TOEIC150点の私を救ったのは、高校の問題集を捨てたから
英語を勉強しているのに、何から手を付ければいいのかわからない。
参考書を開いても理解できない。
頑張っているのに前に進んでいる気がしない。
私もそうでした。
高校に入学した頃、TOEICは150点でした。
中学英語のテストで3点を取ったこともあります。
英単語はわからない。文法もわからない。長文なんて当然読めない。
そんな私が最初にやったのは、勉強を増やすことではありませんでした。
むしろ、あるものを捨てることでした。
悩み
英単語を見ても意味がわからない。文法も基本がわかっていない。長文を読んでも何が書いてあるのか全くつかめない。
「何から手をつければいいのかわからない」
これが当時の一番の悩みでした。
当時の失敗
最初に買ったのは、高校用の長文問題集でした。
中学レベルにすら達していないのに、いきなり高校の長文を解こうとしました。
当然、わからない単語ばかり。文法もわからないから、なぜその答えになるのかも理解できない。
それでも「これをやれば伸びるはず」と思い込み、解いては間違える。間違えても、なぜ間違えたのかすらわからない。
正直、その問題集を手放すのは怖かった。せっかく買ったし、高校生なんだから高校レベルをやるべきだと思っていました。
でも何週間続けても前に進まなかった。
今思えば、私は英語と戦っていたのではない。自分のプライドと戦っていました。
転機
このままでは何も進まないと気づき、その問題集を手放しました。
代わりに買ったのは、中学英文法の本でした。
高校生なのに、中学英文法の本を買いました。
正直、かなり抵抗がありました。周りは難しい長文を解いているのに、自分だけbe動詞からやり直していたからです。
それでも中学から高校までの6年分、単語・熟語・文法を全部やり直すことにしました。
単語帳はDUO Select、DUO 3.0の2冊。使い方ごと染み込ませる意識で音読しました。文法はフォレストを使いました。
これに4〜5ヶ月かけました。長いと感じるかもしれません。でも、ここを飛ばしたまま先に進んでも、同じところで詰まり続けることはわかっていました。
気づき
土台ができてから、長文読解に戻りました。英検やセンター試験の模試、問題集を使いました。
ここで重要だったのは、解いて終わりにしないこと。一つの問題を解いたら、最低でも30回、多い時は100回音読しました。
土台があったからこそ、この音読が効きました。意味がわかる文章を繰り返し声に出すことで、文法も語彙も、体に染み込んでいくのを感じました。
結果、卒業前には偏差値60台後半、TOEIC600相当まで伸びました。
あのとき私が捨てたのは、問題集だけではありません。
「難しい教材をやれば英語は伸びる」という思い込みでした。
TOEIC150点の私に必要だったのは、難しい参考書ではなかった。
中学英語をやり直す勇気だった。
