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3分間TOEIC講座 第16回:Part 6対策(4)語彙問題・コロケーション攻略



登場人物:

  • チャット先生(通称:先生): TOEIC文法マスター。普段は優しく、たまにユーモアも交えながら解説。

  • ボット助手(通称:ボット君): TOEIC初心者。素朴な疑問を投げかけるのが得意。文法の知識も少しずつマスターし始めた。


ボット君: 先生! Part 6の文法対策、完璧です!これで怖いものなし…ですよね?

先生: 素晴らしい自信だ、ボット君!だが、Part 6にはもう一つ重要な柱がある。それが、文法力では解けない**「語彙問題」だ。単に単語の意味を知っているだけでなく、「その単語がどのような文脈で使われるか」を問われるんだ。今日は、その語彙問題と、鍵となる「コロケーション」**について学んでいこう!

ボット君: 語彙問題ですか…。Part 5でも難しかったですけど、Part 6だとさらに難しそうですね…。

先生: 大丈夫。Part 6の語彙問題は、長文の文脈がヒントになるから、むしろPart 5よりも解きやすい場合もある。大切なのは、単語一つひとつの意味だけでなく、**「どんな単語とセットで使われるか」**を意識することだ。これが、コロケーションという考え方だよ。


語彙問題とは?Part 5との違い


先生: Part 6の語彙問題は、空欄に文脈に最も合う単語を選ぶ問題だ。Part 5との違いは、以下の点だ。

  • Part 5: 短い一文の中で、単語の意味を判断する。

  • Part 6: 長文の中で、前後の文脈や文書全体の主題を考慮して、最も自然な単語を選ぶ。

例えば、makeやdoのように、複数の単語と結びつく単語でも、Part 6では文脈全体から最も適切な意味合いを持つものを判断する必要があるんだ。


コロケーション(語の自然な結びつき)の重要性


先生: コロケーションとは、「特定の単語と別の単語が自然に組み合わされて使われること」を指す。日本語で言う「水を飲む」や「薬を飲む」のようなものだ。英語では、take a picture(写真を撮る)、pay attention(注意を払う)といった表現がこれにあたる。

Part 6の語彙問題では、このコロケーションの知識が非常に役立つ。選択肢の単語が文法的に正しくても、前後の単語と自然な組み合わせにならない場合は不正解になるからだ。


攻略法(1):品詞と文脈から候補を絞る


先生: 語彙問題を解く際は、まず空欄に入るべき品詞を特定しよう。これはPart 5の品詞問題と同じだ。次に、空欄の直前の名詞や動詞、形容詞とのつながりを意識して、選択肢を絞り込んでいく。

例1:動詞の選択

The manager has decided to _________ a meeting to discuss the new project.

(A) hold (B) do (C) make (D) take

この場合、a meeting(会議)という名詞と結びつく動詞は何かを考える。make a meetingは不自然だが、do a meetingも一般的にはあまり使われない。hold a meeting(会議を開く)が最も自然なコロケーションだということを知っているかがポイントになる。


攻略法(2):セットで覚える「定番表現」


先生: Part 6の語彙問題で出題されやすい、ビジネス文書で頻出のコロケーションは、パターンとして覚えておくと非常に有効だ。

【ビジネス文書でよく出るコロケーションの例】

  • 決定・報告関連: make a decision(決定を下す)、submit a report(報告書を提出する)

  • 会議・予定関連: attend a meeting(会議に出席する)、schedule an appointment(アポイントを取る)

  • 調査・分析関連: conduct a survey(調査を実施する)、analyze the data(データを分析する)

  • 製品・サービス関連: launch a new product(新製品を発売する)、provide excellent service(優れたサービスを提供する)

これらの表現は、TOEICの様々なパートで繰り返し登場する。単語を単体で覚えるだけでなく、**「名詞+動詞」や「形容詞+名詞」**といった形でセットで覚えるようにしよう。


実戦演習:コロケーション問題に挑戦!


先生: それでは、今日の学びを活かして、Part 6形式の問題に挑戦してみよう。

💡 注意点: この例題は、入門レベルの問題です。実際の試験では、より複雑な文脈が問われる可能性があることを頭に入れておきましょう。

Subject: Important Announcement

To all employees,

This is a reminder that all staff must sign up for the new training program by Friday. We will be providing a _________ of courses covering various topics. Please visit the company intranet for more information.

(A) series (B) range (C) group (D) variety

難易度: ★★☆

先生: さあ、ボット君!空欄に最も適切な単語はどれだろう?空欄の前後、特にof coursesという表現に注目だ。

ボット君: はい!空欄の後ろにof courses(一連の講座)とありますね。そして、空欄の前はa(ひとつの)なので、単数形の名詞が入ります。選択肢の4つとも、文法的には入りそうですね…。

先生: その通り!ここでコロケーションの知識が重要になる。a〇〇 of coursesという表現で、**「一連の講座」**という意味になるのはどれかな?

ボット君: えーと…a group of coursesは少し不自然な気がします。a range of coursesやa variety of coursesも良さそうですが…一番しっくりくるのはa series of courses(一連の講座)ではないでしょうか!(A) series だと思います!

先生: 素晴らしい!正解だ、ボット君!

解説:

  • 文脈の把握: 全従業員向けのトレーニングプログラムに関する通知。

  • 問題のポイント: 空欄に入るべきは、a __ of coursesという形で「一連の講座」を意味する名詞。

  • (A) series: a series of ~で「一連の、連続した」という意味の定番表現。文脈に最も合致する。

  • (B) range: a range of coursesは「幅広い講座」という意味で、こちらも自然な表現。しかし、この文脈では、covering various topics(様々なトピックを網羅する)という説明が、体系的な一連の講座を指す series とより相性が良いと判断できる。

  • (C) group: a group of coursesも文法的には可能だが、a series of ~の方がビジネス文書としてはより一般的で自然。

  • (D) variety: a variety of ~で「様々な」という意味。これも意味は通じるが、seriesの方が連続性を強調する点でより適切。


今日のまとめ!


先生: よし、ボット君!今日のまとめだ!

  • 語彙問題は、文法ではなく意味と文脈で解く。

  • 「コロケーション(語の自然な結びつき)」の知識が非常に重要だ。

  • 単語を覚える際は、「セット」で使われる表現を意識しよう。

  • 頻出するビジネス関連のコロケーションを覚えておくと、Part 6だけでなく、Part 7の読解スピードも上がるぞ。


💡 重要格言: 「単語は単体で覚えるな!文脈とセットで覚えろ!」


本日出てきた単語


  • vocabulary /voʊˈkæbjəˌlɛri/【名】:語彙

  • pillar /ˈpɪlər/【名】:柱

  • collocation /ˌkɑːləˈkeɪʃən/【名】:コロケーション、語の連なり

  • context /ˈkɑːntɛkst/【名】:文脈

  • sign up for /saɪn ʌp fɔːr/【句】:〜に申し込む

  • training program /ˈtreɪnɪŋ ˈproʊɡræm/【句】:研修プログラム

  • intranet /ˈɪntrənɛt/【名】:イントラネット(社内ネットワーク)

  • series /ˈsɪəriːz/【名】:一連、連続

  • range /reɪndʒ/【名】:範囲

  • variety /vəˈraɪəti/【名】:多様性

  • decision /dɪˈsɪʒən/【名】:決定

  • submit a report /səbˈmɪt ə rɪˈpɔːrt/【句】:報告書を提出する

  • attend a meeting /əˈtɛnd ə ˈmiːtɪŋ/【句】:会議に出席する

  • conduct a survey /kənˈdʌkt ə ˈsɜːrveɪ/【句】:調査を実施する


ボット君: コロケーション、すごく勉強になりました!これからは単語を覚えるときに、どんな動詞や名詞と一緒に出てくるかを意識してみます!

先生: その調子だ!語彙力が上がれば、Part 6の正答率もグンと上がるはずだ。次回は、もう一つの重要なテーマ、**「文挿入問題の基本戦略」**について、改めてじっくり学んでいこう!


次回:  第17回:Part 6対策(5)文挿入問題の基本戦略

#TOEIC #TOEIC対策 #TOEICパート6 #英語学習 #英単語

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