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英検1級に合格しても、「試験勉強」は戻しませんでした

英検1級に合格した今の方が、勉強時間は減りました。

でも、不思議なことに英語力は今の方が伸びています。外国人との会話が以前より続くようになりましたし、英語で考える時間も増えました。

きっかけ


英検1級には2回落ちました。

当時は「もっと過去問を解けば受かる」と思っていました。でも、試験対策を増やしても英語力そのものが伸びている感覚はありませんでした。

そこで方針を変えました。試験対策を最小限にし、CNN EEを聴き、洋書を読み、外国人と話す時間を増やしました。

最初は不安でした。「こんな勉強で本当に受かるのか」と何度も思いました。

それでも合格できました。私には、試験対策を重ねるよりも、英語力そのものを伸ばす方が合っていました。合格できたことで、その確信が深まりました。

実際にやめたこと


私がやめたのは、

・毎日過去問を解くこと
・英検専用単語帳を何周もすること
・制限時間を測って演習すること

こうした「試験で点を取るためだけ」の勉強です。合格した後もそれを続ける理由はありませんでした。

代わりに毎日やるようになったこと

一つ目は、新しい会話表現を覚えることです。

英検では高得点につながらないかもしれません。でも外国人との会話では、単語よりこうした自然な表現の方が何倍も役立ちました。試験英語と実際に使う英語の間には、想像以上のギャップがありました。

二つ目は、アニメを英語音声で見ることです。

教材では聞き取れなかった、感情のこもった英語に慣れるためです。実際の会話は試験音源よりこちらに近いと感じています。感情と一緒に音を覚えると、リスニングの精度が変わりました。

三つ目は、自分の興味ある分野の洋書を読むことです。

試験対策の長文では身につかなかった表現や考え方に触れられるようになりました。英語を勉強としてではなく、情報を得る手段として使えるようになったのは、洋書を読み始めてからです。

試験に受かるための勉強と、英語ができるようになる勉強は、必ずしも同じではありません。

だから私は今日も、「試験のため」ではなく、「英語を使うため」の勉強を続けています。

英検1級は、私にとってゴールではありませんでした。英語を楽しみながら使い続けることの方が、ずっと価値があると今は感じています。

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