人付き合いが苦手な私が見つけた、少しだけラクに生きるコツ
こんにちは。双子のトコトコ(姉、京大卒)です。
今回は「人付き合いが苦手」がテーマです。
この原稿、実はずっと下書きに入っていました。なぜなら、私自身がまだ完全に解決できていないからです。
たとえば、人が集まる場所に行くと胃が痛くなるので、漢方の胃薬をお守りとして持ち歩いています。
大学生の時のバイトの面接では「長期的な人間関係を築くのが苦手です」と正直に伝えたものの、人手不足だったのか採用。同僚とソリが合わず3ヶ月で辞めました(ある意味有言実行…)。その後もバイトを転々とし、累計17個のバイトを経験しました。
就活の時はコミュ障なのを隠そうとして、性格診断テストで「外向的」となるように恣意的に回答。一次面接で落ちまくりました。
会社員時代にも苦戦した様子はこちらに書いています▼
本当に笑えないレベルで人付き合いに苦戦してきました…。
しかし、最近やっとその巨大な壁が小さくなってきました。いや、小さな穴を見つけて(もしくは自分でこじ開けて)、そこから這い出る方法を見つけたと言った方が適切かもしれません。尖っていた過去の私を知る人からは「まろやかになったね」と言われます。
私には、「使えるものはなんでも使おう」というガメツイもったいない精神があります。だからこそ、「人付き合いが苦手」という性質も、ただの短所として放っておくのではなく、必要に応じて改善しながら活かしたいと考えています。寺山修司に言わせれば
使えるものは、はやく、有効に、そして美しく使うべきである
なのです。
今回は「人付き合いが苦手」に自分なりの視点で向き合ってみました。同じように悩む方のヒントになれば嬉しいです。
なお、長くなってしまったため、解決策を早く知りたい方は『🌟「人付き合いが苦手」への対処法』の項をお読みください。
「人付き合いが苦手」とはどういうことか
「人付き合いが苦手」と言っても、状況によってどのように苦手なのかが異なるはず。私の場合を例にとって解像度を上げてみました。
初対面の場合
初対面の人と話すのは、私が一番苦手な場面です。なぜ苦手なのか考えてみると、自己紹介をする必要があるからだと気づきました。物事をわかりやすく説明するって絶望的に苦手なんですよね…(塾講師バイトをやろうと思ったことが一度もありません)。
会話が続かない気まずい例を紹介します。
👦:どんなお仕事をされているんですか?
🐼:(ひとつひとつ説明するの面倒だな)色々やってます。
👦:ほう。
🐼:(あ、何も伝わってないな…)
マルチポテンシャライトのスラッシュアプローチを実践しています。ブログを何個か運営していて、それがメインの収入源です。それ以外にも海外企業でAI開発してたり、Kindle本を出版してたり、依頼を受けて庭仕事もしてます。ココナラも最近出してみました。昔から古物商もしてて、やっと自分のオンラインショップ開きました。焼き菓子ビジネスの熱も再燃したところです。イラストレーターとしても活動しています。あとアルバイトを3つやっています。
(尺を取って申し訳ない)
(早く自分のターン終わってほしい)
👦:…色々やっててすごいですね。
🐼:ありがとうございます。
(だから最初に色々やってると言ったのに)
ー沈黙のち会話終了ー
ノソノソ(妹)補足🐼:君がこんなコミュニケーションを取っているとは知らなかった。二言目にしては話があまりにも具体的すぎるんじゃない?
マルチポテンシャライトもスラッシュアプローチも知らない人は多いと思うよ。
トコトコ🐼:情報量が多すぎて相手が理解できてないのか…。書くときは意識できるんだけど、話すと自分について何から話したらいいのか分からず、脳内が大混乱するんだよね。
というわけで、遅ばせながらやっている事業をまとめたlit.link(リットリンク)を作ってみました。lit.linkとは、SNSアカウントなどを1ページにまとめて、簡単にデザインできるリンクまとめサービスのことです。
自己紹介ではリンクを配れば、口で説明しなくて済みそうです。初対面の悩みはこれで解決!?
リットリンク公式サイト▼
親しい人の場合
親しい人の場合、さすがに緊張はしないものの、自由奔放に飛び回っている思考を披露していると、カオスすぎて自己嫌悪に陥ります。
この世に生を受けてから一緒にいるノソノソと話していても、嫌になってきます。なぜか「今バラバラなこと言ってるな」という客観視はできるのです(しかし、バラバラな思考は直せない)。親しい人はそれに慣れているはずなので、適当に聞き流しているんだと思います。
話すくらいだったら、書き言葉に変換し、論理が通るように並べ直して伝えた方がいいな〜と思ってしまいます。
文章であれば、自分に関係ないところを読み飛ばしてもらえますが、話し言葉だと一旦その場で受けないといけません。聞き手の脳に負担をかけてしまって申し訳ないなと思います(私はきっと自意識過剰)。
ノソノソ補足🐼:うーん、私はそんなに奔放な印象は受けないけどね。慣れてるからなのかな。
集団で話している場合
何人かとグループで話している場合、それぞれが均等に話せているかが異様に気になります。会話をどう黙っている人に自然に振ろうか、と考えることで頭がいっぱいになります。
自分が会話の中心になっているときは最悪です。人からの視線が痛い。動いている口元を見られるのって緊張するんですよね…(だからずっとマスクをしている)。
「こんな話を聞いて楽しいのかな」と思いながら話し、いつ誰かに会話を戻そうかと考えながら話すので疲れます。どうやらグループで話すのは向いていないようです。
1対1の場合
「私はグループで話すのは苦手だけど、1対1で話す方がまし」と気づいてから、人と話すのが楽になりました。
これに気づいたのは「みんなの輪の中心で話すのが快感でたまらない」という知人がいたからです。私はその正反対だなと思ったのです。
よって、「1対1で話す」というのは、自分が心地よい人付き合いをする上でキーワードになりそうです。対処法の章で詳しく述べています。
*場合の分け方がMECEではないですが、長くなってしまうため割愛します
人付き合いを苦手だと感じる理由
傷つきたくない/否定されたくない
私が人付き合いが苦手なのは、傷つくのが怖いからです。
人と関わるとは、自分をさらけ出すこと。それが否定されたり、誤解されたり、意図せず相手を傷つけたりすることで、自分も大きくダメージを受けます。クセが強いのですが、心は強くないんです。
しかし、だからと言って自分の殻に閉じこもってはいけないこと、コンフォートゾーンから出る重要性は承知しているので、そのはざまで苦しんでいます。
会話の瞬発力がない
相手から問いかけを受けたとき、すぐに答えるのが苦手です。じっくり考えたいけど相手を待たせるのは申し訳ないーーそう思うと、中身のない言葉を繰り出してその場を収めます。そして、私はなんて軽い言葉を放つ人間なんだと自己嫌悪に陥るのです。
この会話の瞬発力のなさは何なんだろうなぁと思っていたところ、最近読み直した「静かな人」の戦略書という本には、こう書いてありました。
内向型は長期記憶に頼る傾向にあり、長期記憶にアクセスするのは、複雑で時間がかかる。よって、内向型の脳は即座に反応するのが得意ではない。
こう言い切ってもらうと気持ちがいいものですね。これは脳の特性ということで、無理に矯正せずに他の方法を探します。
その点、文章は構成を考えてから発信できますし、読みたいところから読んでもらえます。発信する側としても、受け取る側としても気が楽です。私が活字を愛している所以がここにあります。
それでも人と関わりたい理由
人付き合いは不得意だけど、人は好き
私は人と人の間にあるコミュニケーションが苦手なだけで、人そのものは好きです。基本的にみんないい人だと思っています。
やはり、親しい人がいるというのは、心強くて楽しいことです。海外でホテルの予約を取っていなくても、仕事を辞めて京都に一文なしで来ても生きているのは、知人方が温かく出迎えてくださったおかげです。SNSでは、近況を報告すると温かいコメントやいいねをいただきます。1人では生きていけないとつくづく感じます。
彼らとの時間を心地よく過ごせるように、コミュニケーションの力を高めていきたいと思っています。
ノソノソ補足🐼:人に懐に入るのが得意なんだと思う。
会話から刺激やヒントが得られる
文章や本から得る知識ももちろん好きですが、人との会話には「セレンディピティ」や「生き生きした知識」が詰まっていると感じます。
例えば今回のnoteは、メンタルコーチをしている方とプライベートでお会いした時の会話をきっかけに誕生しました。
🐼:人と話すのが苦手なんですよね…
👩:そうなんですか?分かりやすく話せているのにもったいない。
🐼:メンタルブロックかもしれませんね。一度真剣に向き合ってみます。
(もったいない精神が疼く…!noteのネタに昇華しよう)
また、私が勝手にロールモデルにしている、利発的でパワフルな知り合いがいます。この方は何回かお話ししているうちに「トコトコさんは私に似ている気がする」と言われたことがきっかけで、私が目指すべき姿として強烈に浮かび上がってきました。
「私と似ている」と言うくらいなので、驚くほど外向的なわけではなく、メディアに進んで出るタイプではありません。そのため、偶然会わなければ存在を知ることもなかったです。
このような素敵な出会いがあるので、直接人と会って話す機会は大事だなと思っています。
幸運は人が運んでくれる
どうやったら運が良くなるのか?
「運のいい人の法則」という本の中には、運のいい人に共通する行動パターンがいくつか紹介されています。そのひとつが「人との接点を増やすこと」です。
運のいい人は日常生活でたくさんの人と会うことによって、偶然のチャンスに出会う確率を大きく高めているのだ。
たくさんの人に会えば、それだけ自分の人生にプラスの影響を与えてくれる人に出会う機会も増える。
私は思いました。
この本の著者は、きっと外向型だ、と笑。
幸運は人が運んでくれるという事実に異論はありません。
しかし、たくさんの人と会うと疲れてしまう人にとって、この主張は受け入れ難いものです。私は人間関係は量よりも質だと思っています。パーティーピーポーとは異なる回路で、幸運を手に入れようと意気込んでおります。
次の章からは、私のようにやや内向的な人でも、上手に人付き合いをする方法を書きます。
🌟「人付き合いが苦手」への対処法
人間関係は自分で選ぶ
気が合う人とは、言葉を尽くさなくても相性がいいなと思いませんか?逆に相性が悪い人とは、どんなにこちらの会話力が上がっても合わない気がします。
心理学者のアドラーは、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」とまで断言しています。そんな背景もあり、私は昨年から人間関係を自分で選べる働き方=フリーランスとして生きています。他者と直接関わるクライアントワークはしておらず、自分でできる仕事をしています。
協調性がないと怒られることもなければ、興味のない噂話や陰口に晒されることもありません。人生の質が上がりました。
職場は人生の多くの時間を過ごす場所です。そこでの人間関係は、人生を左右します。人間関係を改善しようともがいた時期もありましたが、私は変えられない他人に悩むより、自分で選べる環境に身を置こうと決めました。
自然体でいても受け入れてもらえる場所はきっとあります。人間関係で悩んでいる方がいたら、環境を変えるのもいいのかなと思います。
「話す」以外のコミュニケーション方法を見つける
私は、話すよりも、書くコミュニケーションスタイルの方が得意です。今まで「話すことが苦手」と漠然と思っていましたが、「書くことに比べると、相対的に話すことが苦手」なんだと気づきました。
そう気づいてから、無理に「話す力」を伸ばそうとするのではなく、「書く」手段に注力しています。たとえば、人と話した後にメッセージでフォローを入れたり、事前に話したいことを文章にまとめて送ったり。文章で伝えたいことを伝える努力をしています。
無理して社交の場に行くのをやめる
これまで私は、「月に一度は社交の場に出かける」というルールを自分に課してきました。というのも、定期的に新しい人と話さないと、思考が凝り固まってしまうと感じていたからです。
それは過去の反省を元にしていました。以前、当時の彼氏とべったりの関係になり、彼以外の人と会わなくなったことで、いびつな関係になってしまったのです。自分たちが変だと気づく機会もなく、長らく苦しい思いをしました。
しかし、今は胃を痛めてまで社交の場に行かなくてもいいんじゃないか、と思っています。今お付き合いしている人は人との距離感のバランスがいいと思っているので、そんなに歪まないのではと。
というわけで、今月から社交の場に申し込むのをやめ、誘われたら行くスタンスに変えてみます。魅力が溢れる人になれば、きっと声をかけてもらえるはず…!
それでも話さないといけないとき
1対1のコミュニケーションを主とする
人付き合いが苦手な方にとって、複数人での会話は余計にエネルギーを消耗します。話すタイミングを見計らったり、会話の流れを読んだり、誰にどう振ろうかを考えなければいけないからです。
そのため、私は基本的に1対1で人と会うようにしています。たとえ大勢の人が集まる場でも、「誰か一人と話せればそれで十分」と思うだけで、気が楽になります。
周囲から会いたいと思われる、魅力的な人になる
魅力がある人は、多少会話が得意でなくても、自然と人が集まってきます。「この人に会うとなんだか元気が出る」「何か刺激をもらえる」と感じてもらえるほうが魅力だと考えます。
私が「この人素敵だな」と感じるのは、たとえばこんな人です。
新しいことにチャレンジしている人
知らない世界を教えてもらえると、知的好奇心が刺激されて楽しい。柔軟な考えを持っている人
自分の意見を押し付けず、相手の考えを柔軟に認められる人には心理的安全性を感じます。私は喉に引っかかるような固い食べ物(くろがね堅パンとか)が好きですが、頭の固い人はいただけません。
素直で誠実な人
利益を計算して巧みに言葉を操る人は苦手です。思っていることをストレートにぶつけてくる人の方が個人的には好み。
魅力は一朝一夕で身につくものではないため、まずはいろんなことにチャレンジしてみようと思います。経験が増えれば、それが自然と会話の引き出しになり、会話が楽しい人になるはずです。
聞く力を磨く
人は、自分の話を聞いてもらえるとドーパミンが出るそうです。そのため、自分が無理してうまく話そうとするよりも、相手に気持ちよく話してもらう方が大切だなと思っています。
こちらの「またすぐに!会いたくなる人の話し方」という本は【相手を主人公にした話し方】という新しい視点で書かれています。
タイトルは「話し方」ですが、実際は「相手に気持ちよく話してもらう」ための本です。1ヶ月に1回は読み直している私のバイブルです。この本に書いてあることを実践したら、相手の反応が確実によくなりました。
おわりに:憂しと見し世ぞ今は恋しき、と思えるようになりたい
「人付き合いが苦手」という課題には現在進行形で向き合っています。ここに書いたこと、特に対処法は自分がこれから実践することです。
トークスキルを極めなくても、無理に沈黙を埋めようとしなくても、自然体で人と付き合える日が来ると信じています。私と同じように、人付き合いに悩んでいる方のヒントになれば幸いです。感想やアドバイスがありましたら、お気軽にコメントをお願いします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後とも双子をよろしくお願いいたします🐼
(この記事は執筆トコトコ、校正ノソノソでお送りしました)
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最後までお読みいただきありがとうございました😊
チップをいただけると、オスカー・ワイルドの「幸福な王子」に出てくる美しいサファイアが届けられた若い劇作家のように執筆がはかどります。
「これは誰か、熱烈なファンからのものだ。 これでnoteが完成できる!」