パワハラ。会社が動く時と動かない時-人事労務の実務担当者の視点で- 凛🦁|転職活動中|30代ワーママ|
あなたは、「懲戒解雇!」と会社の会議室で叫んだことはあるだろうか?
私は、ある。
あなたは、セクハラやパワハラの被害を受けて、黙って耐えたことはあるだろうか?
私は、ある。
あるいは、セクハラやパワハラの被害を受けて、本気で戦ったことはあるだろうか?
私は、ある。
あるいは、セクハラや、パワハラの被害を受けて、会社に揉み消された経験はあるだろうか?
私は、ある。
‥‥‥トラブルメーカーかよ、
と思われるだろうが、本当に全部あった。
たくさんの痛みを受けてきた。
でも。
最初の、「懲戒解雇!」と会議室で発言した場面。
これは何なのか。
これは、加害者への沙汰を決める会議で、
人事トップから「どう思う?」と問われた時に、
私が発した言葉。
そう、今の私は、裁く側にいる。
私は、人事労務。
被害者の声を聴く。
目撃者の声を聴く。
加害者の声を聴く。
人事トップは、”私の報告”を判断材料とし、
加害者への沙汰を決める。
懲戒解雇の通知文書は私が作る。
被害者への報告も私が行う。
弊社で起きたハラスメント、全件に。
そして、各件の立件から解決まで。
最初から最後まで、全てに私は関わる。
決して、楽しい仕事ではない。
けれどもこれは、私の、やりたい仕事。
仲間は言う。
ハラスメント対応は苦痛だと。
転職の面接でも聞かれる。
会社と社員の間に入り、取り持ち、疲弊しないか?辛くないか?と。
でも私は思う。
ハラスメント対応は苦痛ではない。
強がりではない。
本心だ。
おそらくこれは、適性で、適職で、天職。
被害の痛みを知っているから、被害者に寄り添える。
被害の怒りを知っているから、会社への訴えも諦めない。
会社の考え方も価値観も知っているから、
どうすれば、
会社が被害者のために動いてくれるのかを知っている。
この記事は、実務担当者の知る現実。
会社が動くときと、動かないとき。
【有料部分の注意書きとオススメ度】
会社に大激怒している方には有料部分はオススメしません
(お怒りの方はこのあとの無料部分だけお楽しみください)。
以下に当てはまる人には、オススメ★
炎上温度(怒りMAX)
「許せない」
「会社は腐ってる」
以下に当てはまる人には、オススメ★★★
絶望温度(無力感)
「もう無理」
「会社に言っても意味ない」
「疲れた」
以下に当てはまる人には、オススメ★★★★★
冷却温度(分析モード)
「会社が動くかどうか判断したい」
「転職も視野」
「構造を知りたい」
高評価ありがとうございます!
お手に取ってもらえて嬉しいです💖
1章:なぜ会社は動かないように見えるのか
・被害者の視点(1社目)
これは、ずっと昔の、私の被害の話。
新卒だった。
23歳だった。
新卒研修明けの配属で、
やりたい業種から外れてしまって、
その上、
職種の異なる退職者の仕事を、
丸ごと背負わされた。
当然、仕事は、楽しくない。
やる気は底辺。
だから、成長も遅い。
元ヤンの上司には、「会社舐めてんのかテメエ」と壁ドンしながら言われる始末。
なんで私がこんな目に、と思った。
けれど仕事ができないのは事実で。
なんと、情けないことか。
疲れ切っていた。
あるとき。
ついに、泣いた。
オフィスで。
22時に。
目の前には異性。
⋯⋯
隙を見せた自分が悪い。
そういえば。
人事のお姉さんに忠告されてたな。
夜、オフィスで、誰かと、二人きりになってはならないと。
かならずラスト三人のときに帰るようにと。
そういう意味か。
(まさかそんな、ありえない)と、忠告を笑い飛ばした自分の、なんと、浅慮なことか。
忠告をするということは。
⋯⋯そういう前科を知り、疑いを持ちながらも、この配属な訳だ。
人事が、知りながら!
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