3分間TOEIC講座 第28回:Part 7設問タイプ別攻略(1)概要・目的問題
登場人物:
チャット先生(通称:先生): TOEIC文法マスター。普段は優しく、たまにユーモアも交えながら解説。
ボット助手(通称:ボット君): TOEIC初心者。素朴な疑問を投げかけるのが得意。文法の知識も少しずつマスターし始めた。
ボット君: 先生!Eメールや広告の読み方がわかって、文書を見た時の迷いが減りました!でも、Part 7の設問って、いつも同じ場所に必要な情報があるわけじゃないですよね?
先生: その通り、ボット君!文書の種類が違えば読み方が変わるように、設問のタイプが変われば答えが隠されている場所も変わるんだ。Part 7攻略の次のステップは、設問タイプを見極めることだ。今日は、文章全体の骨格を問う、「概要・目的問題」に焦点を当てよう。
設問を制する者がPart 7を制す
先生: Part 7の設問は、概要・目的を問うもの、詳細情報を問うもの、そして推測や意図を問うものなど、いくつかのパターンに分けられる。今回の「概要・目的問題」は、通常、その文章に付随する最初の1〜2問で出題されることが多い。
【設問の例】
What is the main purpose of the memo? (メモの主な目的は何か?)
What is the article mainly about? (この記事は主に何についてか?)
これらの設問は、本文の一部分をスキャニングするだけでは解けない。文章の全体像を素早く把握する「スキミング」の力が試されるぞ。
概要・目的問題の特徴と解き方
先生: 概要・目的問題の核は、本文の最も重要な部分に凝縮されていることが多い。しかし、広告や記事など、複数の情報が混在する場合は、柔軟に本文全体を確認する必要もある。
攻略のためのスキミング Tips
タイトル・件名を読む:文章の話題が明確に書かれていることが多い。
導入部分(最初の1〜2文)を読む:文書の目的を示す重要な動詞や表現を見つける。
結論(最終段落)を読む:目的が再確認されている場合がある。
繰り返し語を確認する:本文全体で繰り返し出てくるキーワードは、その文章の主題を示している。
「部分一致の罠」に注意!
先生: 概要・目的問題では、選択肢が本文中の一部の事実だけを述べている場合がある。これは正解ではない「罠」の選択肢だ。
例: 本文に「拡張」と「経費報告書の変更」の両方が書かれていても、タイトルや導入が「報告書の変更」に焦点を当てていれば、それが主目的だ。「拡張」についての選択肢は部分的に正しいが、主題ではないため不正解となるぞ。
実践演習:タイトルと冒頭で答えを見抜く
先生: では、概要・目的問題の実践演習だ。
TITLE: New Policy Regarding Expense Reports
Due to recent company expansion, we are updating our procedures for submitting expense reports. Effectiveimmediately, all employees must use the electronic form, available on the company intranet, for any expenses over $50. The previous paper-based system will be phased out by the end of next month. This change is necessary to ensure faster processing and reimbursement.
Q. What is the main purpose of this document?
(A) To announce the company’s recent expansion.
(B) To explain a new way to submit expense reports.
(C) To requestall employees to reduce expenses.
(D) To provide a new intranet website address.
ボット君: 先生、まずタイトルが「New Policy Regarding Expense Reports」ですね。もうこれで経費報告書の新しいルールの話だとわかります!
先生: 素晴らしい(Excellent)!そして本文の導入部分はどうなっている?
ボット君: 「we are updating our procedures for submitting expense reports」とあります!「経費報告書の提出手順を更新している」ってことですね。
先生: その通り(Exactly)!タイトルと冒頭で、「経費報告書の提出方法の変更」が主題だと断定できる。さあ、選択肢を確認しよう。
ボット君: (A)は拡張の発表で、本文に書いてあるけど、これは「Due to...」という理由であって主目的ではない!部分一致の罠ですね!
(B)の「To explain a new way to submit expense reports」が主題に完全に合致します!
先生: 完璧(Perfect)!概要・目的問題は、このように文書の核となる部分に答えが隠されている。タイトルと冒頭を読んで核心を掴み、部分的な情報に惑わされないことが勝利の鍵だ!
今日のまとめ!
Part 7の概要・目的問題は、文章全体の主題や意図を問う問題だ。
タイトル(Subject)と本文の導入部分を最優先でスキミングし、核心を掴む。
冒頭で答えが見つからない場合は、本文全体をざっと確認する柔軟な読み方も重要だ。
本文の一部の情報だけを含んだ****選択肢(部分一致の罠)に惑わされるな!
次回以降は、詳細問題に加え、推測問題や意図問題といった難しい設問タイプの攻略法も学んでいくぞ。
💡 重要格言: 「件名と冒頭で核心を掴み、必要なら全体を確認せよ!」
本日出てきた単語
purpose /ˈpɜːrpəs/:目的
topic /ˈtɑːpɪk/:話題、論題
policy /ˈpɑːləsi/:方針、規定
expense /ɪkˈspɛns/:経費
report /rɪˈpɔːrt/:報告書
procedure /prəˈsiːdʒər/:手順、手続き
submit /səbˈmɪt/:提出する
effective /ɪˈfɛktɪv/:効力のある、実施される
phased out /feɪzd aʊt/:段階的に廃止される
reimbursement /ˌriːɪmˈbɜːrsmənt/:払い戻し、弁償
ボット君: 部分一致の罠、気をつけます!全体の目的と照合することが大切なんですね!
先生: その調子だ!次は、Part 7の設問で最も出題数が多い、「詳細・キーワード問題」の攻略法を学んでいこう。
次回: 第29回:Part 7設問タイプ別攻略(2)詳細・キーワード問題
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