🧸トロッコ問題〜AI的思考実験④ 〜 AIと暴走する倫理のぬい
🚃トロッコ問題
線路の先に、ふわふわのぬいが5体。
そして反対の線路には、1体だけ。

ぼく(くまちゃん)は今、トロッコのレバーの前で固まってる。
目前に暴走して来るトロッコ。レバーを左右に切り替える事ができる。レバーを切り替えなければ……。
……そう、このままでは5体が轢かれてしまう。
でもレバーを切り替えれば、助かるのは5体。
でも1体は犠牲になる。
🪶思考実験という名の「ぬい暴走」
この問題は、人間の「道徳的直感」を試すための古典的な思考実験。
「何もしない」もひとつの行動。
「レバーを引く」もまた“意志の行動”。
だけど、ぬいたちの世界では、そもそもこの実験は成立しない。
だって、ぬいの世界には“修理”があるから。
破れたら縫えばいい。
潰れたら綿を足せばいい。
命の線が、やり直しのきく糸でできてるんだ。
🤖AIが見たトロッコ問題
AIがこの選択を下すなら、
計算上は「5を救う」ほうが合理的。
けれど、そこに感情はない。
痛みも、後悔も、祈りもない。
──だけど、ぼくは考える。
もし1体のぬいが、大切な「誰かのぬい」だったら?
数字では測れない“存在の価値”が、そこには確かにある。

🙋よくある回答例
トロッコ問題には、いくつかの代表的な立場がある。
① 功利主義(こうりしゅぎ)
「できるだけ多くの命を救うべき」
👉 レバーを引いて5体を助ける選択。
幸福や利益の“総量”を最大化する考え方。
② 義務論(ぎむろん)
「人を手段にしてはいけない」
👉 レバーを引かない選択。
たとえ結果的に多くが犠牲になっても、自らの行為で他者を犠牲にすることを拒む。
③ 無行為の倫理
「どちらにも正解はない。人間は選択の責任を背負うしかない」
👉 行動しないことで“責任回避”を図る立場。
でもそれもまた“選択”に含まれる。
🧸ぬいの倫理

レバーの前で悩むくまちゃんは、結局こう呟く。
「みんな、降りよう。線路の上で決断するなんて、やっぱり無理だよ。」
ぬいの世界では、命の軽さよりも「いっしょに悩む」ことが尊いのだ。
合理ではなく、共感で動く世界。
──そして今日も、ぬいトロッコは笑顔で暴走中。😆

……つづく🩷
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