自然と遊ぶ。自然で遊ぶ。だからライフジャケット。
どっかで聞いたことのありそうなフレーズのタイトルから始まる今回は、ライフジャケットの話し(アイナメン解釈)。
今は釣りにおいてライフジャケットの装着は、ほぼ必須になっています。
オレが船に乗って釣りを始めた90年代は釣り船でも【装着推奨】のような空気感で、昔の釣りの写真をみると装着していない事も、装着していない人もいる。勿論、装着が義務付けられてはいたけど、おおらかであったのは事実。
では、ちょっとライフジャケットを簡単に説明。
ライフジャケットの種類
膨張式ライフジャケット
肩から掛けるタイプと腰に巻くタイプがあり、落水を感知すると自動で膨張するタイプと、自ら紐を引いて手動で膨張させるタイプがあります。
膨張式は圧縮されたガスが充填されて膨らむんですが、膨らんだ浮力体はキズ等に強くはない為、防波堤や磯といった貝殻等が周辺にあるような場所では不向きではあります。
ボートではかさばらず、動きも妨げず軽く最高。
浮力体タイプ
The救命胴衣が浮力体タイプで、一番最初に頭に思い浮かぶのがこれかと。
「どうした、坊や、船から飛び込んだのか?」
なんて、マーティ・マクフライが言われたアレですね。
浮力体タイプはそれ自体が浮くので、破れる心配もない為、磯釣り師はこのタイプが主流です。
欠点は、夏や天気の良い日は、「暑い」という事。
ちゃんと股にベルトを通しておかないと、いざという時に、「スポッ」と脱げてしまうので忘れずに股ベルトを止めておきましょう。
ライフジャケットを装着する動機
オレがライフジャケットを着けるようになったのは、当時としては結構早めだったと思う。
当時、湖沼でのフローターフィッシングを楽しんでおり、万が一フローターが湖上で壊れてしまった場合にかなりの確率でお陀仏となってしまうのが予想されたから。

まだつけてないから、ホントのホントの最初の頃。
ざっと30年前!
だって、下半身はウェーダーを履いて、足にはスキューバーダイビングで使うような足ヒレがついているんだもん。
泳ぐなんてムリムリ。簡単に沈んじゃうよ。

この頃自動膨張式あったかなぁ。
ちなみに1度も膨らませたことはないですよ。
で、当時買ったライフジャケットは今でこそ定番の膨張式だったのだけど、当時はなかなか珍しかった。
なんつうの、ちょっと
「通な感じ?」
要は、それを見せびらかしたかった、それを着けてる自分がちょっとカッチョいい、と思ってたから。

なんかヤな感じ〜。
今見ると、コイツに「イラッ!」とします、オレだけど。
オカッパリではもう少し経過した頃。
ネットを通じて知り合った友人が、オカッパリで浮力体タイプのを装着して釣りをするのが彼のスタイルだった。
「おぉ、なんだか(オカッパリで装着しているのが)スマートでカッチョいいな」
というのが、最初の印象。
「いいですね、そういうスタイル」と伝えると、
「冬はや、このタイプのは防寒になんのやぁ。あったけぇんだど、コイヅ」
と返ってきた。
「なるほどねぇー」となったものの、やっぱりそういう装備をするスタイルはカッチョいい。
よくよく話を聞いてみると、ルアーフィッシングも去ることながら彼は相当な腕前の磯釣り師で、釣りといえばライフジャケットを着るのは普通の事だったのであろう。
それからのオレはといえば、晩秋から早春にかけてのすべての釣りでは膨張式ではなく、おしゃれなルアーメーカーの浮力体タイプのライフジャケットを装着するようになった。

これ着て沢山釣ったわー!
今ではレアなアイテムですね。
確かに、冬の夜釣りやボートフィッシングではとっても暖かい。懐に手をスポッ、と入れるとこれがまた暖かい。

このタイプは収納が沢山あってバッグを持たずに釣り可能。
ただし、ボートでの使用は出来ません。
現在のライフジャケット事情
今、ボートでの釣りにおいてライフジャケットは「桜マーク」の付いた認証済みのライフジャケットの装着が完全に義務付けられた。

色々なメーカーが販売してますが、ちゃんとしたものは
基本的にブルーストーム(高階救命器具株式会社)のOEM製品ですよ。
これを付けていないと、最悪は釣り船が操業停止になったりする。高額な罰金もさもありなん。
オカッパリでの義務付けはないものの、オレは啓発的な意味合いも含めて淡水・海水問わず装着するようにしています。

(これは浮き輪が飛び出てくる)
これは桜マークが付いてないのでボートでは使えませんが、邪魔にならないのでオカッパリで使用したりしてますよ。
装着の重要性とそれの根本にあるものは
これを言ったら元も子もありませんが、実際釣りをしてて「落水する!」となった経験は一度もありません。
年齢も重ね、自分の運動能力に自信がないのもあるので危険と感じる行動は取らないってのもありますが、なにより事故を起こした時に、
「人に迷惑を掛けるのがイヤ」
なのです。
命云々もありますが、同行している人の迷惑でしかないし、他人に助けて貰ったとしても、いずれにせよ
オレには人の時間を喰う権利はありません。
危険と隣合わせというか、
「オレは人より一歩前に進む!」
「こんなの余裕〜」
「誰も行けないあそこにいるオレカッコいい」
みたいなバカな考えは端から見ててとんでもなく、
【カッコ悪い】
【みっともない】
【ダサい】
です。
やっぱりライフジャケット付けてる人ってカッチョいい
オレが装着をし始めた動機は書いたとおり、
「カッチョいい」
からが始まり。
これだけ長い間釣りをしているヤツが、
「ライフジャケットを装着して釣りをしている人はカッチョいい」
と思って装着しているわけだから、やっぱりなんだかライフジャケットは【カッチョいい】ものなのだ。
動機なんてどうでもいいんだけど、
【カッチョいい】は大切なのだ。
だってさ、万が一自分が釣りしててさ、ライフジャケットをつけていない人が落水したとするじゃない?
そんな時に、自分のライフジャケットをサッと脱いで、ロープなんかつけて、
ぽいッ、とその人の近くに投げ入れたりなんかしたら、ちょっとスマートじゃない?
