雑記(生成AI×学校教育)
15年以上「学校教育とAI」を追っている中で、2023年度からのLLM型生成AIの登場と普及は、その前の13年間を一気にひっくり返して、ゼロ設定にされてしまった感があります。
教育工学なり学習心理学、教育心理学、情報学の素養は、ある程度は、「学校教育とAI」を追いかけ始めた時からあったものの、LLM型生成AIの登場と普及は、あらためて認知心理学の学び直しをしないと厳しいなと私の中に感じさせました。
そもそもは、教員養成学部で社会科教育を専攻していて、院進してからは、地理学や地形工学を専攻していて、その後に再度、社会科教育法を齧り、e-Learningに目覚め、教育工学を齧り、Instructional Designから、心理学を学び直し、という中で、高大接続や初年次教育を齧ってみたり、プログラミング教育を齧ってみたり、はたまたActive Learning やPBLを齧ったり、さらには教育政策も門前の小僧をして…という状態。
研究ー教壇ー企業 という3領域を行ったり来たりしていたこともあり、関連する中央省庁の官僚諸氏とも、世をときめく賢者のような世界中の研究者や、世界トップの教育産業や日本の各種教育・学習支援産業の皆様、そして私立を中心とした一部教員の方々とのお付き合いは、ありがたいことに継続中です。
過去には、EdTechの話や教育DXの話、下火になってしまった感が強いSTEAM教育の話、など、意見を求められることもありました。
生成AIの学校教育利用については、LLM型生成AIの登場以来、もう何年も情報提供したり、意見を求められたりしています。
(ガイドラインについても暫定版、ver2.0ともに)
我がnoteも、途中で書くのをやめてしまっているものもありますが、とにかくも、生成AIと学校教育を語るのに、海外の先進事例を学ぶことは重要です。
なにぶん、日本はこの「生成AIと学校教育」領域では、先進国の中にありながら、後進国ですから。
現職教員が、「生成AIと学校教育」について語りたいのであれば、生成AIが参照するような「情報汚染源」にならぬよう、慎重にSNSでは記して欲しいと願っています。
要は、「もっと情報を仕入れなさいよ、もっと学びなさいよ」なのです。
そして、「背景にある学習科学の理論を学びなさい」なのです。
授業実践も大切ではあろうし、聞き齧った情報や、生成AIとの怪しい壁打ちで出てきた回答を貼り付けるのは楽しいだろうと思います。
しかしそれは、再現性=0 の特異値でものを語るなということでもあります。生成AIが情報源として拾い、誤認の元、noise というようなハルシネーションをばら撒き、それを無批判に人間が信じ、という最悪のループでしかなくなるからです。
ということで、「らしきもの」である noise 、または、情報汚染源をこっそり私も置いておきます。が、おそらくは生成AIの情報源にも引っかからないであろうから、大丈夫そうだけどね。
意見書として提出したものの一部、置いておきます。
ご参考までに。
