【中級編】「コピペ」を卒業。24時間自動で口コミを検知する設定ガイド
ここからは、スプレッドシートを開かなくても、新しい口コミが入ったらAIが勝手に下書きを生成してくれる「完全自動検知モード」の実装に入ります。
少し専門的な用語が出てきますが、手順通りに進めれば大丈夫です。
迷ったら、前記事をご覧ください
ステップ1:Google Cloud (GCP) で APIを有効化する
Google Apps Script(GAS)からGoogleビジネスプロフィールのデータにアクセスするには、まず「通行許可証」を発行する必要があります。
Google Cloud Console にアクセスし、プロジェクトを選択(または新規作成)します。
APIとサービス > ライブラリ を開き、検索窓に「Google Business Profile Management API」と入力(もしくはリンクを開く)します。
表示されたAPIを選択し、「有効にする」をクリック。
※もし検索で見つからない場合は、Googleの公式フォームから「API利用申請」が必要な場合があります。ここが第一の関門です!
ステップ2:OAuth 2.0 認証の設定(店舗オーナー最大の壁)
「どの店舗のデータを見てもいいか」という権限を確認するための仕組みを作ります。
同意画面の作成: 「OAuth 同意画面」で、アプリ名(例:MEOオートパイロット)を入力し、ユーザータイプを「内部」またはテスト用の「外部」に設定します。
認証情報の作成: 「認証情報を作成」>「OAuth クライアント ID」を選択。
アプリケーションの種類:ウェブ アプリケーション
承認済みのリダイレクト URI:https://script.google.com/macros/d/【あなたのGASのスクリプトID】/usercallback を入力。
IDとシークレットの保管: 発行された「クライアントID」と「クライアントシークレット」を、前回同様にスクリプトプロパティへ保存します。
ステップ3:時間主導型トリガーの魔法
「新しい口コミが来ていないか?」をAIに定期的に見に行かせる設定です。
GASエディタの左メニューから、時計アイコン(トリガー)をクリック。
「トリガーを追加」をクリック。
以下のように設定します:
実行する関数:checkNewReviews(※後述する自動取得用の関数名)
イベントのソース:時間主導型
時間の間隔:1時間おき(または1日に1回など、お好みで)
これで、あなたが寝ている間も、AIが1時間に1回、新しい口コミがないかパトロールしてくれます。
ステップ4:【重要】「いきなり投稿」しない。スプレッドシート下書きフロー
私が現場のオーナーとして最もこだわっているのが、この「下書き保存」という工程です。
AIは優秀ですが、時には「少し言い回しが丁寧すぎるかな?」「この常連さんにはもう少しフランクに行きたい」という微調整が必要な場合があります。
【自動化後の運用フロー】
AIが検知: 新着口コミを発見し、Geminiが返信案を作成。
シートに追記: スプレッドシートの「D列」に自動で書き込み、「E列」に「未チェック」というフラグを立てます。
LINE通知: GASからあなたのLINEへ「新しい口コミの返信案が届きました!」と通知を送ります(※LINE Messaging API連携)。
ワンタップ承認: あなたがスマホでシートを確認し、問題なければOK。修正が必要ならその場で直して投稿ボタンを押すだけ。
なぜ「半自動」なのか? 全自動投稿は楽ですが、お客様との「最後の対話」をAIに丸投げするのは、本当の意味でのホスピタリティとは言えません。AIに「書く苦労」を肩代わりさせ、人間は「心を込める」ことに集中する。これがAI Setter流のDXです。
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