宇宙スープ虫よけ「見て、光ってる」 | せりふ三題噺
宇宙船の狭い食卓に、ふたり分のスープがゆっくり湯気を立てていた。
娘が匙を置き、ふいに窓を指す。
さっきまで青と白のまだら模様の小さな点だった地球が、音もなく白く弾けた。
闃光は輪郭を呑み込みながら広がっていく。
母は娘の頭をそっと胸へ抱き寄せ、その目を塞がなかった。
「見て、光ってる」
(139文字)

お読みいただきありがとうございます
母娘はこの先何処へ行くのでしょうか
「見て、光ってる」を使用したという形でお願いします。虫よけを入れるとおかしくなってしまった…
上記企画に参加させていただきました
