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SNSを続けていたら、日本武道館で流れる映像の仕事につながった話

こんにちは。

Teddypooh | Chubby Bunny の製作者です。

今回は、少し日記も兼ねて、私がAI映像制作を通して経験した出来事について書いてみました。

以前、Instagramのストーリーでも少しだけ紹介したのですが、今年のゴールデンウィークに、日本武道館で開催されたライブのAI映像制作に携わらせていただきました!

少し前まで、自分が日本武道館で流れる映像を作ることになるなんて、まったく想像していませんでした。

なぜなら、私は映像業界で働いた経験も、専門的に映像制作を学んだ経験もないからです。

そんな私が、あの小泉今日子さんのライブで使用された、約5分間のAI映像を丸々制作させていただきました。

実際に制作した映像は、こちらのMVでご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=-0CaUTKuhI8

作品には制作者としてクレジットも掲載していただき、YouTubeでのMV公開をきっかけに、今回のお仕事を公に紹介できるようにもなりました。

企業案件の場合、権利や契約の関係で、「自分が作りました」と言えないものも多くあります。

私自身、実績として紹介できる案件は本当に一部です。

ただ今回は、正式にご紹介できる貴重な機会をいただいたので、いつもの発信とは少し方向性が違いますが、AI動画制作を続ける中で、こんなお仕事にもつながったという一つの記録として、制作が始まってからライブ当日までの出来事を日記に残してみました。

1.SNSに届いた、突然の仕事依頼

始まりは、ある日SNSに届いた一通のメッセージでした。

「AI映像制作について相談したい」という内容だったのですが、連絡が来たのは企業の公式アカウントではなく、担当者の方の個人アカウントでした。

フォロワー数もそれほど多くなかったため、最初に見たときは、

「これは本当の話なのかな……?」

と、かなり疑いました。笑

SNSを運用していると、実在する企業名を使った怪しいメッセージが届くこともあります。

そのため、相手の情報や依頼内容を確認しながら、慎重にやり取りを進めました。

すると、ビクターエンタテインメントのディレクターの方からの、正式なご相談だということが分かりました。

内容は、日本武道館で開催される小泉今日子さんのライブで使用する、約5分間の映像をAIで制作してほしいというもの。

本当の依頼だと分かった瞬間は、もちろんとてもうれしかったです。

でも、それ以上に、

「本当に私で大丈夫なのかな……」

という不安の方が大きかったです。笑

これまで作ってきたのは、SNSで見てもらうことを前提とした短い動画がほとんどです。

日本武道館で流れる約5分間の映像なんて、当然作ったことがありません。

それでも、これまでSNSに投稿してきた作品を見て、声をかけてくださいました。

経歴や肩書きではなく、実際に作ってきたものを見て、可能性を感じてくださったこと。

それが、私にとって本当に大きな出来事でした。

2.初めて挑戦した、約5分間のAI映像

今回制作したのは、Teddypoohのように、キャラクターや世界観を一から作る映像ではありません。

提供していただいた写真素材をもとに、AIで動きを加え、写真と写真をモーフィングでつないでいく映像でした。

もともとの写真が持っている魅力や雰囲気を残しながら、どのように動きを加えるのか。

音楽に合わせて、どの写真からどの写真へつないでいくのか。

そして、それを約5分間の映像としてどう見せるのか。

普段作っているオリジナル作品とは、また違った難しさがありました。

しかも、映像が流れるのはスマートフォンではなく、日本武道館の大きなスクリーンです。

打ち合わせでは、スクリーンのサイズや配置も教えていただきました。

ただ、日本武道館へ行ったことがなかったので、実際にどのくらいの大きさで、どのように見えるのかを具体的に想像するのが難しく…。

「この動きは、大きなスクリーンで見たときにどう見えるんだろう」

「このつなぎ方で、曲の雰囲気を壊していないだろうか」

そんなことを考えながら、何度も生成と修正を繰り返しました。

うまくいかなければ、指示や方法を変えて生成し直す。

その中から使える映像を選び、編集でつないで、全体の流れを確認する。

AIを使っていても、一つひとつ試しながら形にしていく、地道な作業でした。

制作を進める中で、改めて小泉今日子さんの楽曲やこれまでの歩みに触れ、その魅力を映像でどう表現するか考えた時間も、私にとって大きな学びになりました。

そして今回、制作を通して改めてすごいと感じたのが、ビクターエンタテインメントさんの挑戦する姿勢です。

今回の、AI映像の演出はまだ新しい表現方法で、生成してみなければ分からない部分も多くあります。

そのAI映像を、日本武道館という大きな舞台のライブ演出に取り入れること。

さらに、映像業界での実績がなかった個人クリエイターに、映像を任せること。

依頼する側にとっても大きな挑戦だったのではないかと思います。

それでも、私がSNSに投稿していた作品を見て、その可能性を信じてくださいました。

新しい表現に挑戦する機会をくださり、そして一人の個人クリエイターを信じて任せてくださったことに、本当に感謝しています🙏

3.自分の映像が、日本武道館で流れた日

ライブ当日は、制作者として日本武道館へ招待していただきました。

当日、九段下駅に着くと、公演のポスターがずらりと並んでいました。

自分が制作に関わったライブが、本当に今日、日本武道館で行われるんだと一気に実感が湧いて、かなりテンションが上がりました。笑

そして日本武道館へ向かい、いよいよライブ本番を迎えました。

制作中、パソコンの画面では何度も確認していた映像。

それでも、日本武道館の大きなスクリーンに映し出された瞬間は、まったく別の映像のように見えました。

会場いっぱいに音楽が流れ、照明が動き、その中で自分の作った映像が映し出される。

自宅で一人、パソコンに向かってAI映像を作っていた時間が、本当に日本武道館につながったんだ。

そのことを会場で初めて実感して、思わず泣いちゃいました。笑

また今回は、一丁前に少しだけクリエイター目線でもライブを見ていました。笑

映像が使われるタイミングや、スクリーン内での配置。

カメラワークや照明との組み合わせ。

普段、スマートフォンで映像を見ているだけでは分からないことが、たくさんありました。

当たり前ですが、一つのライブは、音楽だけではなく、映像や照明、カメラなど、本当に多くの要素が重なって作られています。

会場の熱気や、そこにいる人たちの表情。

実際にその場所へ行ったからこそ感じられる“熱狂”がありました。

今回の経験をきっかけに、これからはほかのアーティストのライブにも、もっと足を運んでみたいと思いました。

そしてライブが終わった後には、なんと小泉今日子さんご本人にお会いする機会までいただきました!

実際にお会いするまでは、ものすごく緊張しました。笑

でも、とても気さくに接してくださり、AI映像にも興味を持ってくださって、少しお話しすることもできました。

制作を通して楽曲を知り、ライブを見て、最後に直接お人柄にも触れて、気づけば一気に大ファンになっていました。笑

仕事を任せていただけたことはもちろんですが、この仕事がなければ出会えなかった方々とつながり、自分一人では見ることのできなかった景色を見られたことも、大きな財産になりました。

4.うれしさの中で生まれた、次の目標

今回のお仕事は、これまで培ってきたAI映像の制作技術を評価していただいたことから始まりました。

自分の技術が、日本武道館という大きな舞台で使われたことは、本当にうれしかったです。

でも、その一方で、正直に言うと少しだけ悔しさも残りました。

というのも今回、日本武道館のスクリーンに映ったのは、自分が一から生み出したコンテンツではなかったからです。

もちろん、今回の映像制作と、普段のキャラクター活動はまったく別のものです。

今回のお仕事を経験できたことだけでも、本当にありがたいと感謝しています!

それでも、日本武道館のスクリーンに映る自分の映像を見ながら、心のどこかで、

「いつかは、自分のAIキャラクターたちと一緒に、ここまで来たいな」

と思いました。

いつかは制作技術だけではなく、自分が生み出したキャラクターや世界観そのものを評価していただき、ライブや企業との取り組みなど、もっと大きな仕事につなげていけたらいいなと。

烏滸がましいですが、それが、今回の経験を通して生まれた新しい目標です!

5.SNSを続けた先にあったもの

SNSを続けていると、どうしても再生回数やフォロワー数が気になります。

私自身も、投稿した動画が思うように伸びず、

「このまま続けて意味があるのかな」

と思うことがあります。

でも、SNSに投稿した作品は、再生回数を増やすためだけのものではありません。

自分が何を作れるのか。

どんなものが好きで、どんな表現を大切にしているのか。

一つひとつの投稿が、それを自分の代わりに伝えてくれます。

作品を積み重ねていくことで、SNS全体が少しずつ、自分を知ってもらうためのポートフォリオになっていきます。

今回のように、日本武道館で流れる映像制作のお話が突然届くケースは、かなり珍しいと思います。

AIを使えば、誰でもすぐに大きな仕事ができるわけでもありません。

ただ、今回のお話が届くまでには、分からないなりに作品を作り、試行錯誤しながら発信を続けてきた時間がありました。

映像業界で働いた経験がなくても、専門的に学んだ経験がなくても、自分で作品を作り、世界に向けて発信できる。

そして、それを続けることで、思いもよらない仕事や新しいご縁につながることがあるので、諦めずに発信することはすごく大事だと思います。

そして!!

ついに、明日からは、これまで自分がAI作品を作り、SNSで発信してきた経験をもとに、「AIぬいぐるみラボ」という新しい活動を始めます。

まずは、自分のぬいぐるみやペットをAIで動かしてみたい初心者の方に向けた、小さな一歩から。

動画の作り方だけではなく、その子らしいキャラクターや世界観を作り、少しずつ育てていくところまで、皆さんと一緒に考えられる場所にしていきたいと思っています。

詳しくは明日の投稿でお知らせします🧸

この記事が、これから何かを始めようとしている方や、AI制作を続けるか迷っている方にとって、少しでも前向きなきっかけになれば嬉しいです。

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