agodaで2回返金を勝ち取った僕の全手順|詐欺といわれても仕方ないくらい不透明な仕組みから身を守る防衛マニュアル
agodaで「朝食付き」のバナーをクリックして予約したのに、チェックインしたら「食事なしプラン」になっていたことがある。
サポートに連絡して「ログを確認してくれ」と頼んだら、「朝食付きだったことは確認できません」と返された。
普通ならここで泣き寝入りするところだけど、僕は予約時にスクリーン録画を撮っていた。
それを見せたら、やっと返金してくれた。
僕は13年以上、旅行のコスパを研究し続けている。
skyscanner、agoda、trip.com、Booking.com、モッピー。
使えるものは全部試して、どうすれば1円でも安く、損せずに旅行できるかを追求してきた。
その中で気づいたことがある。
agodaは検索の精度が高くて、ホテルを探すツールとしては優秀。
でも、予約の仕組みには「知らないと損する罠」がいくつも仕込まれている。
僕はこれを「詐欺といわれても仕方ないくらい不透明な仕組み」だと思っている。
違法じゃない。でも、知らない人からだけお金を余分に取る仕組みが、構造的に組み込まれている。
この記事では、agodaの不透明な仕組みと、それを完全に防ぐ方法をまとめた。
さらに、万が一トラブルが起きた時に返金を勝ち取る「チャージバック」という最終兵器の使い方まで、全部書いてある。
ちなみに朝食バナーの件は、今はUIが変わって解消されている。
でも、こういうことを平気でやる会社だということは覚えておいてほしい。
そして、今も続いている罠は、もっと気づきにくい形で仕込まれている。

この記事を読むと、こう変わります
・agodaの「後で支払い」で毎回上乗せされていた約10%を完全に回避できるようになる
・キャッシュバックの取りこぼしがゼロになる(リマインダー設定の具体手順付き)
・予約前にスクリーン録画する習慣がつき、トラブル時に証拠で主導権を握れるようになる
・万が一のトラブルでも、チャージバックで返金を勝ち取れる手順がわかる
・OTA使い分けフローで、毎回の旅行予約が本当に安くなる
agodaの不透明な仕組み -- 知らないうちに損する3つのトラップ
agodaが安いから使っている、という人は多いと思う。
僕もそうだった。
でも、その「安さ」の裏側を知った時は正直引いた。
1つずつ見ていく。
「後で支払い」の為替トリック -- 表示額より約10%高くなる仕組み
agodaで海外ホテルを予約する時、「後で支払い」という選択肢が出てくる。
一見便利そうに見えるけど、これが1番の罠。
agodaの「後で支払い」では、ブルームバーグレート+5%という独自の為替レートが適用される。
さらに、現地通貨→米ドル→日本円と多重に換算される。
実際に報告されている例だと、支払い日の実勢レートがEUR/JPY=約123円だったのに、agodaの独自レートではEUR/JPY=約135円で請求されていた。
約10%の上乗せ。
為替レートは時期によって変わるけど、「ブルームバーグ+5%+多重換算」の仕組み自体は変わっていない。
10万円の予約なら1万円余計に取られる計算になる。
これ、表示画面では日本円でしか見えないから、気づかない人がすごく多い。
実は僕もこの罠を通ってきた。
後で支払いを選んで、請求額を見て「あれ?」となった経験がある。
差額は後述する方法で取り返した。
正直に言うと、時間に対する対価としてはそこまで効率がいいとは言えない。
電話によっては10〜20分で返金してもらえるけど、そもそもそういう工数をかけたくない人もいると思う。
でも、旅先で詐欺みたいなことをされると、たとえ少額でもずっと引きずる。
僕はそういうタイプなので、多少時間がかかっても見過ごさずにきっちり取り返すようにしている。
感情的に許せるなら、時給効率で「やる/やらない」を判断した方がいい。
500円の差額に10分かけるなら時給3,000円。人によっては「別にいいか」となると思う。
でも、agodaの思うツボにハマるのが嫌すぎて行動するタイプの人には、この記事は特に合っていると思う。

キャッシュバックの罠 -- 「うっかり」を狙う仕組みが多すぎる
agodaには宿泊後に3〜10%のキャッシュバックがもらえる仕組みがある。
これがあるからagodaが最安に見える、という人も多い。
でも、このキャッシュバックには落とし穴がいくつもある。
しかも毎回キャッシュバックが付くわけではない。対象外のプランも普通にある。
まず、申請できるのは宿泊後〜60日以内。
そして120日で権利が消滅する。
申請のお知らせメールも来るけど、わかりにくい。
冷静に考えてほしいんだけど、キャッシュバックに「申請」が必要なこと自体がおかしくないか。
普通のポイント制度は決済後にすぐ付与される。
でもagodaは宿泊から60日経たないと申請すらできない。
これに合理的な理由なんてない。ユーザーの「申請漏れ」を助長するためでしかない。
さらに悪質なのが、キャッシュバックの受け取り方法。
現金とagodaコインの2種類から選べて、agodaコインの方がキャッシュバック額が増える。
「サービス内で使えるからお得なんだな」と思って選んだら、普通に有効期限が設定されている(6ヶ月〜1年)。
僕はこれに気づかず、agodaコインを失効させたことがある。
つまり、キャッシュバック込みで「最安」と表示しておきながら、申請漏れ・コイン失効で実質的に回収する設計になっている。
こういう「うっかり」を狙う罠がこのサービスにはとにかく多い。
1回あたりの金額は数百〜数千円だけど、年に数回旅行する人なら、累計で結構な金額になる。
過去にはこんな手口も -- 朝食バナー詐欺とagodaの体質
冒頭で書いた朝食バナーの件は、2022年当時の話。
「朝食付き」と書かれたバナーをクリックすると、直前で「食事なし」のプランにすり替わるという手口だった。
当時、TripAdvisorの掲示板でも問題になっていた。
今はUIが変わって、この手口は使えなくなっている。
でも、2025年に観光庁がagodaの日本法人に業務改善を要請したという事実がある(出典: 観光庁「宿泊予約サイト(OTA)における旅行者保護に向けた行政指導」2025年 → https://www.mlit.go.jp/kankocho/)。
星野リゾートの代表も公に苦言を呈している。
つまり、agodaは「過去に問題があった会社」ではなく、「今も問題が続いている会社」。
仕組みを理解した上で使わないと、知らないうちに損し続ける。
余談だけど、Booking.comはagodaの親会社(Booking Holdings)。
なので、Booking.comにも同じような体質がある可能性は頭に入れておいた方がいい。
時間がある人は、親会社のCEO Glenn FogelのLinkedInのコメント欄を見てみてほしい。
ホテル事業者からの不満がどの投稿にも書き込まれていて、この会社グループの実態がよくわかる。

でも、泣き寝入りする必要はない
ここまで読んで、agodaを使うのが怖くなった人もいるかもしれない。
でも、そこまでする必要はない。
なぜかというと、クレジットカードには「チャージバック」という、消費者にめちゃくちゃ有利な返金制度がある。
agodaでトラブルに遭っても、この方法を知っていれば取り返せる。
僕は実際にagoda以外のサービスでもチャージバックで返金を勝ち取ったことがある。
具体的な手順は、このあとの有料パートで全部解説する。
価格について
この記事は有料です。
agodaの「後で支払い」で上乗せされる金額は、1回の予約で数千〜1万円。
キャッシュバックの取りこぼしは、年間で数千円。
合わせると、年間で2〜5万円を損している可能性がある。
この記事では、その損失を防ぐ具体的な手順と、万が一の時にチャージバックで返金を勝ち取る方法、そしてOTAの使い分けフローをまとめた。
僕が13年かけて試してきた内容を、ここに全部置いてある。
この記事の価値は「やり方」だけじゃなくて、僕が実際にやった経験にあると思っている。
サポートに電話して返金を勝ち取るとか、チャージバックを申請するとか、やり方自体は調べればわかる。
でも「本当にできるのかな」と思って行動しない人が意外と多い。
成功例があると精神的なハードルが下がる。僕自身がそうだった。
1回の旅行予約で元が取れる内容にしたつもりなので、必要だと感じた方はこの先を読んでみてください。
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