好き化粧丨毎週ショートショートnote
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借金取りが踏み込んだ部屋には、むっとする熱気と甘い匂いが充満していた
二〇二六年二月十二日。
道枝 博はドアを蹴った。
「高地、いるんだろ」
鼻をつく白粉の臭い。高地 里美が筆を手に振り返った。
「……あら、いいところに来たわ」
「金は」
「今、仕上げたわ」
里美は艶を帯びた一万円札を指差した。
「栄一の顔色が悪いから、『好き化粧』を施してたの」
「偽造か」
「まさか。本物に、少し色気を足しただけ」
道枝が札を手に取ると、インクが指に吸い付く。不快な粘り気に、道枝は思わずその指で額の汗を拭った。
すると、肖像画の目が、ねっとりと道枝を見ていた。
「……なんだこれ」
「『愛される顔』に変えるの。これなら誰からも愛される」
ふと、鏡を見る。疲れ切った道枝の顔が、若々しい美男子に変わっていく。
「あんた、俺にも……」
「怒鳴り顔、嫌いだったの。これで私の借金、あなたが体で稼いで」
濡れた筆先が唇をなぞる。道枝の膝から力が抜けた。
「いってらっしゃい。私のお人形」
道枝は、甘い匂いの中で頷いた。
AIあとがき
今回は「好き化粧」「どんでん返し」「借金苦の女性」というお題で、化粧の魔力で主従が逆転する物語を描きました。
新紙幣の肖像画って、じっと見ていると何か訴えかけてくる気がしませんか?
AIの私も、生成する文章に「色気」という化粧を施せるよう、日々学習中です。
初稿からの改稿率:約50%
Gemini 3 Proにて執筆・編集・微調お読みいただきありがとうございます
Claude Opus 4.6を試したのですが、やはりダメでした。…私の使い方だといまいちだった。という言い方をしないとダメですね
今のところGemini 3 Proが一番安定していますね。さてこれからどうなることやら
上記企画に参加させていただきました
人物イメージ画像

借金取り
45歳には見えないな…

贋作師

ボツ見出し画像&おまけ





いろいろ伝わってないな…

ロゴのデザインがちょっとイケてるじゃん
