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私が英語をある程度操れるようになり、英語を仕事にできた要因

私が英語をある程度自由に操れるようになり、英語を使ってお仕事をさせていただけるようになった大きな要因。

それは、意外に思われるかもしれませんが、「フランス語を勉強したこと」です。

今日は、その英語とフランス語の関係についてお話ししてみたいと思います。


大学でフランス語を学び、英語は捨てた

私は、大学の外国語でフランス語を選択しました。それには涙なくしては語れない事情があるのですが(大げさ)、それについては以下の記事に詳しく書いています。

フランス語を第一外国語としてガッツリやった代わりに、英語の授業は週1回ほどしかなく、それも大学1年生で終わってしまいました。だから、私の英語教育は、19歳で終わっています。

でも、「英語を全然やってないのに、英語がどんどんわかるようになる」という、不思議な現象が起こったのです。英語の学習なんて一切やってないのに、です。

どうしてそんな現象が起きたのかというと・・・


ラテン語系の親戚言語たち

なぜフランス語をやったら英語ができるようになるのかという話の前に、ラテン語系の親戚言語たちのお話を少しだけさせてください。

イタリア語で、
volare(飛ぶ)
という単語があります。

この歌のおかげで、volareという単語を知ってる人も多いはず!(※この歌のvolaré はスペイン語ですけどね)

この単語、

・スペイン語:volar
・ラテン語: volant
・フランス語:voler
・ポルトガル語:voar


と、すごく似た親戚がいるんですよ。

スペイン語、イタリア語、フランス語、ポルトガル語は、ラテン語から派生しています。ラテン語がお母さんで、フランス語、イタリア語たちは兄弟。同じラテン語のDNAを受け継いでいるから、こんなに似たスペルになるんですね。


つまり、これらの言語のうち一言語でも知っていれば、他の言語も、スペルを見たらだいたい意味は想像がつくんです。

私はスペイン語もイタリア語も話せませんが、スペインやイタリアに旅行しても、標識とかを見たら結構分かります。

ラテン語系の言語を知っていれば英語に有利になる理由

でも、「飛ぶ」は英語では「fly」だから、全然違いますよね。これは、flyがゲルマン語起源だからです。

じゃあ、volerとかvolarとか知っていても英語に関係ないじゃん!!そう思うかもしれません。


ところが実は、このラテン語起源のスペルは、英語にも入ってきてるんです。

それが、例えば
volatile(揮発性の)
という単語です。

ね、さっきの、volerとかvolareと似てますよね?

揮発性とは、「蒸発しやすい」って意味なので、液体が飛んでいって気体になるイメージです。液体がパタパタ〜っと飛んでいって、気体になる。そういうイメージができてしまえば、もうvolatileという単語の意味を忘れることはありません。

"volatile aroma(揮発性アロマ)"という表現もよく使われますね。

ラテン語系言語の超基礎単語を知っていれば、英語の難関単語を攻略できる

volatileって、英検1級レベルの単語です。つまり、かなりのハイレベル単語。

でも、ラテン語起源のフランス語、イタリア語、スペイン語などではflyに当たる「超・基礎レベル」の単語を知っているだけで、このvolatileの意味が、何となく想像つくんです。

これ、すごいことなので、繰り返しますね。

英語で言えば中1レベルの単語をラテン語起源の言語で知っているだけで、ハイレベルな英単語の意味が推測できるんです。

ヤバくないですか??

英検1級レベルの難関単語が基礎レベルのフランス語を知っていれば簡単に推測できる例

もちろん、これはvolatileだけの話ではありません。

他にも、英検1級レベルの難関単語が基礎レベルのフランス語を知っていれば簡単に推測できる例をご紹介しましょう。

・savant(学者)
[仏] savoir(知る)※knowレベルの超基礎単語

・volition(意思)
[仏] vouloir(欲する)※wantレベルの超基礎単語

・commencement(始まり)
[仏] commencer(始める)※startレベルの超基礎単語

こんな例は、他にもたくさんあります。

現代の英語は、実に75%が外来語でその50%がフランス語由来の言葉なのです。だから、こんなことが可能なのですね。


だからこそ、私はフランス語を勉強していただけで英語のボキャブラリーがどんどん増えていったわけです。

それまでは、意味の想像もつかなかった単語が「あ、この単語、なんかフランス語の○○に似てる。・・・ていうことは、この文脈ではこういう意味かな?」という予測が、バンバン当たるようになっていきました。

まとめ。英語の攻略にはラテン語系の言語を学ぶことをお勧めする理由

英検1級レベルの単語が推測できるようになるために、フランス語のハイレベルな単語まで学ばないといけないのなら、はっきり言ってやる意味はありません。

英語だけやっていた方が、よっぽど効率がいいと思います。

でも、フランス語ではほんの初歩レベルの単語がハイレベルな英単語につながっているんだから、フランス語をやらない理由はないと思いませんか?


「英語の勉強、マンネリしてきたな〜。なんか、やっても伸びてる気がしないな〜」
という方は、フランス語をやってみることをお勧めします。

もちろん、フランスよりイタリアの方が惹かれる!って人は、イタリア語でも構いません。新しい言語を勉強するのって、楽しいですよ。


この記事には、フランス語に加えてイタリア語の初級単語から、英検1級レベルの難単語が推測できてしまう例などをお話ししています!合わせて、ぜひ読んでみてくださいね。↓


私の本館ブログでは、「英語学習者はフランス語を絶対に学ぶべき理由」をまとめています。こちらもぜひどうぞ!

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