APIキーをコードに書かない!「金庫(スクリプトプロパティ)」で安全管理するコツ
プログラミング初心者の方が一番やってしまいがちな失敗。それが、ソースコードの中に直接 sk-... といった大切なキーを書き込んでしまうことです。
もし、この記事(GAS)を誰かに共有したり、誤ってネット上に公開したりすると、あなたのAPIキーが悪用され、高額な請求が届くリスクがあります。
そこで、GASに標準装備されている「金庫(スクリプトプロパティ)」を使って、コードから切り離して安全に管理する方法をマスターしましょう。
ステップ1:GASの「金庫」を開く
作成したGAS(Google Apps Script)のエディタ画面を開きます。
左側のメニューにある 歯車アイコン(プロジェクトの設定) をクリックします。
画面の一番下までスクロールし、「スクリプトプロパティを編集」という青い文字をクリックします。
ステップ2:キーとトークンを「金庫」に預ける
ここで、OpenAIとLINEのキーをそれぞれ登録します。
「+ スクリプトプロパティを追加」 をクリックします。
「プロパティ」の名前に OPENAI_API_KEY と入力し、「値」に取得した sk-... のキーを貼り付けます。
もう一度 「+ スクリプトプロパティを追加」 をクリック。
「プロパティ」の名前に LINE_ACCESS_TOKEN と入力し、「値」にLINEのアクセストークンを貼り付けます。
最後に 「スクリプトプロパティを保存」 を押して完了です。
ステップ3:コードから「金庫」の情報を呼び出す
これで、コードの中に直接キーを書く必要がなくなりました。コードの冒頭部分を以下のように書き換えるだけです。
// 金庫(スクリプトプロパティ)から情報を呼び出す命令
const scriptProperties = PropertiesService.getScriptProperties();
// 直接書く代わりに、金庫から取り出す
const OPENAI_API_KEY = scriptProperties.getProperty('OPENAI_API_KEY');
const LINE_ACCESS_TOKEN = scriptProperties.getProperty('LINE_ACCESS_TOKEN');
🔒 この方法が「安全」な3つの理由
コードが汚れない: 画面上がスッキリし、開発ミスを防げます。
流出リスクを激減: もしコードを誰かに見せても、APIキーそのものは「金庫」の中にあるため、相手には見えません。
キーの更新が楽: キーが新しくなっても、コードを触らずに「設定画面」から値を書き換えるだけで対応できます。
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