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n8nってどのプランがいいの?

n8nはOSSだからと言って、セルフホスティングすれば
全ての機能が使えるようになるわけではありません。

今回は、n8nを導入する上で、どのプランを選択したらいいのか
について説明していこうと思います。

◻︎ クラウド版とセルフホスティング版


まず初めに、クラウド版にするかセルフホスティング版にするのか
どちらがいいか迷われた方もいらっしゃるかもしれません。

OSSですので、自分でサーバーを用意してデプロイさえしてしまえば
n8nで料金が発生することはありません。

ただ、実行環境が問題になります。
n8nはワークフローという性質上、
それなりにサーバーのスペックが求められます。

VPSでまともに運用するのであれば、
2vCPU, 4GB以上のRAMが求められます。

これを、AWS Lightsailのプランに当てはめて考えると
24 USD / 月 (3,720円) 程度のスペックとなります。

クラウド版のスタータープランであれば 20 € / 月 (3,600円) ですので、
必ずしも、セルフホスティング版が安いとは言えない状況です。

そもそもVPSなどのサーバーが用意できなければクラウド版一択ですし、
サーバーを用意できたとしても、セルフホスティング版にすればいいかは
難しいところになります。

◻︎ セルフホスティング版といえど全ての機能が使えるわけではない


クラウド版はプランによる制約があるから、
「セルフホスティングするぞー」って方は多いと思いますが、
n8nはセルフホスティング版もプランによる制約を受けます。

無料でセルフホスティングする場合は、
コミュニティプランというプランの扱いになります。

コミュニティプランの特徴としては下記になります。

 メリット:
  ・ワークフローの実行回数制限がない
  ・コミュニティノードが使える
  ・ローカルファイルへのアクセスができる

 デメリット:
  ・プロジェクトが使用できない
  ・グローバル変数が使用できない
  ・環境変数が使用できない

まず、ワークフローの実行回数制限がないのは
クラウド版にはない大きなメリットとなります。

但し、クラウド版のプロプラン以上にある、
プロジェクトがないのはデメリットとなります。

n8nではプロジェクト単位で認証情報やユーザー権限を
分けることができるため、プロジェクトがないということは
ユーザーの権限管理が行いにくくなります。

コミュニティプランでプロジェクトと同等のことを行いたければ、
複数サーバーでセルフホスティングを行い、
アクセスできるユーザーを分けるなど対応が求められます。

また、グローバル変数というn8n全体で使用できる変数の定義、
環境変数の設定はできないということで、
セルフホスティングと言ってもコミュニティプランの場合は、
クラウド版のスタータープランと、あまり相違はない制約となります。

但し、ワークフローの実行回数制限がないのは魅力的に感じるので、
無制限にワークフローを実行したい方にとっては、
コミュニティプランが1つの選択肢となります。

セルフホスティング版の上位プランについてですが、
ビジネスプラン、エンタープライズプランが存在してます。

ビジネスプランであれば 667€/月 〜、
エンタープライズであれば要お問い合わせらしいのですが、
SSOに対応したり、スケーリングオプション、フォーラムサポート、
SLA(エンタープライズのみ)などあり、
よりビジネスにフォーカスした仕様となってます。

1点注意しなければいけないのが、コミュニティプランにはなかった
ワークフローの実行回数制限が上位プランには存在するということです。

正確には、エンタープライズプランは上限不明ですが、
ビジネスプランには明確に上限があります。(40k〜)

機能は豊富になりますが、
ビジネスプラン以上を利用する際は、
この辺りは留意しておく必要があるかもしれません。

なぜかは、Q&Aに記載があります。

Q&A抜粋

参考:
 ・その他、過去に質問された方がいらっしゃいましたのでリンク載せておきます。

◻︎ クラウド版のメリット


セルフホスティング版について説明したところで、
次に、クラウド版のプランについても触れておきます。

クラウド版には、スタータープランとプロプランがあります。

スタータープラン
 ・20€/月 (3,400円)
 ・プロジェクトは1つまで
 ・ログは7日分
 ・過去バージョンは1日分保持
 ・グローバル変数を使用できない
 ・環境変数を使用できない
 ・各種メトリクスやデバッグ機能を利用できない
 ・ワークフロー上限2.5k

プロプラン
 ・50€/月 (9,000円〜)
 ・プロジェクトは3つまで
 ・ログは30日分
 ・過去バージョンは5日分保持
 ・グローバル変数を使用できる
 ・環境変数を使用できない
 ・各種メトリクスやデバッグ機能を利用できる
 ・ワークフロー上限10k〜

スタータープランは主に個人向けのプランとなります。
セルフホスティング版は使用したくない方で、
とりあえず、n8nを試してみたい方向けのファーストオプションに
なるかと思います。

プロプランは個人・事業両方で使用できるプランとなります。
十分なワークフローの実行回数上限があり、
プロジェクトも運用によって分けれることから
ビジネスで使う方は、プロプランでの運用をお勧めしたいと思います。

まずは、スタータープランから始めて、
ワークフローの実行回数上限にあたりそうになったら、
プロプランへ移行するという運用もアリだと思います。

まとめ

今回は、迷いやすいn8nの各種プランについて説明をしてきました。

プランについては、
高額なビジネスプラン、エンタープライズプランを除くと、

ワークフローを無限に実行したい場合:
 → セルフホスティング版のコミュニティプラン

個人で試してみたい場合:
 → クラウド版のスタータープラン

事業で本格的に運用してみたい場合:
 → クラウド版のプロプラン

以上の中から選ぶのが良いかなと思います。
(ちなみに、私はクラウド版のプロプランをお勧めしてます♪)


プランに迷われた方の参考になればと思います。
ではでは〜👋


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