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アンティークで稼ぐ方法🕰️ 京大生が古物商に!?〜仕入れの様子も特別公開〜

こんにちは。双子のトコトコ(姉、京大卒)です。

今回は古物商について書こうと思います。
私は京大生の頃から師匠に弟子入りし、8年以上古物商を営んでいます。累計で数百万円は稼いできました。(古物商免許あり)

古物商は情報が命のため、古物商について記事を出していいのか悩んできましたが、今回リクエストをいただいたので特別に公開します。

古物ビジネスの具体的なノウハウに加えて、特別企画として【古物商とめぐる蚤の市ツアー】を開催します!

12月10日、かつて出店者として出ていた「平安蚤の市」に仕入れに行ってきたのでレポートします。今回は10,000円以上利益が出る商品を発見したので、その商品についても書きました。

古物商はこんな風に仕入れをするんだ!と知っていただければ幸いです。

師匠から学んだ具体的なノウハウを含むため、このnoteは有料とさせていただきます。

事前にノソノソ(妹、東大卒)に見せたところ「こんな大事な情報、有料でも出さない方がいいんじゃない?」と心配されてしまうほどでした。
ランチ1食代と思って、古物商の世界へ誘われてみませんか。

途中までは無料で公開しているので、古道具に興味がある方はぜひご覧ください。多くの方に古道具の魅力が伝われば幸いです。

それでは、ディープな古物商の世界へとご招待いたします🕊️


* 一般的には100年以上経ったものを「アンティーク」と呼びます。ここでは「古いもの」の呼称として「古物(こぶつ)」「古道具(ふるどうぐ)」を使います。
* 古物の売買には古物商免許が必要です。警察に届け出ましょう。

古道具と出会って人生観が変わった

私が古道具と出会ったのは、大学3回生の時です。
それまでは「骨董って、おじいちゃんが趣味でやるやつでしょ」と思っていました。

森林科学科に所属していたため、林業関係の人脈を広げていたのですが、その中で古物商をやっている人に出会いました。古道具の世界は楽しいとその人から聞き、カバン持ちを志願して弟子になりました。

最初に私が売った商品は、木の伐採をしていた時に拾った「コーラの空き缶」です。

コーラの缶って、あの赤くて白い文字のやつ?と思うでしょう。
まさにそれです。

といっても現代の缶ではなく、数十年前のコーラ缶に特有の、ちょっと変わった飲み口の形をしているものです。柄も今のものとは異なります。

見たことのない缶だと思って拾ったものの、だいぶボロボロに朽ちていました。しかもどう売ればいいかわかりません。

師匠に相談したところ、自分のヤフオクのアカウント使って出品していいよと言われたため、さっそく出品してみました。

100円で出品したところ、オークションでどんどん値段が上がり、最終的に2,000円で販売することができました。山で拾ってきた空き缶が2,000円!

この時初めて「ゴミがお金になる」瞬間を目の当たりにしました。

次に売った商品は、これまた山仕事の合間に拾ったビンです。

山には昔の人が捨てたビンがよく落ちています。このゴミ捨て場のことを「ハケ」と呼びます。

ハケ

ハケからビンを拾う行為は、海外では「ボトルディギング」と呼ばれており、立派な大人の趣味に昇華しています。もっとも海外では、井戸の跡をショベルカーで掘る本格的なものもあるそうです。

さて、山に落ちているビンですが、何でも売れるわけではありません。
ビンの種類や年代によって「売れる」「売れない」が分かれています。

と言ってもこの頃の私は目利きができなかったので、売れそうだと思ったものをひたすら販売しました。

ハケに落ちているビンは数百円が基本相場ですが、たまにバケモノ級に高値がつくものがあります。特に色付きの薬瓶、ペロペロ、ウランガラスが狙い目です。

先ほどのハケで拾ったインク瓶は2,800円で売れました

古道具の世界に足を入れたばかりの私でも、ビンを数回拾っただけで1万円くらいの売上が出ました。しかも山に落ちていたものなので、原価は0円です。

ただの山が宝の山に見えた瞬間でした。

*ビンの採取は山主さんの許可を得ましょう

なぜ古道具ビジネスは魅力的なのか

上記の空き缶やビンをはじめとして古物商の世界にのめり込んでいった私ですが、何がそんなに魅力的なのかをお話しします。

旅行が仕事になる

タイのお店
フランス

今まで古道具の仕入れのためにタイ、ベトナム、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパに行きました。もちろん日本全国も巡りました。

私は古物商を始めてから「旅行先で旅費を稼ぐ」をモットーにしています。ただ旅先でビジネスビジネスしていても楽しくないので、娯楽とのバランスを取りながら楽しく稼いでいます。こんな楽しい商売はないと個人的に思っています。

世界に1点しかないため、自由に価格設定できる

古道具は量産品と異なり、世界に1点しかありません
同じ製品でもサビ具合によって全く雰囲気が異なりますし、新品よりも朽ちている方が高値が付くこともあるのです。

同じ製品がないため、基本的に自由に値段をつけられます。付けた値段でお客さんが買えば合意が成立するのです。
こんなふうに自由に、雰囲気で価格設定できる商売は滅多にないのではないかと思います。

時間が経てば経つほど価値が上がる

古道具は古ければ古いほど価値が上がるため、寝かせておいたらそれだけ価値が上がります。その類のものは骨董とワインくらいです。
食品などは賞味期限が切れたら一切の価値がなくなると考えると、古物は特殊だと思います。

しかも、古道具は新たに作ることが不可能のため、どんどん数が少なくなり希少価値が上がっていきます。

今の製造技術があれば何でも作れるのでは?と思うかもしれませんが、そうではありません。その時代にしかない製造方法や素材があったり、時代を経ないと出ないツヤがあるからです。

例えばウランガラスは、製造が戦時中に一時禁止されたこと、その後ウランの価格が上昇したことにより、現在は少量しか生産されていません。そのためウランガラスは高値で取引されています。

古道具自体が魅力的!

ここまでビジネス視点で魅力をお伝えしましたが、「何よりも古道具自体が魅力的である」点をお伝えします。

時代を経たものは何とも言えない輝きを放っておりまして、古道具を撫でているだけで気持ちがほぐれていきます。
ターシャ・テューダーさんの本には、こんなことが書かれていました。

多くのアンティークは、現代の大量生産の品々に比べて、とても美しいものです。当然のことですが、アンティークの品々は手づくりですね。そのことが、アンティークの品々に、より個人的で個性的なオーラを与えているのです。

アンティークの品々を眺めたり使うということは、つかの間、時間を遡って旅をするようなものではないかしら。

『ターシャ・テューダー最後のことば』より引用

彼女もアンティークを大事に使い、そして生活スタイルも古き良き時代を踏襲しました。

量産品とアンティークを比べたとき、聞こえてくる物語が違うように私は感じます。「日頃触れるものから自分が作られる」と思っているので、普段からアンティークを使うようにしています。

最近若い人の間で昭和レトロが流行っています。また、古道具も雑誌などの影響でブームが来ていますね。

日本の美意識は戦後から変わってしまったように思えますが、その中で「古いものが美しい」という意識が出てきたのはいい風潮だと思います。この流れがずっと続いて欲しいです。

古道具を通して知見が広がる

古道具でいう目利きとは知識量です。そのため、古道具ビジネスを通して知見を広げることができます。

以前から美術館に行くのが好きだったのですが、古物商を始めてから展示されている美術品とビジネスの接点を見い出せるようになりました。実際に展示品からヒントを得て仕入れたものもあります。

また、古道具が可愛く思えてからますます京都に愛着が湧きました。
例えば、ホーロー製品を仕入れ始めてから、京都のまちに散らばっている仁丹町名看板(ホーロー製)の存在に気づきました。

今まで断片的に学んでいた世界史、茶道、建築、アートなどを古道具を通して包括的に捉えられるようになりました。

まるでジブリに出てきそうな洋館
ヴォーリズ建築
レトロな銭湯
館髪美(右から書いてあるので戦前)
茶道は古道具の倉庫
とある日のお茶会

古物商で一番大事な「仕入れ」

古物商で何よりも大事なのは仕入れです。その次に目利きが重要になってきますが、あくまで仕入れが一番大事だとお伝えしておきます。

古物業界でよくあるのが、アンティークが好きで古物商になったものの、仕入れが尽きて撤退するパターンです。非常によく聞きます。

古物が好きで始める人よりは、「仕入れルートが元々ある」人の方が強いです。親が骨董屋だったり、解体屋と繋がりがあったり、田舎で顔が広くて仕入れ先に困らなかったり。

といっても私には元々の仕入れルートはなかったので、どこで仕入れていたのかを書いていきます。初心者が古物商を始める場合の基本戦略も記述します。

仕入れ先リスト

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