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2025年オフ、自分が奈良のGMならば、移籍市場でどのように補強戦略を描くのか?の一考察。【バスケ】【Bリーグ】




 「球団数が多すぎる」「貧乏球団である」、確かに奈良はこの負の象徴といわれてきた。でも、奈良が応援球団の1つになり3年、はっきりと断言できる、「確かに貧乏球団だし、本拠地はレトロだけど、社長・職員・ファン・選手の皆が一丸にひたむきに走り続ける・戦い続ける姿勢」、これは奈良の「唯一無二の素敵さ」であるし、だから奈良が大好きだよ!と。










 昨日のnote記事、実は当初のイメージよりも時間を要してしまい(正直、2日月曜日のうちには完成できるイメージで執筆してました)、その分、着手が遅れる感じになってしまいましたけど、そう、1人のバスケファンとして、「どうしても書きたいと思ってたnote記事」があって。

 そう、「今オフの移籍市場、自分が奈良のGMならば、どのような選手編成をするのか」です。


 感謝祭(2023,2024,2025)
 決起会(2024)
 新体制発表会(2023,2024)


 そう、奈良が応援球団になったのは「2022-2023」からです。
 今季で3年目が終了ですけど、奈良は「感謝祭に3回、決起会に1回、新体制発表会に2回」それぞれ参加させて頂く程度には、すっかり大好きです





 そう、奈良について語られるときに、いくつかの言葉が、キーフレーズのように出てきます。


 ・「B2を代表する貧乏球団」(実際、「奈良、青森、愛媛」で、決算発表の際に「ワースト3のほぼ常連」になっている)

 ・「プロビンチャ」「よくも悪くも県民球団」(「地方部の球団」の意味。イタリアのサッカー界でよく使われる言葉。実際、奈良ほど「いかにもなプロビンチャ」はそういないだろう。「県民球団」も然り、「ロート製薬、大和ハウス」という名だたる大口スポンサーを持ってるのだが、実は親会社を持たない県民球団を売りにしている。
 ただ、それ故に「帰化枠/アジア枠がいない選手編成」も毎年の恒例になっており、今季「届かなかった、あと1勝」の一員になった感がある)

 ・「9年間で勝率.500到達がゼロ」(現行のB2での、球団の9年間の歴史で、「勝率.500(30勝)の到達はゼロ」。で、「勝率.400(24勝)の到達も3回」で、最高成績は「今季の26勝、勝率.433」。
 それどころか、2021-2022は「9勝45敗、勝率.167」[本来ならばB3降格相当]、2022-2023は「18勝42敗、勝率.300」[最終盤までB3降格の恐怖に怯え続けた]という、マジの暗黒期があった)

 ・「最終流刑地」(個人的には、新潟の「新潟にだけは行かない方がいい」と共に「日本バスケ史の負のパワーワード」と思ってる。はっきり言って「逆の立場だったら、とても傷付く、酷い[ひどい]言葉だよね?」と。
 ただ、奈良の場合、[球団側の判断で]放出された選手が、B2の他球団に移籍できたケースは、確かに「ほぼゼロ」である、つまり「片道切符」。)

 ・「再生工場」(先述の「最終流刑地」ともリンクするが、奈良は「他球団[B1,B2を問わず]を放出された選手を拾って」というのが、日本人選手の半数程度である傾向が強い。
 しかし、特に近年は「古牧、林、石井」等、この「再生工場」選手が、奈良で輝きを放つようになってる。実際、ここ2年の奈良の成長は、「再生工場組の貢献」はとても大きいといえるだろう[ハインズ、ジマーマンも、いわば「再生工場」組といってよい]。
 尤も、再生工場というのは、要は先述のように「他球団を放出された選手」である。つまり「復活・再生が可能であるのか」の「見極め力」が求められる。球団側の眼力、ノウハウの蓄積の賜物であるともいえる。)






 自分は、関西圏、子ども時代は「西宮」、高校生以降~現在(ちな、今夏で41歳になりますが)は「大阪(天王寺の方向です)」です。
 この関係もあり、自分の応援球団は「京都」「大阪」「神戸」「奈良」です。最も生観戦の試合数が多いのは、フルでBリーグを生観戦するようになった「22-23以降」でだと、3年連続で「京都」です、そしてこれは来季もこの意向ですし、B.革新に突入の26-27以降も、恐らくこうなるかなです。

 ですけど、生観戦をさせて頂くのは、年に数試合の程度(ただ今季は、「11試合」させて頂いてますけど)ですけど、「あ、自分、いまここにいるんだな」と心で理解・実感できる場所・球団。それが「奈良」です


 なぜだろう?と。「好き」と感じる理由。
 そう、いま述べたことを含めますと

 「B2での戦力値・資金力は、慢性的に『下から数えた方が早い』」

 「本拠地が古い(飲み物は事前に調達がマスト、食べ物はキッチンカーが前提。かつては「暗転演出設備」「サイドビジョン」さえなかった)」

 「アクセスは(立地的に仕方ないではあるが)可も不可もなく(行きはタクシー、帰りはバス。ただ、最寄り駅は『近鉄奈良またはJR奈良』)」

 「貧乏球団がしばしばネタにされる(これは奈良ファン自身の自虐を含めて。実際例えば、23-24ではクラウドファンディングを決行している)」

 「観客数が2000人を上回れば、ささやかな事件(本拠地のロートアリーナ奈良は、恐らくMAXが「2300人程度」。むしろ、年に2試合程度の橿原が、駅から徒歩圏内なこともあり「より集客が見込める」だったりする)」


 でも、「好き」なんです。自分でも不思議です。
 そう、「球団数が多すぎる」とやり玉にあがると、奈良はまず標的にされますし。

 では、奈良がなぜ「好き」なのか。理由は恐らくいくつかありますけど、特に「携わる人間が素敵だから」があります。


 何よりも特に、「職員さんがいつも汗をかいている」
 「一生懸命さ」「情熱」が伝わるんですよね。

 で、「職員さんの『顔が見える』」
 名前と顔が一致する職員さんが、何人もいるのです。


 で、とりわけ、社長さんが、職員さんと同じ目線であること。
 自分自身、「加藤真治社長の誠実な人間性に惹かれてる」が、奈良が好きである理由の1つである感じです。

 社長さん、職員さんは勿論、奈良って、ファンの人間、ボランティアの人間も素敵な人間が何人もいらっしゃって
 とりわけ、コアなファンの人間と、つながりを持たせて頂けたことが、奈良にどっぷりと好きになっていった1つなのかなと(京都もそうですし)。


 「この人と共に、素敵な景色を観たい!
 (京都や大阪のような景色は、正直望めないけど。)
 ああ、確かに『プロビンチャ』だよ、でも奈良は『このプロビンチャ感がいい』!『柔よく剛を制する』、奈良のような存在も必要!
 B2で勝率.500超え(30勝に到達)で、ポストシーズンの景色を!
 これが叶う自体が、奈良にとっては『努力の結晶』なんだよ!」


 そう、「素敵な景色を、共に観て欲しい人間がいるから」
 これが恐らく、正直大きいんだろうなと。


 この4月、神戸の新本拠地の「ジーライオンアリーナ神戸」が誕生しました。
 正直、この「Gアリ」(ジーライオンアリーナ神戸)は、「自分自身の人生の大きな到達点」(自分の心の原点は「西宮、神戸」であるので)、そのような存在に映ってます。

 この、新アリーナの誕生から程なくして、三宮駅から新アリーナへの通り道でもある「KIITO」という建物にある「クリエイティブラウンジ」(わかりやすく言うと、「コワーキングスペース・自習室」です)を利用させて頂く機会を持つようにもなり(時折ですが)、そう、「Gアリとは、これから重要なつながりになっていくのだろうな」と正直感じてます。


 そう、来季、自分自身がリアル事情の関係から、生観戦の試合数は減少傾向で、特に「年明け以降に生観戦を集中させていく感じになるだろう」のイメージでいます。
 京都は勿論、神戸もいくつかの試合数を充てる可能性が恐らく高いと想像です(勿論、日程が発表されて、優先順位付けをしていかないとわからないではありますが)。
 大阪も、京都・神戸ほどではないにせよ、数試合は組み込みたい、と思っています(相手がどこかと日程を突き合わせる感じにはなりますが)。

 ですけど、奈良は、来季も数試合は是非とも組み込みたい、そう強く感じてます。奈良の雰囲気、これは会場もですし、会場近くのスタバ、これは「雰囲気」も「そこで勤めてるスタッフさん」も素敵なんですよね。
 特に(勿論、日程次第ではありますが)「本拠地の最終戦」「橿原での試合」「神戸との試合」は、できるだけ組み込みたいと思ってます。



 (→「EFF」にカーソルを合わせての、今季の奈良の各選手の成績。)


 (→1つ目。「EFF」にカーソルを合わせての、今季のB2の各球団の成績。
 2つ目。「ネットRT」にカーソルを合わせての、今季のB2の各球団の成績。)


 …で、今季の奈良。「26勝34敗、勝率.433」
 そう、今季の奈良は「球団史上で最高の勝利数」でしたけど、

 「30勝」→「あと4勝で届かず」。
 「プレーオフ」→「あと1勝で届かず」。

 でした。「行くぞプレーオフ」という意味では、「あと1勝」です。
 ですけど、正直な感覚としては、「30勝」に「あと4勝」届かなかった。
 この感覚が、自分的には正直とても強いです。



 実際順位(9位)、チームEFF(9位)、得失点差(11位)
 FG試投数(13位)、攻撃回数(13位)、チームTS%(6位)
 FG成功数(13位)、A/TO(8位)、速攻得点数(11位)
 ネットRT(11位)、攻撃RT(11位)、守備RT(11位)

 アシスト数(10位)、FT成功数(6位)、3P成功数(6位)
 FT成功率(7位)、3P成功率(2位)、3P試投率(6位)
 スティール数(8位)、ブロック数(9位)、OR数(14位)
 リバウンド数(14位)、ファウル数(4位)、被ファウル数(8位)


 「届かなかった、あと4勝」。この要因はいくつかあるでしょう。


 「最も大切な、vs熊本の直接対決の第2戦で、ジマーマンが負傷欠場」。
 (後述で言及するが、今季の奈良は「ジマーマンありき」であった。そもそも奈良の球団史で、ジマーマンは「恐らく歴代no.1外国人」である訳で、当然といえばそうだが。)

 「大型連敗癖」。これは今季に限らず、奈良の「慢性病」だが、「1回負けると、ずるずるといってしまう傾向がある」こと。
 (開幕直後「4連敗」、12月7日~2月9日「5勝15敗」、終盤「4連敗」。
 この28試合で「5勝23敗」、これが最後まで響いた感が。)

 「痛恨だった、1月29日、ホームでのvs愛媛の敗戦(75-86)。」
 (「勝利を高確率で計算できる相手への敗戦」は、最もやってはいけないこと、しかもこの試合はホームだった。結果論かもだが、「この1敗」が最後まで響いた感がある。
 「この1敗」をもう1つ挙げるならば、「3月23日、ホームでのvs山形の第2戦での敗戦(67-81)」。このときの山形も「勝利を計算したい相手」だった。岡島、アダムスの負傷退場で奈良が有利だったはずが、4Qで村上の爆発を喫した試合だが、負け方をも含めて、とても痛恨であった。)


 事象的な意味でだと、上述の3つになります。では、要素的な意味でだと、どうなのか。


 「EFFが9位、ネットレーティングが11位」で「実際順位が9位」。
 もとの戦力値的には「11番目~12番目」の感じですので、「戦力値に比してだと、できるベストはできてる」ではあるのです。
 実際、結果が出ていなくても、「選手はいつも、攻守の両面で、どこよりも全力で走り続けている」こと、それに「ベンチ時でも、それぞれの形で、チームのために戦い続けている(声を出してるをはじめとして)」ことが、とても伝わるのです。


 で、奈良はこの3年、「走るバスケ」「攻撃的守備」「奪ったらアウトナンバーの創出を目指す」を志向してきました。
 ですけど、そう考えると「特にこれが課題だよね」の要素が浮上します。


 「FG試投数(13位)、FG成功数(13位)、アシスト数(10位)、
 チームTS%(6位)、速攻得点数(11位)、A/TO(8位)、
 スティール数(8位)、ブロック数(9位)、
 OR数(14位)、リバウンド数(14位)」


 TS%は「得点効率」のこと。これは正直「個人能力がもろに出る」の指標です。ですので、TS%がよくないのは「織り込み済み」ですけど、実は今季の奈良は、「TS%はリーグ平均を上回っている」です。

 で、「走るバスケ」「攻撃的守備」を志向するのはなぜかというと、

 奈良=「都市のマーケットサイズ」「球団の資金力」
 →いずれも「B2で、真ん中より下にある」。

 →故に「個人能力でより劣る」。これを「どのように補う」のか。
 「FG試投数」「速攻得点数」をより多くできるように。
 →そのためには「スティール」「リバウンド」「ブロック」が重要。
 及び「A/TOの質」も併せて重要になる。


 そう、「走るバスケ」を掲げているのに、
 「FG試投数」(13位)、「速攻得点数」(11位)
 これでは、「勝利数を積み上げられるはずがない」。
 これで「26勝」できたのは、正直「上振れ感」と感じてます。


 奈良と同じように、「個人能力でより劣る」部類である

 青森(FG試投数[3位]、速攻得点数[3位])
 山形(FG試投数[5位]、速攻得点数[7位])


 いま取り上げた、「青森」「山形」。いずれも、実際順位は奈良を下回ってました(特に青森は「EFF」「ネットレーティング」でも、奈良を下回っています)。
 ですけど、「できることはやり切れてた」とよりいえるのは、「青森」「山形」の方であると。
 まあ、「青森」は「外国人が慢性的に1人足りてない」「守備の拙さ」、「山形」は「外国人の1人(デメトリオ)が、ほぼ機能できてなかった」と、結果が出なかった要因がはっきりしているといえますが。


 そう、「FG試投数」「速攻得点数」が「リーグ平均の大きく未満である」こと。理想は、「FG試投数」「速攻得点数」がいずれも「リーグのトップ5にいる」であると考えるのです。


 では、これがなぜ叶わないのか、となると、特に
 「スティール数(8位)、ブロック数(9位)、
 OR数(14位)、リバウンド数(14位)」。
 個人的には、「スティール数がリーグ平均未満」であることも問題と感じてますが、特に「OR(オフェンスリバウンド)の少なさ、ダントツでリーグ最下位」であることです。

 そう、

 「スティール」「OR(オフェンスリバウンド)」
 →これが足りてないから、「FG試投数」「速攻得点数」へと直結できなかったのでは?


 そう、「気持ち・姿勢の面」も勿論あるかなですけど、特に「スティール」「OR」の強化。それと、「3P、FTをより多く成功できるように」も、併せて重要なポイントになると映ります。



 実質9年間の球団の歴史で、悲願である「勝率.500(30勝)の到達」、それが「いくぞプレーオフ」にも直結になる。
 そのための、今オフの補強の優先順位のno.1は「ジマーマンの残留」、これを全身全霊でまとめること!
 その上で、日本での成功意欲が伝わる「テリー・アレンの補強」、及び、良質の日本人のハンドラー・コンボガードの補強を望む!
 いまが悲願成就の最大のチャンス!いま叶えないで、いつ叶える?あきらめずに、補強の最適解を見誤らないで導き出して欲しい!



 (→「EFF」にカーソルを合わせての、今季の奈良の各選手の成績。)


 (→1つ目。「EFF」にカーソルを合わせての、今季のB2の各球団の成績。
 2つ目。「ネットRT」にカーソルを合わせての、今季のB2の各球団の成績。)



 実際順位(9位)、チームEFF(9位)、得失点差(11位)
 FG試投数(13位)、攻撃回数(13位)、チームTS%(6位)
 FG成功数(13位)、A/TO(8位)、速攻得点数(11位)
 ネットRT(11位)、攻撃RT(11位)、守備RT(11位)

 アシスト数(10位)、FT成功数(6位)、3P成功数(6位)
 FT成功率(7位)、3P成功率(2位)、3P試投率(6位)
 スティール数(8位)、ブロック数(9位)、OR数(14位)
 リバウンド数(14位)、ファウル数(4位)、被ファウル数(8位)


 【今季の奈良、基本的な選手編成。】
 (数値は「30分換算でのEFF」です。)

 (PG)(中谷[8.58]、〈小林〉[7.32]、大塚[8.40]、〈阿部〉[5.42])
 (SG/SF)(〈林〉[9.32]、古牧[8.24]、石井[5.93]、本多[3.90])
 (PF/C)(〈ジマーマン〉[21.63]、〈ハインズ〉[18.07]、〈ジャクソン〉[24.17])
 (合計)(120.98)
 (うち残留選手)(35.05)

 (〈〉印の選手は「自由交渉選手リスト入り&動向未発表」の選手。
 現時点で、来季の残留決定は「日本人の7選手」。
 「古牧、石井、中谷、本多、大塚、間山、オサセレ」。
 「間山、オサセレ」は、今季は「EFFを計算できる数字に未到達」のため、今季選手編成には記載していません。)



 いま、今季の選手編成の直後に、「自由交渉選手リスト」のリンク添付をさせて頂いてます。
 そう、奈良の選手補強の傾向は、(特に日本人選手は)ほぼ完全に「自由交渉選手リストの選手からの補強」とはっきりしています。

 ですけど今オフは、例年以上に移籍市場のスピード感がすさまじいことも影響してるのか、「自由交渉選手リストでの良質の選手」(特に日本人)が、正直数えるほどしかいません。
 それに、「土家(大阪)」は、B1球団の第2PG,第3PGで恐らくどこかの球団にありつけるでしょうし、「野崎(川崎)」も、B1の中位~下位球団でならばSG/SFのローテ要員にありつけるでしょう。
 あるいは、「多田(福島)」「三ツ井(信州)」は、B1球団へのステップアップを念頭での自由交渉選手リスト入り(移籍リスト入り)と解釈してよいでしょう。
 そういった選手も、奈良の補強ターゲットからは除外になります。


 で、自由交渉選手リスト入り。外国人の3人は、ここではひとまず置いておいての感じです。ここではまず、日本人の3人についてを。

 「小林」「林」は、ニュアンス的には恐らく、「本人希望での自由交渉選手リスト入り」でしょう。つまり「他球団の評価を聴きたい」と。
 「阿部」は、はっきり述べれば「選手としてはもう限界」。ですけど今季は、「選手とベンチの架け橋役」になっていましたので、(勿論、本人が「まだ現役を諦め切れない」の可能性もゼロではないですが、)「恐らく、選手としては引退勧告を呑む→ACとして残留では?」と読んでます。

 実は阿部は、「2019-2022の富山時代の3年間、石橋晴行HCと『ACと選手の関係』」でした。恐らくですけど、バスケ観を共有してる関係では、と自分は解釈してます。
 ですので、「ACとして残留」は、むしろロジカルといえるのではと。というか、奈良はACが1人~2人といつも少数ですので、「阿部にACに就任して頂かないと、正直困る」と想像ですし。
 ただ、阿部とは別にもう1人は、ACを招聘して欲しいなと。これだ!というのが、なかなか思い浮かびませんが、



 もう1人のACの候補として、上杉翔さん(今季は福島AC)を挙げたのは、「選手・ACとして、B1とB2の両方を経験してること」「直近で、他球団の立場で奈良を観ていた」、つまり「異なる血を入れる」のニュアンスです。

 ちなみに、新HCが「石橋晴行さんの復帰」は、「当然」「議論の余地はない」が、自分の解釈です。というか、正直な本音は、「今度こそ、1年でも長く奈良のHCを務めて欲しい」です。



 それと、選手のこと云々から脱線になりますけど、今オフの奈良は「専任のMG(マネージャー)の補強」も、とても重要ポイント!と感じてます。
 求めるのは、「選手と共に戦える、『13人目の選手』になれるMG」です。



 理想のイメージは、「山形のMG、寺守萌衣さん」です。
 そう、今季、ジーライオンアリーナ神戸での9000人の大歓声の下でも、その声が7階席まで響いてる(これ、マジです!)、それでいて、奈良でのアウェー戦では、近くのスタバにいるアダムス、ベルを「もう時間だよ」と駆け寄る姿がと。
 そう、この寺守MG、実は今季が「22歳、大学4年生相当」です。それなのに、「心がとても成熟している感じで、人間として尊敬できる!」と。

 まあでも、山形が絶対に手放さないでしょう。現時点で、退団の発表がないことをも含めて。手放したら、そりゃあ即答で欲しいですけど。


 そのような中で、あくまでも候補の1人ではありますけど、「この人物がついたら、面白そう」を、2人挙げます。



 1人目。今季は3部の東京ZのMGを務めていた、「伊藤友菜さん」。かつては愛媛でのMGの経験があります。
 この、伊藤さん。実は「3x3の選手としての顔」をも持ってます。いわば、「選手と同じ目線を持ち続けている」。「この12月で26歳」と、選手と同年齢であることもポイントです。
 そう、「同じ目線」。かつては他球団の側から奈良を観ていたでもあるので、ということも理由の1つです。




 2人目。今季は長崎でAMG(アシスタントマネージャー)を務めていた、「櫻田ののかさん」。実は、大学バスケの強豪、白鴎大学でマネージャーを務めて、そこからB1の長崎でプロ入りでした。
 「11月で24歳、大卒2年目相当」。そう、中谷と同学年です。もし、ほんとうに奈良でのMG就任になれば、櫻田さんにとっては「正式なMGとしての初めての就任」になります(長崎ではエキップメント的な役割だった)。

 「一生懸命」「笑顔よし」の感じが魅力と映ってます。2人目に挙げたのは、どこかB1の球団が採るかも?と判断でですけど、可能性があるならば、「上昇志向&勝者のメンタリティー」の意味で、是非とも奈良へ!です。


 正直に述べれば、奈良のベンチって、よくも悪くも「男勝り」って感じですので、「異なる目線」「新しい風」を吹き込んで欲しいという想いも込めています。
 ですけど、「専任のマネージャーは、絶対に必要」であると。できれば本音は、「アナリストも採って欲しい」ですけど、まずはマネージャーを、って感じですね。




 選手のことに話を戻すと、「小林」「林」は、「残留して欲しい」けど、
 小林は「年齢構成的なこと」(加えて、自由交渉選手リストに、「スティール」「若さ」というドンピシャの選手がいること)、
 林は「TS%、特に3P能力をガタ落ちさせてること」、
 そういったことを考えると、「ありがとう、でも別れはやむなしだね」、自分は正直、そう判断してます。

 ただ、移籍市場というのは「生き物」であり、「1日1日で、情勢が少なからず変化していく」になります。これを考慮して、「小林」「林」、どちらか1人に残留して欲しいでならば、
 「(SG兼務を受容して欲しいの注釈付きだが)小林」
 です。理由は「豊富な経験」「A/TOを良化できる」「ある程度の3P能力を併せ持つ」からです。そう、年齢面には目を瞑りつつと。


 残る日本人の枠は、恐らく「2」枠。
 「PG」に1人、「SG/SF」に1人。そう、「小林」「林」それぞれの後継。
 それぞれに、ドンピシャの選手は誰か、後述で言及させて頂きます。


 …と綴っていたら、「うわあ、奈良に来て欲しかった、痛恨だなあ…」という公式発表が入ってきました。



 「中野(北海道)、福島に入団の公式発表」。
 客観的に解釈ならば、中野って
 「得点能力に全振り、パスと守備は拙い」「B1の下位球団である北海道を、球団判断で放出された」→「B1の他球団の芽は、正直高くなかった」。
 (でも一方で)「B2の中位球団あたりは、爆発力を持つスコアラーとして見込める中野は、そりゃあニーズがあるだろうなあ」
 と映ってたんですよね。

 はい、このnote記事に着手する段階では、正直、
 「(PG)、中野、(SF/PFの外国人)、(PF/Cの外国人)」
 の補強ターゲットのイメージでした。この4人の中でも、中野は特に「奈良は是非とも補強して欲しいです!」のイメージでした。

 これは、「選手としての資質能力の面」でもですけど、中野って、実は「故郷が、川西(兵庫)」である、つまり「準地元選手」です。
 その意味でもなおさら、奈良に来て欲しかったなあ…と。悔しい!



 話を戻しましょう。はい、あとは、外国人の枠。
 より理想は、「帰化枠/アジア枠を組み込むこと」ですが、正直、「今オフも見送りだろう」と読んでます。
 ですけど、少なくとも現時点では、「帰化枠/アジア枠、そりゃあ本音では欲しいよ」、でもいまの奈良は、「何よりも第一義的に、マストのことがあるから!」と。




 「ジマーマンの残留交渉を、全身全霊でまとめる!」
 →「叶えば『行くぞプレーオフ』!失敗なら『プロビンチャの悲哀』。」
 (ジマーマンのプランB?現実論、移籍市場に実質いない。
 スパイクス(愛媛)→「10月で36歳と高年齢、FT面でハックの餌食」
 ホプキンス(福島)→「得点能力は魅力だが、守備レスで諸刃の剣」)


 そう、「ジマーマンは、必要資金が多少で嵩んでも(かさんでも)、残留がマスト!『リムラン』『リムプロ』『ポイントセンター』の一石三鳥は、B2では唯一無二だから!」と。

 ただ問題は、B1球団(秋田、茨城あたり)や、B2でも「神戸」あたりが、こんな良質な選手(さすがは「NBAに19試合出場」)を、放っておくはずがないだろうなあ…であることです。
 特に神戸は、仮に「走るバスケを深化」させると仮定ならば、「リムラン、リムプロ、ポイントセンターを一気にできる」で、かつ「奈良の戦力を削れる」、こんなにドンピシャな話はない訳ですから。

 そう、より客観的に考えて、「ハームス、ヒサタケ、ジマーマンは、B1でも普通に勝負できるでしょう?」と。正直、B1球団から話が来たら、その時点で「降参」といわざるを得ません。


 そう、今季の奈良の、あるいはB2の試合を生観戦(あるいは配信越しでの観戦)をした人間ならば、恐らく伝わるかなですけど、
 「なぜB2にいるんだ?」といえるほどの、良質な選手なのです、ジマーマンは(「なおFT能力」ではあるが、これに目を瞑る意義は特大にあると)。
 それは「NBAで19試合出場」「豪州NBLに所属経験」ということもですけど、「目指しているレベルが違う」って感じなんですよね。

 そう、ジマーマンがなぜB2に、それも奈良に来たのか(実は、23-24に、B2の福岡に途中入団の経験があるが、負傷離脱もあって「わずか12試合」にとどまっていた過去がと)。




 そう、ジマーマン、「なぜB2球団、それも奈良が獲れたんだ?」。
 理由はシンプルに「度重なる負傷癖」。いまリンク添付させて頂いたように、「スぺ体質」という言葉が、まさしく合致します。
 健康体でならば、「B1でも普通に通用できるって」と。で、今季のジマーマン。「59試合に出場」、つまり「ほぼ完走できた」。だから、奈良は「あと1勝まで登ることができた」と(尤も、その「1試合の欠場」が、「最も起きて欲しくないタイミング」で起きたでもありますが…)。

 ただ、ジマーマン、「リムプロテクター」で「リムランできる」、これは期待通りの感じでしたけど、「え?こんなに巧かったっけ?」の感じで。
 「巧かったっけ?」なのは、「ポイントセンター」という意味でです。


 アシスト30分換算(3.20)、A/TO(1.76)

 (参考)[コッツァー、横浜BC]
 アシスト30分換算(3.62)、A/TO(2.86)


 そう、今季のBリーグの大きなトピック・衝撃になった、「コッツァー(横浜BC)」。コッツァーはさすがに異次元にせよ、「B2のコッツァー」といえるほどには、なかなかに衝撃なパフォーマンスと数字であった訳です。
 で、ジマーマン、今季の「30分換算EFF」は「21.63」でした。「USG%」が「23.4%」、つまり「アンセルフィッシュである」こともプラスです。
 能力的には、「B1でも、第3外国人でならば、普通に機能できそう」が伺えます。


 で、です。ただ、B1球団から話が来てる訳ではないならば、「ジマーマンを最も必要としているのは、奈良に他ならない!」訳です。
 ケアンズ(豪州NBL時代の所属球団)よりも、福岡よりも、奈良はあなたを「チームの最大の生命線」と位置付けてる!

 勿論、もしB1球団行きになれば「おめでとう、ありがとう」ですし、そのときは「守備レスを覚悟で、ホプキンス(福島)と」で即答です(今季の30分換算EFFは「18.14」)。少なくとも、「走るバスケでより輝ける」は、今季ではっきり示せてますので。


 では、「外国人の3人」。1枠目は「ジマーマン」として、「2枠目」「3枠目」に、それぞれ誰を充てるのか。日本人を含めて、「奈良の今オフ(来季)の理想選手編成」を、下記に示させて頂きます。



 【今季の奈良、基本的な選手編成。】
 (数値は「30分換算でのEFF」です。)

 (PG)(中谷[8.58]、〈小林〉[7.32]、大塚[8.40]、〈阿部〉[5.42])
 (SG/SF)(〈林〉[9.32]、古牧[8.24]、石井[5.93]、本多[3.90])
 (PF/C)(〈ジマーマン〉[21.63]、〈ハインズ〉[18.07]、〈ジャクソン〉[24.17])
 (合計)(120.98)
 (うち残留選手)(35.05)

 (〈〉印の選手は「自由交渉選手リスト入り&動向未発表」の選手。
 現時点で、来季の残留決定は「日本人の7選手」。
 「古牧、石井、中谷、本多、大塚、間山、オサセレ」。
 「間山、オサセレ」は、今季は「EFFを計算できる数字に未到達」のため、今季選手編成には記載していません。)


 【今オフ(来季)の奈良、「現時点での理想の選手編成」(ベストシナリオ)。】
 (数値は「30分換算でのEFF」です。〈〉は「今オフの補強ターゲット」。)

 (PG/SG)〈藤原〉[6.35]、中谷[8.58]、〈綱井〉[8.00]、大塚[8.40]
 (綱井は「SGメインの2ndハンドラー」のイメージ。)
 (SG/SF)古牧[8.24]、石井[5.93]、本多[3.90]
 (SF/PF)〈T・アレン〉[18.07]、オサセレ[×]、間山[×]
 (PF/C)ジマーマン[21.63]、〈ウデゼ〉[21.02]
 (合計)(110.12)

 (藤原、綱井、T・アレンは、予想されるFG試投数をも考慮して、「期待値的なEFF」で示してます。ウデゼは、今季のEFFをそのまま適用です。
 今季の30分換算EFFは、藤原[6.35]、綱井[6.58]、T・アレン[11.59/13.87〈B1〉]です。
 T・アレンの数字を2つ併記しているのは、「今季の通年/今季の3月19日以降」で綴ってます、そう、「本領を発揮してからのEFF」をも併せて載せる意図です。で、T・アレンの期待値は、今季の3月19日以降のEFFを「1.3倍かけ」だと「18.03」で、ハインズの今季EFF「18.07」と近似値になったので、ハインズの数字をそのまま適用してます。)



 そう、「来季の奈良の理想選手編成」、「合計EFF」は「120.98→110.12」と、実は減少になってます。
 ですけど、上述で示した「来季の理想選手編成」になれば、「スティール」「OR」「A/TO」、そして「3PとFTの成功数」は、むしろ良化にできるのでは?が、自分の解釈です。



 (1)藤原(神戸)(6.35)
 (「来年の1月で24歳、大卒2年目、中谷と同学年」。
 本来は、「中谷と同学年で、しかも似た選手タイプ」は、NGかもだが、藤原には「中谷を上回るプラスの要素があるから」だ。
 故郷は「京都」。つまり「準地元選手」。
 ↓
 最大の特徴は「30分換算スティール」。「2.08」で、これは「今季のB2の日本人選手で全体1位」である。勿論、中谷の「1.13」を大きく上回る。
 「ゲームメイク・ハンドリング」も長所の1つで、
 「30分換算アシスト」→「藤原(4.68)、中谷(4.31)」
 「A/TO」→「藤原(1.56)、中谷(1.69)」
 A/TOではわずかに下回るが、アシスト数は藤原が上回る。そう、アシスト意識が高いので、伸びしろをも考慮でだと、「アシスト」「A/TO」で、奈良として今季よりも良化が見込めるのではと。
 ↓
 「3P能力」→藤原(試投率45.4、成功率31.3)
       中谷(試投率22.3、成功率22.6)
 「FT能力」→「藤原(60.0)、中谷(70.9)」
 「FG試投数(30分換算)」→「藤原(8.14)、中谷(7.07)」
 「TS%」→「藤原(48.6)、中谷(49.8)」
 FT能力は「ガチの課題感」であるが(ドライブがより魅力であるのに、FTが苦手であるはよろしくない)、藤原は「最低限の3P能力はある」(一方で中谷は、「3Pで『試投率で30%超え、成功率で30%近く』」はないと、さすがにノンシューターの烙印になってしまう)。
 ↓
 基本的に、藤原も中谷も「ピュアPG」といえるが、「リングに向かう姿勢がより強いのは藤原である」ことが伺える。「スティール、3P能力で中谷をより上回る」ことをも含めると、藤原の補強は「中谷と御互いを高め合う」でも「奈良のチーム力の向上」でも「プラスになる」といえる[これは短期・中長期の両面で]。
 想定の起用法は「正PG」。理由は「ゲームメイク・守備・スピードに優れて、トーンセットができるから」。で、後述での綱井の補強が叶えばだが、「4Qのクラッチタイム」で「藤原と中谷の、2PG的な同時起用」がしやすくなる。)



 (2)綱井(神戸)(6.58)
 (「来年の4月で30歳」。学年では「古牧の2つ年下、林の2つ年上」。
 故郷は「大阪」。つまり「準地元選手」。
 この枠は、このnote記事の執筆当初は、「中野(北海道→福島)」を想定していた。いわば「プランB」ではあるけどと。
 今季まで、神戸に3年間所属していた。藤原とは1年半のチームメイト。
 [神戸からの補強ターゲットが、藤原、綱井、ウデゼと3人であるのは「偶然」ではある。ただ、コート上では連携面での期待、オフコートでは神戸ファンが「神戸の本拠地試合がないときに生観戦に訪れる効果」を見込めるは、正直ある。]
 「185cm,82kg」。ナチュラルポジションはPGなので、「いわば大型のコンボガード」。ただ、今オフのここでの想定は「SGメインでの2ndハンドラー&3Pシューター」である。
 もともとは「パス&ドライブ」型のPGであったが、2022年の神戸移籍を機に、3Pの試投率を一気に増やした。かつての青森時代[2018年~2021年]、及び神戸での最初の2年間は「ほぼPG一本」であったが、今季は「コンボガード」として、特に今季後半はSG的な起用が多くなった。
 尤も、ここではSGメインでの想定だが、本人的には恐らくPG中心でやりたいだろうけどと。
 ↓
 なぜ「綱井」であるのか。理由は、「走るバスケ」をより深化させたい意味で、「ハンドラーを4人確保する意図から」だ。これにより、「4Qのクラッチタイムで、藤原と中谷を2ガードで同時起用」をしやすくできる意図も含んでいる。
 勿論、「準地元選手」の付加価値も正直あるし、
 「藤原(178cm)、中谷(178cm)、大塚(173cm)」
 と、3人がいずれも「180cm未満、一般的なPG」であるので、「185cmの大型コンボガード」として、場面・相手に応じて「大型PGとして、サイズのミスマッチを創出させたい」で起用できる意図もある
 想定の起用法は、「正SGで、藤原と共に先発でトーンセットを創出する役割」。そう、後述で改めて言及かもだが、先発は
 「藤原-綱井-古牧-T・アレン-ジマーマン」である。
 [で、「4Qのクラッチタイム」が
 「中谷-藤原-古牧-T・アレン-ジマーマン」のイメージになる。]
 ↓
 神戸での3年間の「30分換算EFF」は
 「10.21→9.27→6.58」である。
 そう、確かに今季は、EFFを大きく落とした。ただこれは、起用法が安定しなかったからも正直大きい。これが、ここでの構想通りに
 「正SGで2ndハンドラーを務めつつ、パス・守備・シューターでも貢献の役割」での起用法でだと、「8.00程度」まで復調は充分に可能と読む。
 ↓
 「もともとはPG」であるように、最大の特徴は「アシスト能力」だ。
 アシスト(30分換算)(5.58→5.66→5.35)
 A/TO(2.61→3.25→2.55)
 「アシスト数、A/TOの良化」が奈良の重要命題の1つであるが、この綱井の補強が叶えば、「アシスト」「A/TO」は、高確率で大幅な良化が見込めるといえる。
 ↓
 「3P能力」「FT能力」も、プラスポイントの1つである。
 3P試投率(55.3→69.5→63.7)
 3P成功率(38.3→34.6→30.9)
 3P試投数(30分換算)(3.55→5.48→4.44)
 FT成功率(昨季[13/16、81.3]→今季[13/13、100])
 (試投数は少ないが、FT時は「安心して観ていられる」)
 先述のように、もともとは「パス&ドライブ」型であった。恐らく、神戸への入団後、陰でかなりの努力をしたと想像だ。
 藤原、中谷が3P試投率で多くを求められない[加えて、後述のウデゼは、「4.5番型」だが「3P試投率はまず望めない」]ことを考えると、「パス能力に優れて、3P試投率を併せ持てる」綱井は貴重であるといえる。
 ↓
 で、「FG試投数」「TS%」。
 FG試投数(30分換算)(6.41→7.89→6.97)
 TS%(55.2→49.7→45.0)
 ここでの選手編成案でだと、[後述の古牧と共に]綱井には、「FG試投数を意識的に増やすことが、恐らく求められる」だろう。
 ただ、綱井に求める役割は、FG試投数自体というよりはむしろ、
 「3P試投数(30分換算)で『6.00以上』」
 「場面・状況に応じての『ファウルをもらうプレー』」
 (→バスカン奪取だと「ほぼ3点プレーが確約」のため)
 この2つである。ただ、「ドライブ型」の若手時代からずっとそうだが、実は「FT試投数自体は、ずっと少ない傾向」であるのだ。ということは、「ファウルをもらうプレーが、むしろ苦手である?」と。
 そう、「ファウルをもらうプレーを要練習」に、恐らくなると想像だ。
 裏を返せば、「ファウルをもらうプレーを増やせれば、(奈良としての)FT成功数の増加に寄与できる」ともいえる。
 ↓
 スティール(30分換算)(1.33→1.05→1.12)
 数は「そこそこ多い」の感じであるが、大型コンボガードにしてスピードをも併せ持つので、「守備面での貢献が見込めることもプラス」だ。
 ↓
 そう、このように、綱井の補強が叶えば
 「パスを中心に、3P、FT、守備と、オールラウンドな貢献が見込める。何より、ハンドラーとして良質であるので、自らでチームの得点機会をクリエイトが見込めることがプラス」
 である。ただ、「綱井を通して、3P試投数、3P試投率をより高める」ことはできるが、「日本人のno.1の得点源」は、現有戦力から求めるのがより現実的である。それは誰か、「古牧」である。)


 (で、いま、「来季の奈良の『日本人のno.1の得点源』=『古牧』に託したい」と述べた。
 古牧(FG試投数)(5.53→6.50→5.66)
   (3P試投数)(3.08→4.04→3.70)
   (FT試投数)(1.26→2.10→1.99)
   (3P試投率)(55.7→62.2→65.4)
   (3P成功率)(28.0→40.4→42.8)
   (FT成功率)(84.2→79.8→73.0)
   (TS%)(50.1→58.9→63.4)
 そう、「日本人のno.1の得点源」に指名したい古牧。実は「今季のTS%」は、「B2の日本人で実質1位」なのだ。
 とはいえ、奈良での3年間のFG試投数は、30分換算で
 「5.53→6.50→5.66」。いまのままでは少ない。これを
 (30分換算で)「10.00~11.00程度」までは持っていって欲しい。
 必然にTS%は減少を覚悟であるが、それでも「55%のクリア」は見込めるはず。で、恐らく「3P試投数、6.00~7.00程度」も求めたいイメージ。
 ただ、古牧、この3年間と異なるのは、「日本人でno.1の得点源」を務めるからには、「自ら1on1を仕掛けるプレー」が併せて求められること。場面・状況に応じてだと「ファウルをもらうプレー」が必要になるを含めて。
 ボリュームゾーンを見ると、特に直近2年で「右45度」が明確に存在だ。
 そう考えると、
 「古牧に右45度の3Pを打たせるセットの構築」
 「古牧に1on1を仕掛けさせるセットの構築」
 来季の奈良が「行くぞプレーオフ」を叶えるには、この2つの構築がとてもマストといえるのだ[前者はいままでも練習を繰り返してるだろうと想像であるが]。
 ↓
 そう、「右45度の3P」「1on1」、これを「どのように」創出するのか。
 そこで鍵になるのが、パス・ハンドリング能力だ。
 古牧(アシスト)(1.36→1.87→1.69)
   (A/TO)(3.42→3.16→2.86)
 そう、古牧、「アシストの数自体は少ないが、パスの質自体は意外と巧い」のだ。そう、古牧は「周りを使う意識を持っていて、バスケIQに優れている」と。それどころか、シューターなんだから、もっと「勝利のためにエゴイストになっていいのに」と感じるほどだ。
 実際、今季は序盤に、古牧に2ndハンドラーをさせる場面を意識的に試みてた(早い段階で引っ込めてしまった感じだが)。
 そう、「『行くぞプレーオフ』のために」、古牧に2ndハンドラーとして振る舞わせる、勿論これは、自らが
 「プルアップで右45度の3Pができるように」
 「1on1に持ち込んで、バスカン[アンドワン]を奪取できるように」
 である。今季、「届かなかった、あと1勝」の大きな要因の1つが、
 「ここで仕留めたい『この1本』」を託せるのが、「ハインズのほぼ一辺倒」であったことだ。これは、今季の「日本人のno.1の得点源」と位置付けてた林が「TS%」「3P能力」をガタ落ちさせてたことが正直大きい。
 だからこそ、である。来季の奈良は、「ここで仕留めたい『この1本』」を、(後述のT・アレンと共に、)古牧に積極的に託して欲しい!と。
 ↓
 それと、古牧は
 古牧(スティール、30分換算)(1.32→1.09→0.89)
 そう、スティールの数は、実は印象ほどは多くはない。でも古牧は、奈良で「B2で有数の良質の守備型」にもなってる。
 ただ、「来季の奈良は、『日本人のno.1の得点源』=『古牧』」と述べたが、ネックがない訳ではない。
 ・「ここ2年は、ほぼ専らSGでの起用」→「来季の想定は、多くの場面でSFになる」(2ガード戦術を多く用いる関係から)
 ・「この6月で32歳」。今季のNBAで、「ノーマン・パウエル」(ロサンゼルス・クリッパーズ)が「31歳での大ブレイク&キャリアハイ」が話題になったが、この奈良版にできるのか、それとも「オーバー30による体力面のリスク」になるのかと。
 ただ、先述のように、古牧は「バスケIQがプレーの基礎になってる」。そう考えると、「SF主体での起用」は大きな問題にはならないが自分の読み。
 そして、「古牧ならば、『奈良のノーマン・パウエルになり得る』」、だから来季は「古牧と共に『行くぞプレーオフ』」と綴るのである。)



 (3)テリー・アレン(北海道)(11.59/13.87〈B1〉)
 (「T・アレン」と表記してるのは、この「テリー・アレン」と、フルネームで表記されることが多くあったため。)

 (「12月で32歳」。実年齢だと「ハインズの1つ年下」。「左利き」であるとのこと。
 「ハインズの上位互換」との判断で。実際、「NCAA時代」「ドイツ1部リーグ時代」のいずれでも、成績[PER等]ではT・アレンが明らかに上回る。
 確かにこの2年、「奈良はハインズと共にあった」。ジマーマンの残留は勿論、これと共にハインズも残留できればより望ましい。
 しかし、はっきりと述べよう。この「T・アレンは、明確にハインズの上位互換である。『ジマーマンの残留』『T・アレンの補強』こそが、『今オフの奈良の最適解である』」と。
 ↓
 そこで、客観的な疑問が生じると想像である。
 「いや、今季、T・アレンは『B1で散々なパフォーマンスだったよ?』」
 確かに、ある時期まではこれを否定はできない。とはいえ、これは「原因ははっきりしている」と自分は読んでいた、そう、「今季の開幕直前にしてしまった負傷を、開幕に間に合わせようと無理をして復帰したが故に、体調が万全でないままにただ試合を積み重ねた結果、不本意なパフォーマンスの終始になってしまった」のだと。
 あとで改めて説明するが、今季、「3月19日以降の19試合」に限れば、「本来に近いパフォーマンスは示すようになっていた」のだ
 そして特に、[これは後述のウデゼにもいえるのだが、]T・アレンの補強を強烈に推すのは、「日本で成功したい。1年でも長く日本でプレーしたい」という「熱量の強さ」が伝わるからである。
 勿論、能力はとても重要だ。でも現実論は「ファンあってのプロバスケ球団」であり、そう、「日本に馴染もう、日本を愛し愛される存在になろう、という姿勢」こそが、結果として「より愛される、より必要とされる存在になり得る」ことに直結するのだと。




 「今シーズンレバンガ北海道の一員としてプレーできることを待ち遠しく思っています。
 ハードワークをして、良いシーズンを送る準備ができています。
 数年前から日本でプレーしたいと思っていました。
 Bリーグの試合やハイライト映像も数年に渡って見てきましたが、自分のプレースタイルはこのリーグにフィットすると感じています。
 (2024年7月2日、北海道に入団時の公式発表より。)

 「来日してからの生活を楽しんでいます。
 特に好きなのは近くの商業施設で買い物する際に、散歩を兼ねて街並みを楽しむことです。
 また、これまでいた国(ドイツ、フランス等)では地下鉄に乗ったことがなかったので、札幌に来てから地下鉄に乗って街に出向いたり、大通公園のビアガーデンや時計台なども観に行きました。
 これから日本の文化をもっと知りたいと思っています。
 (2024年8月27日、北海道の入団記者会見より。
 北海道は「入団・残留の際に律義に記者会見をする」ことが特徴。)

 「自身にとって日本で最初のシーズンとなるレバンガでの経験は本当に素晴らしいものでした。
 このクラブのプレーヤーに対する扱いは一流のプロフェッショナリズムでした。
 ファンの皆さんが私たちを応援してくれて、勝ち負けを通して寄り添ってくれたこともとても嬉しかったです。
 チームメイト、スタッフ、ファンの皆さんとの絆に本当に感謝しています。
 いつかまた皆さんに会える日が来ることを願っています!
 (2025年5月9日、北海道を退団時の公式発表より。ニュアンス的に、球団側の判断での放出の感じ。)


 いま、太字で示させて頂いた個所のように、そう、このT・アレン、「日本で成功したい」「1年でも長く日本でプレーしたい」、
 「これは御世辞ではなくて、マジの意向である」と。
 そう、「日本で成功したい姿勢が強いこと」。それに今季は、「走るバスケ」を志向する北海道でプレーしていたこと。
 そう、これって、「再生工場がチームカラー」になってる奈良に、ドンピシャであると映るのです。

 イメージしているのは、第1の優先順位が「ジマーマンの残留」。で、第2の優先順位が「T・アレンの補強」。この2つで、(奈良目線でだと)恐らくそれなりの結構な必要資金になると思われるので、(後述で改めて言及しますが)残る第3外国人(現実的には「4.5番タイプ」)の補強ターゲットは「B2の下位球団を渡り歩くになってる、でも若い、ウデゼ」である訳です(しかもウデゼも、後述で言及だが、「1年でも長く日本にいたい」の意向がとても伝わる選手であること。これがとても重要!)。



 (3)テリー・アレン(続き)
 (で、先述で、今季の「30分換算EFF」を「11.59/13.87」と表記した。
 これは「通年(11.59)」「3月19日以降の19試合(13.87)」の意味だ。
 こうなった要因は、はっきりしている。実はこのT・アレンは、開幕直前に足の負傷をしてたと伺うが、要は「開幕に間に合わせようと、無理をして、いわゆる『強行復帰』をしてしまい、これが逆効果になった」のだ。
 で、「3月19日以降の19試合」に本領発揮ができたのは、恐らく
 「身体が、ほんとうの意味で健康体になったから」
 「Bリーグのバスケの傾向に慣れた、適応の方法を学んだから」
 「(時期的に)相手の『傾向』『癖』がデータで揃ってきたので」
 この3つである。ちなみに、3つ目については、相手の「傾向」「癖」を突いて成績を一気に伸ばすタイプは、実際にいると自分は思ってる。特に野球でだと、「丸(巨人)」「近本(阪神)」「吉田正尚(オリックス時代)」が「成績が尻上がり傾向」であるが、これは「5月のGW明けからは、いわゆる『対戦が2周り目以降』になる傾向が強くなるから」だ。
 ただ、より大きいのは1つ目、及び2つ目だろう。そもそもT・アレンは、「いつかどうしても日本でプレーしたい」と、半ば自ら売り込む形でのBリーグ入りだったと伺うので、「適応方法を学べた」が恐らく特に大きいと。
 ↓
 そう、「いまの奈良にこそ、特に必要である」を伝えるために、「3月19日以降の19試合」のデータを軸に綴っていく。
 「30分換算EFF」は「13.87」。あとでより細かいデータを示すように、「Bリーグ向き」で「トレンドに符合の3.5番」であることを証明できてるのだが、総合的な数値の「13.87」は、申し訳ないけど「B1での要求ラインに届かない」。
 [同タイプのライスナー〈秋田〉が〈15.34〉、フランクス〈茨城〉が〈17.35〉である。この2人を下回っていることや、北海道がB1では下位球団の立ち位置であることに照らせば、現実的な移籍先はB2の中位~下位球団になることも、むしろ奈良にはチャンスになるといえるのだ。]
 ↓
 30分EFF(13.87)(ハインズ、17.22→18.07)
 FG試投数(11.80)(ハインズ、13.11→13.84)
 TS%(57.1%)(ハインズ、56.6→57.3)
 3P試投数(5.73)(ハインズ、5.44→6.42)
 3P試投率(48.6%)(ハインズ、41.5→46.4)
 3P成功率(38.6%)(ハインズ、34.3→37.3)
 FT試投数(2.55)(ハインズ、2.33→3.54)
 FT成功率(70.3%)(ハインズ、81.3→83.1)
 アシスト数(1.59)(ハインズ、2.24→3.43)
 A/TO(1.77)(ハインズ、1.33→1.57)
 スティール(0.55)(ハインズ、0.57→0.91)
 OR(1.86)(ハインズ、1.65→1.05)
 リバウンド(4.83)(ハインズ、7.00→5.54)
 (「FG試投数」「3P試投数」「FT試投数」「アシスト」「スティール」「OR」は、いずれも「30分換算」。
 「OR」は「オフェンスリバウンド」のこと。)
 ↓
 実は、T・アレンは、いまでこそ「オールラウンダー」であるが、NCAA時代やプロ初期は、「ドライブ重視のスコアラー型」であり、3P能力は「プロ入り初期から」、アシスト、A/TOは「20-21以降から」である。いわば「努力型の人間」といえる感じで、なるほど「日本向き」である。
 結論から述べると、特に「30分EFF」「攻撃面の総合能力」は、ハインズと同等以上を見込めると読む(ただし、FT成功率は明確に「ハインズを下回る、70%台前半」と考えた方がよいが)。一方で守備面は、ハインズを上回るはあまり望めないかもだが、欧州時代はスティール能力に優れていたので、スティールは「1.00を上回れる」可能性は低くないのではと。
 ↓
 特に、より良化が見込めるのが「3P能力」。欧州時代は実は、3Pは「試投率、成功率が共に40%超え」を安定して見込めていたことから、「TS%で60%程度」を計算できていた。もし実際に奈良への入団になれば、B2は守備の技術・戦術・強度でより劣ることに照らせば、「TS%が60%、3Pが試投率・成功率が共に40%」は、充分にあり得ると見込めるのだ。
 勿論、来季の奈良で、「得点面、FG試投数の1stオプションはT・アレンを想定」になる。FG試投数の30分換算で、今季のB2での1位が「T・キング(愛媛)、『16.44』」であるが、そこまでは極端にせよ、「14.00~15.00」を求めたいイメージである(で、3P試投数が「6.00~6.50程度」)
 これに加えて、「1stオプションとして」でならば、「自らで1on1を積極的に仕掛けて、バスカン[アンドワン]を奪取するプレー」、つまり「ファウルをもらうプレー」を併せて強く求めたい。で、T・アレンの補強を強く推すのは、そう、「ハインズに比して、ハンドリングでより優れているから」である。
 そう、「ファウルをもらうプレー」をより強く意識できれば、「FT試投数で、4.00程度」を見込むことができるだろうと。
 ↓
 恐らく、来季の奈良は、「T・アレンにより多くのFG試投数を求める」になるので、T・アレンは「スコアラーとして振る舞う」になるだろう。でもそれのみならず、「場面・状況に応じて、周りを使うプレー」も併せて求めたい、それこそ、T・アレンに求めたい役割は「奈良のカロイアロ(京都)」「奈良のジェームズ・ベル(山形)」である。
 これができると判断してるから、補強を強く推すのだ。
 ↓
 そして、もう1つ。
 USG%(T・アレン[21.6]、ハインズ[26.2→28.7])
 (参考:カロイアロ[23.9→22.3]、ライスナー[21.0→20.2]、ベル[24.9→26.5→28.8])
 そう、T・アレンは「アンセルフィッシュ(ボール独占傾向ではない)」であることが特筆といえる。
 「1年でも長く日本でプレーしたい」「日本で成功したい」。
 「32歳」という年齢、全盛期にギリギリあるといえる。だからこそなおさら、「行くぞプレーオフ」「叶えよう30勝」の景色へと導く原動力に[ジマーマンと共に]なって欲しい!



 (4)ウデゼ(神戸→福島)(21.02)
 (神戸では「19.59」、福島では「24.22」。
 「12月で26歳」。学年としては、「ジャクソンの4つ年下」。
 なぜ、「ジャクソンを放出で、ウデゼの補強」か。年齢的な若さ[による伸びしろへの期待感]も、勿論の理由の1つだが、そう、T・アレンと同様の理由で、
 「日本で成功したい。1年でも長く日本でプレーしたい」という「熱量の強さ」が伝わるからである。







 「(日本語で)パッション、エナジー、ダンク」
 (2024年9月30日、神戸の公式HP、「【REPORT】シーズン開幕直前ファンミーティングを開催しました!」より。
 いわゆる「決起会」。決起会自体は9月29日に開催された。
 この「パッション、エナジー、ダンク」は「今季の自分のアピールポイント」として発表された。)

 「コーチ、チームメイト、そしてブースターの皆さま。
 まずは神戸ストークスでプレーできたこと、そして皆さまの今までのサポートありがとうございました。経験、スキル、そして知識をこのチームで得ることができたと思います。
 コーチには私を選手として育てていただきとても感謝しています。ブースターの皆さまにはいつもサポートと励みになる温かいお言葉をいただき感謝しています。そしてチームメイトには私のことを信頼してくれたことに対して感謝しかありません。
 チームには目標であるプレーオフに行ってほしいです。どんなことでもチャンスにつながると信じています。 ストークスファミリーの皆さまありがとうございました。
 (2025年2月18日、「モリス・ウデゼ選手 契約解除のご報告」より、本人のコメント。
 太字の部分は、「球団判断で放出されたのに、それでもなお、仲間を大切にする姿勢、これが『日本人以上に日本人のマインド』である」ことを強調の意図からです。)


 「日本でまたプレーする機会を与えられ、そして福島でバスケットができることをとても嬉しく思います。一生懸命に戦い、出来るだけ多くの試合を勝利したいです。最後は良いシーズンエンドを迎えられるように貢献します。日本はバスケットが有名な素晴らしい国なので、その経験をファイヤーボンズのチームとファンの皆様と作っていけるのを楽しみにしています!近いうちにお会いしましょう!」
 (2025年2月21日、福島の公式HP、新規選手契約締結[モリス・ウデゼ選手]のお知らせの公式発表、選手コメントより。
 実際、神戸からの放出が発表されて程ない時点から、「ウデゼは、日本の他球団への移籍を目指しているようだ」の噂が既に出ていた。)

 「福島ファイヤーボンズでのシーズンは私の人生において忘れられない1ページとなりました。それは皆様が私を選手としてだけでなく、家族として受け入れてくださったからです。その思いに心より感謝しています。ありがとう福島!
 (2025年4月25日、福島の公式HP、選手契約満了[モリス・ウデゼ選手]のお知らせの公式発表、選手コメントより。)



 そう、ウデゼも、T・アレンと同様に(というかそれ以上に)、「日本で成功したい」「1年でも長く日本でプレーしたい」が、とても伝わること。
 神戸を放出されても、『日本でのプレー』にこだわったと伺う。今オフもそうであると。それに、マインド(姿勢、心の持ちよう)が、「日本人以上に日本人である」って感じなんですよね。
 そう、自分は、「いずれは帰化を目指しているのでは?」と正直読んでいます。「この12月で26歳」。帰化の申請のときが、「2029-2030、30歳のシーズン」ですけど、なるほど、確かに説得力があるよなと。

 で、ウデゼの場合、「神戸、福島と、2球団を球団判断で放出された立場」です。故に、「推定市場価値的に、実際の能力値よりも安価で獲れる可能性が高い」と。第3外国人の立場・位置付けも、「通年契約して頂けること自体が有難い」の立場と想像の意味で、恐らく受容すると読んでます。
 というか、正直に述べれば、今オフ、「福島が放出の判断をしたこと自体が、大きな驚き」と思っていて。「ウデゼ、放出」の公式発表のとき、自分は正直、「よっしゃー、ラッキー!」と感じたんですよね(そして同時に、「いや、福島、何を意味不明な判断をしてるんだか?いまの福島の立ち位置的には、奈良と同様に、自由交渉選手リストの外国人を調達するがより現実的であると思うのだが?」とも感じたのです)。


 自分は、奈良は勿論、神戸も応援球団の1つです。
 ですので、ウデゼのことも、勿論ある程度は把握しています。

 ウデゼは、神戸で「ビッグ・モー」の愛称で親しまれていました。
 (実際、得点アナウンスでは「ウデゼ」と同等の頻度で「ビッグモー」でした。京都で、ジャクソンが得点時に「ジャクソン」と「CJ」が同等程度の頻度で使用されていたように、です。)
 で、福島でも「ビッグ・モー」の愛称呼びが定着。
 そう、ガチで「底抜けに明るくて前向きで真面目」な人間性ですので、奈良でもすぐに「ビッグ・モー」の愛称で親しまれると想像です。



 (4)ウデゼ(続き)
 (ウデゼの特徴・魅力。まずは「12月で26歳」の「年齢的な若さ」だ。
 それに、(偶然とはいえ、)藤原、綱井と、神戸時代のチームメイトの存在(勿論、ほんとうに叶えばの話ではあるが、)により、連携面を早期に構築が見込めることもプラスといえるだろう。
 「リムラン能力」「跳躍力」も、プラスの特徴の1つである。実際、「速攻の先頭になる」場面が多く、得点面でも、跳躍力を活かしたダンク[これはアリウープを含めて]が目立つ。一方で3P能力は「全くできない訳ではないが、現時点では『ない』と考えた方がよい」である。
 ただ、右45度に限れば、ミドルレンジはできる感じではあるがと。
 ↓
 30分EFF(通年[21.02]、神戸[19.59]、福島[24.22])
 2P試投数(通年[12.11]、神戸[12.80]、福島[10.57])
 2P成功率(通年[55.6]、神戸[52.6]、福島[63.6])
 FT試投数(通年[6.25]、神戸[6.19]、福島[6.37])
 FT成功率(通年[62.9]、神戸[61.9]、福島[64.8])
 スティール(通年[1.06]、神戸[0.97]、福島[1.26])
 ブロック(通年[0.61]、神戸[0.66]、福島[0.49])
 OR(通年[3.02]、神戸[2.99]、福島[3.08])
 リバウンド(通年[9.72]、神戸[9.97]、福島[9.17])
 ファウル数(通年[3.82]、神戸[4.25]、福島[3.01])
 ↓
 いま、ウデゼに関係するいくつかのデータを示した。
 まず、「30分EFF」。神戸時代は「一生懸命さは伝わるが、勝利に導くにはやや物足りない」であったが、福島では「扱い方に留意点があることは否めないかもだが、多くの球団で良質なビッグマンとみなし得る」である。
 そこで指摘されてるのが、神戸では「C[5番]にほぼ専念」であったこと。でも福島では「PF寄りの4.5番」での起用法であったことだ。
 後述で改めて言及するが、確かにウデゼは「パス、3P能力は全く望めない」、その意味で一見すると「古典型のC」のタイプかもしれない。実際、「ラジコン型」の印象は強いので。
 だけど、「ラジコン型&古典型ではあるけど、でも本質的には4.5番」であるのだ。そう、「12分程度でのCの起用はあってよいが、できるだけPFで起用する」でないと、かえってマイナスになり得る、その意味で留意だと。
 それと、「アシスト、A/TOは全く望めない」ことも留意が必要だ。
 ↓
 で、「2P試投数」「FT試投数」[30分換算で]。そう、来季の奈良の、ここでの構想は「1stオプションは、T・アレン」であるが、「T・アレンの不在時にどうするか」の問題がある。その意味で「6thマン的な2ndオプションの役割」を、ウデゼに求めたいイメージ。
 少なくとも、2P試投数を「11.00」は欲しいイメージ。
 で、「FT試投数」。ウデゼの場合、「ペイントに侵入してなんぼ」の選手であるので、だからこそなおさら、「ファウルをもらうプレー」「バスカン[アンドワン]を奪取するプレー」を特に求めたい。
 今季の「30分換算でのFT試投数」は「B2でトップ10以内」に入ってた。通年でだと「6.25」であるが、「多ければ多いほどによい」である。
 そう、成功率は求めない、「FT成功数をどれほど積み上げられるか」だ。FTの成功率が60%程度で、「FT成功数=4.00」を目標ラインとするならば、「FT試投数で7.00に近付けるように」のイメージでいきたい。
 ↓
 で、ウデゼの場合、「スピードに優れる一方で、パワーにやや難がある」感がある。その意味でだと、ブロックよりもむしろ「スティールに、より伸びしろを求めたい」イメージ。イメージ的には、「目指そう、奈良のマカドゥ(島根)」である。そう、「30分換算スティールで『1.50』」、ウデゼならば努力でこのラインに持っていける潜在能力はあると。
 で、今季の「30分換算でのOR数」は「B2でトップ10以内」に入ってた。
 ウデゼの補強を強く推す理由の1つが、これである。今季の「30分換算でのOR数」の通年が「3.02」であるが、「多ければ多いほどによい」である。
 ORが巧いのは、「ボックスアウトの意識・姿勢の賜物」といえる。そう、上述のことに照らすと、
 「『FT試投数で7.00』『スティールで1.50』『OR数で3.00~3.50』」
 これが、来季のウデゼに「特に重要視で求めたい役割」である。
 ↓
 ただ、ウデゼがなぜ、特に神戸を途中放出になったのか。
 「ファウル数の突出した多さ」、これに尽きる。「通年で3.82、神戸時代で4.25」、これは「B2の外国人では、ダントツのワースト1」である。
 ただ、福島では、この「ファウル数の多さ」は、「依然として多いではあるが、改善傾向は示せてた」である。
 では、神戸でなぜ、「ファウルトラブルの量産に陥った」のか。これが「ウデゼは、できるだけCでの出場時間を減らしたい」とリンクする。そう、ウデゼは神戸では「Cに事実上専念」であり、これが「パワー面での拙さを突かれる」になり、「ファウルトラブルの量産に陥り、敗戦の戦犯→途中放出に直結」になったのだと。
 ↓
 実際、今季のウデゼ。「全55試合」。
 「3ファウル以上(40試合)」「4ファウル以上(23試合)」
 「5ファウル、退場(9試合)」である。
 で、これをより細かくとらえると、
 3ファウル(17試合、5勝12敗、勝率.294)
 4ファウル(14試合、2勝12敗、勝率.143)
 5ファウル(9試合、2勝7敗、勝率.222)
 合計(40試合、9勝31敗、勝率.225)
 2ファウル以下(15試合、6勝9敗、勝率.400)
 である。
 つまり「ウデゼが3ファウル以上をすると、勝利期待値が一気に下がる」ことが明確に伺える。
 ↓
 起用法に留意をすれば、「第3外国人としては良質である」とはっきりといえる。何よりも特に「若さとリムラン能力があり、1年でも長く日本でプレーしたい意欲と情熱が人一倍に強い」ことである。
 留意事項に折り合いをつけられれば、大きなプラスの戦力になり得る。
 少なくとも、ジャクソンに比してだと「できることの質自体はより高い」。ファウルトラブルの多さは難点だが、これはジャクソンも、[ウデゼほどではないにせよ]この傾向はあった。
 そして、ジャクソンは「負傷癖の持ち主」であるが、ウデゼは「負傷離脱自体はゼロであった」。その意味でも、プラスポイントと映るが。)



 そう、今オフ(来季)の奈良の補強、
 「藤原(神戸)」「綱井(神戸)」「T・アレン(北海道)」「ウデゼ(神戸→福島)」、この4人こそが「要補強ターゲット」です。


 【今オフ(来季)の奈良、「現時点での理想の選手編成」(ベストシナリオ)。】
 (数値は「30分換算でのEFF」です。〈〉は「今オフの補強ターゲット」。)

 (PG/SG)〈藤原〉[6.35]、中谷[8.58]、〈綱井〉[8.00]、大塚[8.40]
 (綱井は「SGメインの2ndハンドラー」のイメージ。)
 (SG/SF)古牧[8.24]、石井[5.93]、本多[3.90]
 (SF/PF)〈T・アレン〉[18.07]、オサセレ[×]、間山[×]
 (PF/C)ジマーマン[21.63]、〈ウデゼ〉[21.02]
 (合計)(110.12)


 【今オフ(来季)の奈良、「現時点での理想の選手編成」(ベストシナリオ)での、想定される主要な起用パターン。】

 (1)スタメン。
 (藤原-綱井-古牧-T・アレン-ジマーマン)
 (「ビッグ3」的な立ち位置が「ジマーマン、T・アレン、古牧」。
 パス、ドライブ、守備を併せ持つ藤原は、正PGで期待したい。
 正SGの綱井は「2ndハンドラー&トーンセット」の位置付け。)

 (2)4Qのクラッチタイム。
 (中谷-藤原-古牧-T・アレン-ジマーマン)
 (これは勿論、場面・戦況による。ただ基本的には上述の形、特に「藤原と中谷の同時起用」が重要。「フルエナジー」「最後まで戦い続ける」「攻撃的守備&スピード」を特徴・魅力とする2人の同時起用は、特にホーム戦では大きな威力を発揮し得ると読む。)

 (3)T・アレンをSF起用の「3ビッグ」時。
 (藤原/中谷/綱井-古牧/石井-T・アレン-オサセレ/間山-ジマーマン/ウデゼ)
 (「T・アレンをSF起用での3ビッグ」は、来季はより積極的な活用が見込まれる。たとえ8分程度でも、オサセレ[あるいは間山]が「汚れ仕事に特化しつつ、T・アレンを気持ちよく攻撃に専念できる」ができれば、大きなプラスになると読む。
 「3ビッグ」は言葉通り、「サイズのミスマッチの創出」の意図だ。
 そう考えると、「3ビッグの採用時」に「綱井のPG起用」ができると、「サイズのミスマッチをより多く創出できる」になり、特に守備面で大きなメリットになり得ると読むが。)

 (4)守備でより主導権を掌握したい。
 (綱井/藤原-古牧/綱井-石井-T・アレン/ウデゼ-ジマーマン/ウデゼ)
 (念頭にあるのは、今季のBリーグのCSで、千葉Jの「原-田代」、琉球の「小野寺-松脇」により、いわゆる「挟み撃ち戦法」で、宇都宮のボール回りや、比江島の得点能力を大きく減退させたこと。最終的に宇都宮が逆転勝利になったが、この「良質の守備型を2人の同時起用による挟み撃ち戦法」は、「来季以降のBリーグの戦術トレンドになりそう」と読む。
 奈良版での「挟み撃ち戦法」の行使のイメージは「綱井と石井の同時起用」である。この場合、2つのパターンを想定のイメージで
 「綱井-古牧-石井」か「藤原/中谷-綱井-石井」になる。)

 (5)「ビッグ3」がベンチ時/不在時。
 (中谷-綱井-石井-T・アレン/ウデゼ-ウデゼ/ジマーマン)
 (想定になるのは「ジマーマンorTアレンのいずれかと、古牧がベンチ時[あるいは不在]」のときである。またここでは、「古牧と共に、藤原もベンチ時or不在時」のイメージで、上述の選手編成で組んだ。
 いわば「2ndユニットが主体での選手編成時」と言い換えてもよい。勿論この場合、SGに綱井/石井の上で、「T・アレン-オサセレ-ウデゼ/ジマーマン」の選手編成も充分に考えられるだろう。)

 (6)「この1本」で「どうしても3Pが欲しい」場合。
 (藤原/綱井-古牧/綱井-石井/古牧-T・アレン-ジマーマン)
 (言葉通りのイメージ。「とにかく3Pが欲しい」ので、古牧とT・アレンはマスト、石井、綱井も積極的に組み込むイメージだが、ゲームメイクを重視して、PGは藤原のイメージで、上述の感じにした。
 あるいは、「3P能力をより重視」であるならば、ここでPGに大塚の起用も、勿論の一案になってくるだろう。)

 (7)「この1本」で「どうしても相手をファウルトラブルに追い込みたい」場合。
 (中谷-藤原-古牧-T・アレン-ジマーマン/ウデゼ)
 ((2)とほぼ同じ顔触れであるが、これは「中谷と藤原が、本質的にはスラッシャー型であるから」が大きい。あるいは、「古牧をSG、T・アレンをSFで、いわゆる『3ビッグを採用』」で、「バスカン、アンドワンの奪取を狙う」場合も、恐らくの想定になるだろう。)


 そう、ここに示させて頂いたのは、「自分が奈良のGMならば、こういう選手編成で臨む」の趣旨です。ですけど、

 「『走るバスケ』を貫く・より深化させる」
 「『叶えよう30勝』『いくぞプレーオフ』の『2つの大目標』のために」

 これに根差してであることが伝わると、よりとても嬉しいです。


 【バスケットボール#67A】

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