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🧭第8回|強く読む単語を決めない限り、音は安定しない

ChatGPTと一緒に英語を学ぶ
第2章|英語が日本語っぽくなる原因をほどく
🧭第8回|強く読む単語を決めない限り、音は安定しない

英語を読んでいて、
「なんとなく不安定だな」
と感じることはありませんか。

間違ってはいないはずなのに、
音が落ち着かない
読んでいる途中で、
自分でもリズムを見失う。

この感覚は、
発音が下手だから起きているわけでは
ありません。
原因は、
もっと単純で、
多くの人が見落としているところに
あります。

強く読む単語が、
決まっていない。



音が安定しないとき、何が起きているか

音が安定しないとき、
英語は
たいてい次のような状態に
なっています。

・すべての単語を同じ強さで読んでいる
・どこが大事か分からないまま進んでいる
・音の山と谷が作られていない

これは、
英語としてはとても読みにくい状態です。

英語は、
音の強弱によって
意味の骨組みが作られる言語だからです。



日本語は
「強く読む場所」を
決めなくても通じる

ここで、日本語と比べてみましょう。

日本語では、
どの単語を特別に強く読まなくても、
意味はだいたい伝わります。

助詞も動詞も、
同じような強さで並べても、
文章として成立します。

だから私たちは、
「どこを強く読むか」を
普段ほとんど意識していません。



英語は「強く読む場所」が前提の言語

一方、
英語では事情が違います。

英語では、
文章の中で
どの単語が中心かが
音によって示されます。

中心になる単語は、
自然と強く、はっきり読まれます。

逆に、
中心ではない単語は、
軽く流されます。

この差があるからこそ、
英語の音は前に進み、
リズムが生まれます。



強く読む単語が決まらないと、
すべてが同じになる

強く読む単語を決めないまま読むと、
どうなるでしょうか。

すべての単語が
「同じくらい大事」に扱われます。

結果として、
音の強弱が消え、
リズムが平らになります。

これは、
発音が悪いからではありません。
設計図がないまま音を出している
状態に近いのです。



「全部読まなくていい」とのつながり

第7回で、
英語は全部読まなくていい、
という話をしました。

その理由はここにつながります。

全部を同じように読むと、
強く読む場所を作れないからです。

英語を英語らしく読むためには、
「ここが中心」という場所が
自然に浮かび上がってくる必要があります。



強く読む単語は「探すもの」ではない

ここで、
誤解してほしくないことがあります。

強く読む単語を
頭で必死に探す必要はありません。

「ここかな?」「あそこかな?」
と考え始めると、
また監視モードに入ってしまいます。

大事なのは、
全部を同じ強さで読んでいる自分に
気づくことです。

気づくだけで、
自然と強弱は生まれ始めます。



強弱が生まれると、音は勝手に安定する

不思議なことに、
強く読む場所が一つでも定まると、
音全体が安定し始めます。

理由は単純です。

・強いところが基準になる
・それ以外が自然に軽くなる
・音の流れが前に進む

結果として、
「日本語っぽさ」が薄れていきます。



発音練習より先に整えるべきもの

ここまで読むと、
発音練習の位置づけが
少し変わって見えるはずです。

発音練習は、
強く読む場所が決まってから
はじめて効果を発揮します。

順番が逆になると、
どれだけ練習しても、
音は安定しません。



今日のまとめ

・音が安定しないのは、
 発音が悪いからではない
・強く読む単語が決まっていないと、
 英語は平らになる
・全部を読もうとすると、
 強弱は生まれない

まずは、
「今、全部同じ強さで読んでいるな」
と気づいてみてください。

それだけで、
英語の音は少しずつ変わり始めます。

次回は、
日本語と英語は、
リズムの作り方がまったく違う
という話をしていきます。


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