偏差値30だった私が、英語力の土台を作った方法
高校生の頃、どうしても行きたい大学があった。
しかし現実は厳しかった。
当時の偏差値は30前後。
志望校に合格するには、全教科で偏差値60程度が必要だった。
今思えばかなり無謀な挑戦だったと思う。
ただ、当時の私は「無理だ」とはあまり考えていなかった。
それよりも、
「どうすれば追いつけるか」
ばかり考えていた。
⸻
偏差値35の人間に勉強法を選ぶ余裕はない
受験勉強の記事では、
・おすすめ参考書
・効率的な勉強法
・最短ルート
のような話をよく見かける。
しかし当時の私には、そんなものを比較検討する余裕はなかった。
そもそも英語ができなさすぎたからだ。
単語も怪しい。
長文は読めない。
文法も曖昧。
勉強法以前の問題だった。
だから考えたのはシンプルだった。
「まずは英語に触れる量を増やそう」
それだけだった。
⸻
まずは単語を徹底した
当時の私は、中学生レベルの単語ですら怪しかった。
長文が読めないのも当然だった。
だから最初にやったのは単語。
文法より先。
長文より先。
ひたすら単語。
結果として、一ヶ月後には英検2級に合格できた。
合格点をわずか1点上回っただけのギリギリ合格だったが、それでも大きな自信になった。
⸻
長文を30回以上音読した
単語の次にやったのが音読だった。
やり方は単純。
まず問題を解く。
次に精読する。
構文を理解する。
そして音読する。
最低30回。
今振り返っても、この習慣が英語力の土台を作ったと思う。
読む速度は明らかに上がった。
以前なら一文読むだけで止まっていたのに、少しずつ前から理解できるようになった。
⸻
今振り返ると、一番大事だったのは勉強法ではない
ここまで読むと、
「単語と音読が良かったんですね」
と思うかもしれない。
もちろん効果はあった。
ただ、今振り返るともっと大きな要因がある。
それは、
行きたい大学があったこと。
当時の私は英語が好きだったわけではない。
勉強が趣味だったわけでもない。
ただ、その大学に行きたかった。
だから単語を覚えた。
だから音読した。
だから続いた。
もし明確な目標がなければ、おそらく途中でやめていたと思う。
⸻
ただし、大きな反省もある
実は、この勉強法には欠点もあった。
私は発音を軽視していた。
発音記号もほとんど勉強していない。
音読も自己流だった。
その結果、読む力は大きく伸びた。
しかし、聴く力は思ったほど伸びなかった。
今なら間違いなく発音から学ぶ。
少なくとも、音源を徹底的に真似する。
もし目的が受験だけでなく、将来的なリスニング力の向上にもあるなら、この点は見逃さない方がいい。
⸻
まとめ
偏差値30だった私が英語力の土台を作るためにやったことは、
・単語の徹底
・精読
・音読30回
この3つだった。
特別な才能があったわけではない。
画期的な勉強法を知っていたわけでもない。
ただ、基礎を繰り返した。
そして何より、行きたい大学があった。
今でも、英語学習で最も大切なのは「最強の勉強法」を探すことではなく、「続ける理由」を持つことだと思っている。
