1分「insight」| 自分の隅っこは、あっていい
泰祥屋note店(妻)です。
今日はお悩みが届いとるけん、紹介するね。
「ボクのこと大好きな家族がいるニャ。でも最近、もやもやするニャ。せまい箱に入ると、すぐのぞかれる。どこ行くの、ってついてくる。かわいがられてるのは分かってるニャ。それなのに、体がぴりっとして、ひっこみたくなるニャ。だれものぞかない隅っこが、ひとつほしいニャ。でも、そう思う自分が薄情な気もして、うまく言えないニャ・・・」
あらあら。その「ぴりっ」は、家族がきらいになったけんかね?大好きなまま、隅っこがほしいだけと違う?
「・・・あ。きらいなんじゃないニャ。ただ、ひとりの隅っこがほしいニャ」
ほうやろ。その「ぴりっ」は、薄情やない。あなたが、あなたになっていく合図よ。のぞいてくるんは、心配で手を離せんけん。その愛が分かるけん、はねのけづらいんよ。でも、自分に返る隅っこを持つことは、家族を締め出すことやないんよ。
・・・て、これ、うちも人のこと言えんのよ。うちも、だれにものぞかれん机がひとついる。大事な人がそばにおっても、そこだけはひとりにさせてほしい。みんなを押しのけたいんやない、自分に返りたいだけやけん。
うちの人が奥で何か言いよるよ。ちょっと耳を傾けてみようかね。大好きな家族の前で、自分の隅っこがほしいて、うまく言えんネコちゃんも、いっしょにね。
泰祥屋note店(夫)の「$${ \mathbb{insight} }$$」選
今、さびしきすまひ、一間の庵、みづからこれを愛す。
引用元:方丈記 鴨長明
鎌倉初期、鴨長明の随筆である。世を離れ、長明はわずか一間の庵に住んだ。宮殿も宝も、心が安からねば望みはない、三界はただ心ひとつ、と言う。大切なのは広さや持ち物ではない。ひとりに返って心を休められる、自分だけの一間があるかどうかだ。
あなたのその心のざわめきは、わがままではない。自分に返る一間を探しているのだ。隅っこを持つのは、だれかを締め出すことではない。あなたが、あなたの人生の主人公であり続けるための、扉なのだ。
自分の場所がほしい。そう思う自分は、薄情なのだろうか、と思う。
だが、自分に返る一間を持つことは、だれかを遠ざけることではない。あなたが、あなたでいるための、場所だ。
【本音メモ】
「家族を大切にする」「いつも一緒にいる」良いです、「愛を続けるための小さな距離」これもあっても良い。
大切な人との関係を守るために、自分だけに戻る場所が必要なのかな。

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