日曜夜の週次計画を、Claude Codeに5分で翌週5日×3ブロック(重点/軽作業/NG)にしてもらった夜
日曜の夜、カレンダーを開いて翌週の予定を眺める時間が、私はわりと嫌いです。
予定は入っているのに、月曜のどこから手をつけるかがぼんやりしていて、結局30〜60分かけて手帳に書き出しては、翌朝もう一度組み直す羽目になっていました。
そこで今夜は、翌週5日分の重点タスクをClaude Codeに5分で整理してもらう試みを置いておきます。組んでみると、月曜朝の迷い時間が目に見えて減りました。
こういう夜、ありませんか
日曜21時、リビングの照明を落としてカレンダーを開くと、翌週の月〜金にはミーティングと締切と私用が入り混じっていて、どこから手をつけるかで指が止まります。
予定そのものは全部見えているのに、優先順位が付いていないので、平日夜になってから「今日は何が最重要だったか」を考え直す時間が発生します。この考え直しがだいたい20〜40分溶ける原因でした。
手帳に手書きで週次計画を書いても、私の場合は翌朝には忘れて、結局同じ場所に戻ってきます。書いたものが構造化されていないので、読み返しても再現できないのだと思います。
とはいえ完璧なテンプレを毎週埋め直すのも面倒で、続きません。日曜夜に5分だけ集中して、そこそこの精度で来週の重点タスクが並ぶ状態にしたい、というのが今回の動機でした。
もう一つ効いたのは、「今週やらないこと」を各日ごとに1行書くという指定です。やることを並べるだけだと、平日の夜に別のタスクに流れる誘惑が消えないので、あえて「今日はやらない〜」を明示する形式にしました。
試したこと
やらせたのは1つで、翌週5日分(月〜金)の夕方までの重点タスクを、Claude Codeに5日×3ブロック固定で整理させることです。
3ブロックは「重点タスク1個/軽作業3個以内/NGアクション1個」の順番で固定。重点タスクは1個縛りで、成果条件(「〜が終わっている」)を1行付ける約束にしました。
軽作業は各日3個まで、それぞれ所要時間目安(15〜30分)を必ず付ける。NGアクションは1個ずつ、「今日はやらない〜」の宣言形式で1行に収める、という制約です。
入力にない予定・数字・固有名詞は推測せず(要確認)タグで止めさせ、曖昧語(できれば/時間があれば/可能なら)は禁止語として本文に列挙。末尾に固定様式のセルフチェック行を必ず付ける形にしました。

使ったプロンプト
プロンプトはこちらです。プレースホルダは3箇所((来週の重要案件メモ)/(持ち越しタスク3〜5個)/(NGにしたい行動候補2〜3個))で、そのままコピペして自分の予定を差し込む想定です。
あなたは日曜夜に翌週5日分(月〜金)の重点タスクを整理する担当です。以下の入力3点から、5日 × 3ブロック固定の週次計画を作ってください。
【入力1: 来週の重要案件メモ(箇条書き6〜10行)】
(ここに翌週の会議・締切・私用・出張などを行単位で貼る)
【入力2: 持ち越しタスク(3〜5個)】
(ここに先週から持ち越したタスクを行単位で貼る)
【入力3: NGにしたい行動候補(2〜3個)】
(ここに平日夜に流れがちなNG行動候補を行単位で貼る)
【出力ルール】
1. 曜日は月・火・水・木・金の5日ちょうど。土日は出力しない。
2. 各日に3ブロックを順番固定で並べる:
- 重点タスク(1個ちょうど):
- タスク名を1行(30字以内・体言止めまたは動詞開始)。
- その下に成果条件を1行(50字以内・「〜が終わっている」の完了形で書く)。
- 軽作業(0〜3個・最大3個まで):
- 各行は「(タスク名・25字以内): 所要時間目安(15分/20分/25分/30分のいずれか)」の形式。
- 4個以上に増やさない。
- NGアクション(1個ちょうど):
- 「今日はやらない〜」で始まる1行(40字以内)。
- 入力3の候補から選ぶ。5日で重複してOK。
3. 各日の末尾に60字以内の要約を1行付ける(「(その日のねらい)」だけを短く書く)。
4. 入力にない予定・数字・固有名詞は推測禁止。分からないところは(要確認)タグで止める。
5. 曖昧語(できれば/時間があれば/可能なら/なるべく/そのうち)は本文に登場禁止。
6. 全体で(要確認)タグが2個以上あるはず。0個なら入力側の情報過剰を疑う。
7. 合計字数は1,300〜1,500字以内に収める。
【末尾セルフチェック行(様式固定)】
最後の行に必ず下記の様式で1行だけ出力:
(セルフチェック)5日=月/火/水/木/金全部出力済/重点=各日1個/軽作業=各日3個以内/NG=各日1個/(要確認)タグN箇所/字数約Xxxx字
【禁止語(本文に登場禁止)】
できれば/時間があれば/可能なら/なるべく/そのうち/絶対/最強/必ず/革命的/完璧/目から鱗/初心者でも安心/画期的
プレースホルダの3箇所を自分の予定で差し替えるだけで動きます。カレンダーからコピーする都合で、行頭に日付が付いていても構いません(プロンプト側が要点だけ拾ってくれます)。
戻ってきたもの
試した週の入力は、重要案件メモ8行(火曜と木曜に大きな会議2件・水曜提出の設計レビュー1件・金曜午後の私用1件など)、持ち越しタスク4個、NGにしたい行動3個でした。
戻ってきた出力は5日×3ブロックがきちんと並んでいて、合計1,412字。(要確認)タグは3箇所((水曜設計レビューの提出時刻/木曜会議の場所/金曜私用の集合時刻))。セルフチェック行の(要確認)タグN箇所と字数も自動で埋まっていました。
雰囲気を掴んでもらいたいので、月曜と火曜の2日分を出力サンプルとして抜粋しておきます。
【月曜】
- 重点タスク: 火曜会議の資料ドラフト作成
- 成果条件: 火曜10時の会議に出す資料の初稿が終わっている
- 軽作業:
- 先週の持ち越し issue #142 の一次調査: 30分
- 週次1on1の話題メモ整理: 15分
- Slack未読の一次仕分け: 15分
- NGアクション: 今日はやらないSNSタイムライン深掘り
- (ねらい): 火曜会議までの助走を軽く済ませる。
【火曜】
- 重点タスク: 火曜10時の会議で(要確認)議題2本に結論を出す
- 成果条件: 議題2本のうち少なくとも1本の次アクション担当と期限が決まっている
- 軽作業:
- 会議直前レビュー: 20分
- 議事メモの起こし直し: 20分
- 水曜提出の設計レビュー用のたたき: 30分
- NGアクション: 今日はやらないメールの全文読み返し
- (ねらい): 会議の場で決めきる日。他は前後の準備と回収だけ。
火曜の重点タスクに(要確認)タグが入っていて、これは私が会議の議題を「議題2本」としか書かなかった結果、Claude Code側で議題名を勝手に補完せず止めたためです。ここで自分が入力を軽く足せば、そのまま来週の設計図として使えます。
効いた指示・工夫したポイント
5日×3ブロックの順番を固定したこと。「月〜金/重点・軽作業・NGの順」で毎日同じ枠を並べたことで、目視で読みやすく、平日朝にどこを見ればいいかが決まりました。
重点タスクを1個縛りにしたこと。ここを2個・3個と増やすと結局優先順位が付かなくなるので、あえて1個で締めるように書きました。成果条件を「〜が終わっている」の完了形で書かせるのも効きました。
軽作業に所要時間目安(15分/20分/25分/30分)を必ず付けたこと。数字が入ると、Google Calendarに転記するときの時間ブロックの取り方が一気に楽になります。
NGアクションを1個ずつ「今日はやらない〜」宣言で書かせたこと。やることを並べただけだと平日夜に別タスクへ流れがちなので、「やらない」を先に決める設計が効きました。
曖昧語(できれば/時間があれば/可能なら等)を禁止語として本文に列挙したこと。この一手だけで、出力の断定度がだいぶ整いました。

カスタマイズ・他用途への応用
週末2日分の家事・私用計画: 5日を土/日に、重点タスク1個を「今週末やり切る家事1個」に、軽作業を30〜60分の家事に振り直すと、休日の後回し癖に効きます。
業務プロジェクトの週次スプリント設計: 重点タスクを「今週のスプリントで終わらせる仕様1本」、軽作業を「PRレビュー・調査タスク・小さな改善」、NGを「今週は触らないコンポーネント」に置き換えると、そのままスプリントプランに転用できました。
新学期の学習週次計画: 重点タスクを「今週触る新技術1個」、軽作業を「素振り20〜30分の課題」、NGを「今週は手を出さないトピック」にすると、学習の散らかりが目に見えて減ります。
OSSの週次リリース準備: 重点タスクを「今週マージするPR1本」、軽作業を「issueトリアージ・ドキュメント更新・依存更新」、NGを「今週は着手しない大きめissue」に置くと、リリースまでの助走が可視化されます。
記事執筆の週次スケジュール: 重点タスクを「今週書く記事の完成」、軽作業を「アイキャッチ生成・見出し設計・見返し」、NGを「今週は着手しない別ネタ」に置くと、書きかけ在庫がどんどん減ります。
使い心地・気づき
「今日はやらない」を言語化する効果は思ったより大きかったです。平日夜になって「なんとなくSNSを開く」「未読メールを頭から読み直す」といった行動が事前にNGとして立てられていると、着席してすぐ重点タスクに戻れます。
重点タスクを1個縛りにした結果、火曜と水曜の重点タスクが軽くかぶることもありました。連日の議題は同じ会議シリーズだったり、レビュー案件が2日連続だったりするので、そこはあえて重複を許して「〜の初稿」「〜の再レビュー」と書き分けるのが自然でした。
(要確認)タグは、翌週の予定に自分がまだ確定させていない情報が含まれているというサインになります。今回は3箇所出て、そのうち2箇所は日曜夜のうちに関係者に軽く確認して埋め直しました。
手書きの週次計画と比べたときの一番の違いは、翌週の途中で「あれ、木曜って何が重点だっけ」と迷ったときに、同じフォーマットが並んでいるので該当の日の重点1行だけ見れば済むところです。読み返しの手間が減りました。
逆に詰まった点として、入力の重要案件メモが3行未満だと出力の(要確認)タグが逆に増えすぎて、月〜金の重点タスクの半分以上が(要確認)で埋まってしまいました。日曜夜のうちに翌週の予定をカレンダーからざっと6〜10行に書き出す、という前段の一手を怠らないほうが結果的には楽です。
Google Calendarに転記するときの粒度は「重点タスクは60〜90分のブロック」「軽作業はそれぞれの所要時間目安のブロック」「NGアクションは特に予定を取らない」の3段で揃えると、翌週のカレンダーがそのまま作業しやすい状態になりました。

所要時間のまとめ
入力3点(重要案件メモ・持ち越しタスク・NG候補)の整理: 2分
Claude Codeへの投入と応答: 30秒
(要確認)タグの目視補正と禁止語チェック: 2分30秒
合計で5分以内。手作業で30〜60分かけていた日曜夜の週次計画が、Google Calendarに転記するところまで含めても10分かからないくらいに短くなりました。翌朝もう一度組み直す手戻りが消えたのが、思ったより大きな時短でした。
結びに
ふむ、日曜夜の週次計画は、私にとってずっと重い作業だったのですが、5日×3ブロック固定と「今日はやらない」1行を入れるだけで、こんなに変わるのかと少し驚いています。
もし平日朝の迷い時間が気になる方は、来週の月曜朝までに一度このプロンプトで組んでみてください。プレースホルダを差し替えるだけで動くはずです。
今回のように「1週間の予定をブロックに整える」系の派生プロンプトは他にもいくつか試しているので、まとまった形はいずれ別のかたちで置ければと思っています。
#ClaudeCode #プロンプトエンジニアリング #週次計画 #タスク管理 #生産性 #エンジニアの休日 #ライフハック #AI活用 #個人開発
