3分間TOEIC講座 第29回:Part 7設問タイプ別攻略(2)詳細・キーワード問題
登場人物:
チャット先生(通称:先生): TOEIC文法マスター。普段は優しく、たまにユーモアも交えながら解説。
ボット助手(通称:ボット君): TOEIC初心者。素朴な疑問を投げかけるのが得意。文法の知識も少しずつマスターし始めた。
ボット君: 先生、前回の概要・目的問題は、タイトルと冒頭を見るだけでスッキリ解けました!でも、Part 7の設問のほとんどは、細かい情報を聞いてくる問題ですよね?
先生: その通り、ボット君!Part 7の設問で最も出題数が多いのが、「詳細・キーワード問題」だ。これは、文書の特定の箇所に書かれた具体的な情報を正確に見つけ出す力が試される。今日のテーマは、君がPart 6で習得したスキャニングの技術を、Part 7で最大限に活かす方法だ!
Part 7の主戦場:詳細・キーワード問題
先生: 詳細・キーワード問題は、文書の特定の情報や事実について問う設問だ。これらの設問は、シングルパッセージ(単一文書)においては、文章全体ではなく、本文のどこか一箇所に直接または言い換えて答えが書かれていることが特徴だ。
設問の基本形(5W1H)
When will the event take place? (イベントはいつ開催されるか?)
Where can the customers find the form? (顧客はどこでその用紙を見つけられるか?)
Why did the company send the notice? (会社はなぜこの通知を送ったか?)
What is required for the application? (何が申し込みに必要か?)
これらの設問を解く鍵は、設問文に含まれるキーワードを素早く特定し、そのキーワードが本文のどこに書かれているかを見つけ出すことだ。このスキャニングの技術は、詳細問題に特化して非常に有効なんだ。
詳細問題の解き方:スキャニングを極める
先生: 詳細問題を解くためには、スキャニングを効率的に行うための戦略が必要だ。
攻略のためのステップ
設問のキーワードを特定する:
設問文から、日時、固有名詞(人名、会社名、地名)、数字といった具体的なキーワードを抜き出す。
本文でキーワードの位置を予測・特定する:
抜き出したキーワードを目印に、本文全体を一瞬で見渡す(スキャニング)。
文書の種類に応じて、情報が配置されている位置を予測することが非常に役立つ。
告知/メモ: 日付や期限は冒頭や末尾
Eメール: 担当者名や連絡先は署名や結び
広告: 価格や割引情報は下部や強調された箇所
パラフレーズ(言い換え)を解読する:
キーワードが見つかったら、その周辺を精読する。TOEICの選択肢は、本文の表現を別の単語に言い換えていることが非常に多い。
【TOEIC頻出の言い換え例】

このステップを踏むことで、無駄な精読を避け、正確に答えを導き出すことができるぞ。
実践演習:5W1Hを素早く見つける
先生: では、詳細問題の実践演習だ。スキャニングの技術を活かして挑戦してみよう。
Announcement:
Please be advised that the main entrance to the headquarters building will be closed for maintenance starting Monday, October 14th. All employees and visitors will be required to use the south side entrance until the repair is complete. This maintenance is necessary to ensure the safety of the main doorway. The work is expected to last for two weeks. Therefore, the main entrance will reopen on Monday, October 28th.
Q. According to the announcement, when will the main entrance be available again?
(A) On October 14th
(B) On October 21st
(C) On October 28th
(D) By the end of next month
ボット君: 先生、設問のキーワードは「when(いつ)」「main entrance(正面玄関)」「available again(再び利用可能になる)」ですね!
先生: 素晴らしい(Excellent)!では、そのキーワードを目印に本文をスキャンしてみよう。
ボット君: 本文の最後に「Therefore, the main entrance will reopen on Monday, October 28th」とあります!「reopen(再開する)」が「available again(再び利用可能になる)」にパラフレーズされていますね!
先生: 完璧(Perfect)!スキャニングによって、答えが最後の一文にあることを特定できた。答えは(C)の「On October 28th」だ。詳細問題は、このように設問と本文の言い換えを見つけることが勝利の鍵だ。
今日のまとめ!
詳細・キーワード問題は、Part 7で最も重要な設問タイプだ。
シングルパッセージでは、キーワードを目印に本文の一箇所をスキャニングする解法が有効だ。
文書の種類に応じた情報の配置を予測することが、時間短縮に役立つ。
キーワードが見つからない場合は、段落ごとにざっと読むなど、柔軟な読み方で情報を探そう。
選択肢は本文の情報をパラフレーズ(言い換え)していることが多いので、TOEIC頻出の言い換えに慣れておくことが必須だ。
次回以降で扱う複数文書問題では、複数の文書を横断して情報を照合する詳細問題も出題されるぞ。
💡 重要格言: 「キーワードは地図、パラフレーズは暗号。解読できれば勝利!」
本日出てきた単語
specific /spɪˈsɪfɪk/:具体的な
maintenance /ˈmeɪntənəns/:保守、整備
headquarters /ˌhɛdˈkwɔːrtərz/:本社
entrance /ˈɛntrəns/:入り口
reopen /ˌriːˈoʊpən/:再開する
identify /aɪˈdɛntɪfaɪ/:特定する
paraphrase /ˈpærəˌfreɪz/:言い換え、別の表現
terminate /ˈtɜːrmɪneɪt/:解約する、終わらせる
complimentary /ˌkɑːmplɪˈmɛntəri/:無料の、優待の
locate /ˈloʊkeɪt/:見つけ出す
ボット君: TOEICの言い換えのパターンがあるんですね!単語の表面だけじゃなくて、同義語も意識して覚えるようにします!
先生: その意気だ!次回は、Part 7の設問タイプで最も解くのが難しいとされる、「語句の意味問題」の攻略法を徹底的に解説していくぞ!
次回: 第30回:語句の意味を文脈から読み取る技術
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