TOEIC900だった私よりも、スコアの低い友達の方が英語を話せた話
TOEICのスコアは伸びているのに、英語が話せる気がしない。
単語も覚えた。問題集も解いた。スコアも上がった。
それなのに、洋画は聞き取れない。外国人を前にすると言葉が出てこない。
「本当に英語力は伸びているんだろうか」
そんな違和感を抱えながらも、私は見ないふりをしていました。
なぜなら、TOEIC900というスコアを持っていたからです。
自分は英語ができる側の人間だと思っていました。
でも、その思い込みが崩れる出来事がありました。
あの日の出来事
今思えば、兆候はありました。洋画を字幕なしで見てもほとんど分からない。外国人と話す機会があっても会話が続かない。それでも私は「TOEIC900だから英語はできる」と思い込んでいました。
そんなある日、友達と外で遊んでいたとき、数人の外国人から道を聞かれました。
道は知っていた。日本語なら即答できた。
「Go straight…?」
そこから先が出てこなかった。頭の中に言葉はあるはずなのに、口が動かなかった。
隣にいた友達が、普通に道案内をしていました。スムーズに、自然に。
違和感の正体
正直、少しショックでした。
TOEICのスコアなら自分の方が高い。英単語も自分の方が知っている。でも実際に外国人と話せたのは彼だった。
その現実を、認めたくありませんでした。
英語サークルに入っていたわけでもない。留学経験もなかった。むしろ英語の勉強に熱心というイメージすらなかった。
後から聞いて初めてわかりました。オンライン英会話をやっていた。瞬間英作文もやっていた。洋画も字幕なしで見ていた。
彼は英語を「解くもの」ではなく、「使うもの」として勉強していた。
私は英語を勉強していたつもりだった。でも実際はTOEICを勉強していただけだった。
そこから変えたこと
試験問題を閉じました。
代わりに、本物の英語に触れる時間を増やしました。
TOEIC900は無駄ではなかった。
でも、あの日までの私は英語を勉強していたのではない。
TOEICを勉強していただけだった。
