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もう一度、真面目になれたなら…

こんにちは、愛音です

真面目に、一生懸命に、全力で。その姿を小学生の時から周りに笑われていました。

小学校での朝礼、ピシッとした背筋で真面目に聞く。運動会の創作ダンスの練習を一生懸命に取り組む。掃除の時間、遊ぶ人を注意しながら時間内に掃除を終わらそうと全力だった。

笑われたり、からかわれたり、真面目過ぎてつまらない、どうせ真面目ならシャレにも真面目になれよ~、散々言われてきた。自分でもなんでこんなに真面目に取り組むのか、なんで他の子みたいに適当になれないのか分からなかったです。

長い朝礼、ずっと背筋を伸ばして聞くなんて小学生には苦行だったのかもしれない。運動会はそこそこ楽しめばいい、リズム感ゼロの私が、創作ダンスに一生懸命になって何になったのか。掃除のチェックをしている教師だって、小学生する掃除にそこまで完璧を求めてなかったのかもしれない。

その時の私には「疑う隙」なんて1ミリもなかったんです。だってこうしなさい、と言われたから。言われたことをやるのは「簡単」だから。それが一番「安全」だから。周りから笑われても、真面目過ぎてつまんないと言われても、その姿勢を崩さなかった。自分の力じゃ崩すのが怖かったです。だってそれまでの人生で積み上げてきたものだから。

ずっとこの先も笑われようが、つまらないと言われても、私は私を信じていよう。

でも、人生はそんなに優しくも簡単でもなくて。いつだって私を裏切る準備は出来ていたように思う。真面目過ぎたから、当時の学校の様子に合わなくて、教室に入れなくなって、体育館から飛び出して、制服を脱ぎ捨て泣いた。その翌日から完全不登校になりました。

真面目な愛音さん、その子は15歳の誕生日を迎える前に完全に壊れました。

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