考え方
色数は、軸になるexと同系統のエネに加えて、引き当てた非ルールの主要ポケモンに合わせて最大3色くらいに抑えたいところです。
上記の雷・炎ラインを採用する場合、ぼうけんのランタン前提で
炎エネ:5枚
雷エネ:5枚
軸のexのエネ:プラス5〜7枚
あたりが理想的な配分になりそうです。合計15〜17枚で、エネが貼れないターンを作らないラインを確保できます。
40枚の構成比
公式の推奨はポケモン15・トレーナーズ10・エネルギー15ですが、エネ供給が少ない環境特性を踏まえると、少し調整したほうがよさそうです。
| 枠 | 枚数 |
|---|---|
| ポケモン | 15枚前後 |
| エネルギー | 15〜20枚 |
| トレーナーズ | 残り(5〜10枚) |
ポイントはエネルギーを公式推奨より厚めに取ること。ドローとエネ供給の手段が少ない今回は、「毎ターン貼って攻撃する」という最低限の動きを確実にするほうが強いです。
で、なぜライブラリアウトしたのか
ここで冒頭の話に戻ります。
私の構築は、サポート全採用+ぼうけんのランタン採用で、事故という観点ではほぼ完璧でした。実際、動けないターンはほとんどなかった。ただ、40枚デッキで回転力を上げすぎると、山札は想像以上の速さで尽きます。
ドローが強い構築は事故を減らせる反面、試合が長引いたときに「山切れ」というまったく別の負け筋を抱えることになる。事故を潰すことばかり考えていた自分には、この視点が抜けていました。これは実際にやってみて初めて分かった部分です。
とはいえ、ドロソを削るべきという話ではありません。むしろ逆で、サポートなどのドロソがたくさん用意できそうなときに限っては、メガゴルーグexも軸の選択肢に入ってきます。要は「自分のデッキの回転力がどれくらいか」を把握したうえで、試合展開のプランを持っておくことが大事だということです。
まとめ
今回のシールド戦は「攻撃できないターンを作らない」ことが最優先
構築はトレーナーズ → ポケモン → エネルギーの順。サポートは全採用、ギリーがいるなら伝説スタジアムも採用圏内
exはライコウ・メガレックウザ・メガグソクムシャが出たらほぼ確定採用
非エクはタイカイデン・エレキブル・ブーバーンのラインが強い。使うならぼうけんのランタン必須
エネは最大3色まで。雷炎ラインなら炎5・雷5+軸exのエネ5〜7が理想
ただしドロソが強いデッキは、ライブラリアウトという別の負け筋を抱えることを忘れずに
シールド戦は「引いたカードで最善を尽くす」ゲームです。事故を潰した先にもうひとつ落とし穴があった、という私の失敗が、これから参加する方の参考になれば嬉しいです。
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