パプアニューギニアのコーヒーと旅する物語。
パプアニューギニア(PNG)の
コーヒーは、険しい山岳地帯、
多様な文化、そして独自の歴史が織りなす
「物語」を持っています。
その物語を、始まりから現代へと繋ぎます
コーヒー農園に辿り着くまでの
主な背景と、その舞台となる
農園のストーリー。
_始まりの物語
植民地時代と「ブルーマウンテン」
パプアニューギニアのコーヒー栽培は、
19世紀末にドイツや英国の
植民地行政下で持ち込まれたのが
始まりとされていますが、
商業的に本格化したのは
20世紀に入ってからです。
特筆すべきは、1930年代に
東部高地州(Eastern Highlands)に
持ち込まれたのが、ジャマイカ産の
ティピカ種(ブルーマウンテンと同じ品種)
だったということです。
これにより、のちに世界最高峰の
マイルドコーヒーが育まれる
土壌が作られました。
1950年代には、シグリ農園などの大規模な
開拓が進み、本格的に生産がスタートし
歴史の転換点となりました。
_人々の暮らしとコーヒーの物語
大規模なプランテーションで
始まったコーヒー栽培ですが、
1950〜60年代にかけて、
政府の推奨により現地の村人たちが
小規模な「コーヒー・ガーデン」で栽培する
スタイルへと変化していきました。
現在では、生産量の約90%以上が
小規模農家によって生産されています。
彼らにとってコーヒーは、
単なる農作物ではなく、
子どもの学費を支払い、
家を建て、地域コミュニティを
維持するための
「生活の糧」となっています。
_栽培環境と独立
標高1,500〜2,000mの肥沃な火山灰土壌、
乾燥と雨季の明確な気候により、
高い密度と酸の質を持つ豆が育ちます。
1975年
オーストラリアから独立した後、
小規模農家による手摘みでの栽培が
主流になり、独自のコーヒー文化が
形成されました。
_自然の物語
肥沃な大地と「マッドマン」
パプアニューギニアのコーヒーが
フルーティーで芳醇なのは、
火山灰由来のミネラル豊富な土壌、
高い標高(1,500m以上)、
そしてコーヒー栽培に適した
涼しい気候があるからです。
この地域では、泥を全身に塗って
戦ったという伝説を持つ「マッドマン」(泥男)
精霊を装い、敵を恐怖に陥れて撃退した
という伝説。
そのマッドマンの伝説を由来とする
コーヒー豆も存在し、
高品質なアラビカ種が栽培されており、
力強い風味は「泥の戦士の末裔が手がける
コーヒー」とも表現されます。
_世界へ繋ぐ
持続可能な未来へ
パプアニューギニアのコーヒーは、
オーガニック(有機)に近い伝統的な
方法で栽培されることが多いのが特徴です。
近年では、単に美味しいコーヒーを
輸入するだけでなく、
現地の人々の生活向上や環境保全を
支援する「フェアトレード」や
「トレーサビリティ(追跡可能性)」が
重視されています。
_パプアニューギニアコーヒー
そして、独自の味を確立した
フルーティーで
優しい上品でマイルドな酸味
フルーティーな風味
そしてクリーンな後味が
楽しめるコーヒーです。
パプアニューギニアコーヒーの物語は、
100年前の品種の持ち込みから始まり、
今では現地の生活と深く結びつき、
世界中のカップへと繋がっています。
◼️ The Last Paradise ◼️
パプアニューギニアは、世界で唯一の
「極楽鳥(バード・オブ・パラダイス)」の宝庫
手つかずの熱帯雨林、多様な部族文化、
そして神秘的な火山が残る。
まさに地球上最後の秘境(ラストパラダイス)と
呼ぶにふさわしい国。
と、いうところからネーミングに
『The Last Paradise』と付けました。

生產国:パプアニューギニア🇵🇬 イーストハイランド州
生産地:コルブラン農園モリタ区画
標高:1820 m
栽培環境 : 天日乾燥(アフリカンベッドで5日~21日)
品種:アルーシャ種
精製:ウォッシュド
香り :◼️◼️◼️◼️◻️
酸味 :◼️◼️◼️◻️◻️
甘味 :◼️◼️◼️◻️◻️
苦味 :◼️◼️◻️◻️◻️
コク :◼️◼️◼️◻️◻️
後味 :◼️◼️◼️◼️◻️
ほんのり乗った果実味。ナッツの香ばしさと
黒糖のようなコクの甘さもクリーンで柔らかい。
マイルドでバランスの良い味わいです。
『以下HPより抜粋』
コルブラン農園では、品質に拘る為、品種をティピカ種、アルーシャ種を中心に栽培しています。アルーシャ種はアラビカ種の一種であるティピカ種の突然変異で、生産量が少なく希少性が高いとされています。
水洗工程も昔ながらのゆっくりと丁寧な手法を維持しながら、発酵工程での過発酵などが無いように、進めています。結果としてクリーンカップに定評があります。
乾燥は、アフリカンベッドで5~21日行われ、収穫日毎に管理されています。農園内にカップテスト設備が備えられており、品質管理に力を注いでいるのが分かります。


