人を責めるなルールを責めろ
毎年本を読んでもアウトプットをしないと
どんなにいい本でも内容を忘れてしまうという後悔から2025年は毎月本の感想をノートに記録することに。
学んだことを言語化することで頭の整理と文章力の向上に期待。
2025/2月
「とにかく仕組み化」
識学/安藤広大
大前提①
人の根底には「性弱説」がある。
人は楽をして生きるものだ、と精神論を諦めた上で物事を考えた方がいい。
だからこその仕組み化で続けられる習慣を作る。
大前提②
替えの利かない人になりたいという欲望ではなく
・組織の中で替えが利くようにしておく
・自分がいなくても回る仕組みを構築
全員を納得させなくてOK
新しい仕組みを取り入れる時、必ず反発は起きる。頑張らない理由を欲しがっている。
それらの反発に寄り添うのではなく「成長したい人のため」に決断する。
本質的な怖い人
ルール通りに動いてくれない
原則だけでは人は動いてくれない
仕組みを運用する上でぶつかる壁だが仕組みを管理する管理職はどんな人がいいのか。
威圧的だったり人格否定をするような恐怖マネジメントなら適正なルールがあったとしてもメンバーは付いて行きたくない。
本質的な怖い人
・仕事で求められる基準が高い
・中途半端な仕事では評価してくれない
・FBが的確で反省する
そこに危機感が生まれる。
仲のいい関係ではなく部下と上司には緊張感があるからこそプレッシャーが生まれ仕事の進め方を考えたり行動を変えることができる。
どうせ、みんな「心の中」で比較し合っている
人は競争し合ったり比べたり、比較されたりする生き物である。
人と比べるための仕組みを整える。
人と比べないように隠すような忖度をするほうが頑張っている人の成長の機会をうばっている。
人と比べたくない、という下からの反発は判断をブレさせる。
競争環境を整えよう。
属人化を防ぐための3年に一度人事異動
業務になれると頑張らずに作業をこなすようになる為、配置転換など新しく頭を切り替えるような変化を加える。
誰が担当しても同じパフォーマンスを出せるようにする。
理念があるから一貫性が生まれる
ただし理念が伝わる順番は異なる
経営者の理想でモノを言っているという反発にさせないために中間管理職の動きが重要になる。
経営者と一般キャリアの「利益が得られるまで」の流れの違い
◾️経営者(水が上から下へ流れている状態)
想いを持って起業→
理念を掲げる→
事業を始める→
仲間が集まる→
試行錯誤する→
成果が出る→
全員で利益を分け合う
◾️一般(水が下から上へ流れる状態)
給料のために就職→
働きがいを求める→
言われたことをやる→
壁にぶつかり試行錯誤する→
より大きなことにチャレンジする→
人の上に立ち理念の深い意味を理解する
メンバーは下から上へ流れるため
理念や理想、愛社精神だけではなく評価や就業規則に目がいくもの。
仕事に悩む20代30代の多くにまず目を向けさせるためには順番の理解が必要。
進行感という感覚
チームや組織全体で何かを成し遂げるという事は最高の成長感である。
会社の売り上げが伸びたり、理念の実現に近づいている、前へ進んでいる実感が得られることで進行感を感じることができる。
チームプレイでの進行感があるからこそ、組織の一員であることに誇りを持つことができる。
これはボーナスや社員旅行では味わえない。
どうなれば企業理念に近づいているかをあらかじめ定義し、進行感が共有できていること、これが経営者に求められる。
2つのコミュニティは「混ぜるな危険」
漫才コンビと一緒で、仲がいい2人で初めても仕事が増えると友人関係ではなくなる。
それは戦友になるからである。
会社は仕事をするコミュニティ。
目的があり、その役割を果たすことが求められること、属人化しない代理や替えが利く存在。
しかし家族や友人は違う。誰かに代わってもらうことができないコミュニティ。
どちらも生活に欠かせないコミュニティだが「混ぜてはいけない」
2つを混合するから人間関係がこじれ精神的に追い詰められるケースがある。
社内で嫌われないことを優先するのではなく、友達関係をキッパリわけて「一緒に仕事をする人」という距離をあける。
属人化しないコミュニティ(会社)と属人化するコミュニティ(家族友人)は切り分けよう。
自分の役割・機能を果たす
かけがえのない歯車
自分らしさを発揮したい、何がやりたいか明確、そんなわかりやすい個性がなくても人は活躍できる。組織に所属して役割を果たすことに意味がある。
替えの効かないスーパーエースになるのではなく、歯車として機能する人が組織に必要。
正しい努力に導き、成長を体感する。それが「この会社に居続けたい」と思えるモチベーションになる。
人は承認欲求から逃げられないため、人からの「存在意義」を感じることは不可欠。
自分を満足させるだけでは人生は満たされない。
組織が大きくなるにつれ、社長は社長の役割を、マネージャーはマネージャーの役割を、プレーヤーはプレーヤーの役割を。
一つ一つが重要な部品であり、組織が大きくなるに連れ、大きな存在意義を獲得できる。
自分の役割を果たすため、
メンバーを成長に導くため、
属人化した組織ではなく
機能する組織にるために
「仕組み化」することが人の上に立つ人の役割である。
もし今の現状に違和感があるなら、人を責めるなルールを責めろ。
