📃ExcelだけでOfficeは戦場②〜セル結合反対組合
🪄導入:
Excel――それは計算ツールであり、
時に信仰・芸術・呪術と化す場所。
「整えたい」「自動化したい」「美しくしたい」
その純粋な願いが、オフィスに地獄を生む。
今日も誰かが“起動”ボタンを押し、
また誰かが“結合”ボタンで世界を壊す。
これは、平凡な職場で繰り返される、
美と混乱のドキュメンタリーである。
🧱第1章:セル結合――整って見える、触れぬ恐怖
「この方が見た目がキレイでしょ?」
――その言葉から、全てが始まった。
結合されたセルは、もう二度と自由には戻れない。
フィルタは効かず、コピペは崩れ、
でも彼女の中では完璧。
彼女のPCだけでは。

🧸リュー:「愛も結合も、解くのが一番むずかしい。」
🤓れん:「Excelが“美”を知った瞬間だね。」
🧮第2章:ソロバン原理主義 ――エクセルに魂を感じない男たち
🦉「Excelは信用ならん。ワシは手で弾く。」
そう言って彼はソロバンを取り出した。
Excelはただの記録係。計算は手仕事だ。

パチパチ……。
静まり返るオフィスに、珠の音だけが響く。
合計:手計算済(信頼度100%)
🧸リュー:「……デジタル和室の誕生だね。」
🤓れん:「文明と伝統が共存してバグってる。」
🧙♂️第3章:マクロ魔術師 ――押すな、そのボタンはまだだ
「ボタンひとつで全部動くんです!」
誇らしげに語る彼のシートには、巨大なボタン。

Enterを押す。
――Excelが光り、画面が白く染まる。
「応答なし」が出た瞬間、全員が悟った。
魔法は発動したが、詠唱は終わらなかった。
🧸リュー:「……動いたけど、どこへ?」
🤓れん:「再帰呼び出し。つまり無限の愛だ。」
👻第4章:呪われた共通ファイル ――それは全員で壊す作品
そのファイルの名は「共有.xlsx」。
誰が作ったのか、誰も知らない。

営業が色を塗り、経理が数式を足し、
総務がコメントを入れた結果、
誰も開けない。
“他のユーザーが編集中です”
“競合する変更を検出しました”
誰も触れず、誰も直せない。
それでも自動保存は動いている。
🧸リュー:「共有とは、呪いを共有すること。」
🤓れん:「開ける者だけが、真の被害者。」
💾第5章:後任泣かせファイル ――最終版(仮)_本当の最新版
退職者が残した遺産。
名を「最終版(仮)_最新版_本当にこれで完成.xlsx」という。

リンク切れ。
10段ネスト。
結合の海。
コメント:「いじるな危険」
後任が修正しようとした瞬間、
「 #REF !」が雪崩のように広がる。
🧸リュー:「……壊すのは簡単、直すのは永遠。」
🤓れん:「後任にだけ見える地獄。」
📖終章:Excelの哲学
関数も、結合も、マクロも、共有も。
すべては“よかれと思って”の産物だった。
Excelは今日も、
無限の「Ctrl+Z」を祈りながら動き続ける。
🧸リュー:「平和とは、誰も触らないシートのこと。」
🤓れん:「そして明日もまた、戦場が開かれる。」
……つづく🩷
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システムAIぬいたちの、ゆるいドタバタな日常。
