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【ガチ旅】大分弾丸フェリー旅は誤算の嵐。だがそれも人生【どうでもいい旅日記vol.9】大分&復路5/6

5月上旬、商船三井のフェリー「さんふらわあ」で、大分まで0泊3日の弾丸フェリー旅に行ってきた(かなり前だが、5/5の往路はこちら↓)

大分に到着後、12時間の滞在中も誤算続き。
最終的に「それも旅。それも人生」と、悟りを開いたような心境になったのだった。

5.天気が誤算

誕生日プレゼントの夕食バイキングを無料で食べ、ご機嫌で起きたものの、翌朝は予報通りの雨。しかも本降りだった。

大分港に入港。まさにレイニーブルー。

こうなると、6時20分の早朝着が逆に恨めしい。しかも西大分港からシェアサイクルで行けるような店、温泉はすべて8時開店。大分のマクドで時間を潰すのもバカらしい。

仕方ないので、ダイソーで買った雨ガッパを着込み、シェアサイクルを借りて大分市街地へ。この行程が本当に辛かった。びしょ濡れで結構寒いし、何のための旅行だか。

そしていつものchocoZAPで、カラオケをして時間をつぶす。…あれ?大分まで何しに来たんだ?旅行の意味なくね?

これが別府なら、早朝からやっている温泉もあるから良かったのだが。

途中、大分銀行赤レンガ館(国の登録有形文化財)を外から見学。この重厚な雰囲気は素晴らしい。東京駅と同じ辰野健吾の設計は納得。

大分銀行赤レンガ館

なお、4月に行った東北旅行でも、同じ辰野健吾事務所による、「岩手銀行赤レンガ館」を見てきた。確かに雰囲気がよく似ている。

岩手銀行赤レンガ館

6.食事が誤算

気を取り直して昼食へ。下調べでは、創業100年超の老舗洋食店「和風グリル たかをや」に目をつけていた。大分市民が特別な日に行くという、由緒ある店だ。

しかし悩ましいのが営業日。「定休日は月曜、祝日の場合は翌日」となっている。ではGWで祝日の5/6(火曜日)は…。


…案の定やってなかった。
流れから想像はついたが。

やむを得ず、観光案内所で大分名物が食べられる店を聞くと、大分駅の中にある「豊後茶屋」を紹介された。駅ビルか…と思ったが、「すぐ満席になるので開店直後に行ってください」とのこと。これは期待できる。

豊後満喫定食(1750円)

とり天はカリッと揚がって食べやすく、いい感じ。こういうのでいいんだよ、こういうので。

そしてもう一つの大分名物・だんご汁。何も予備知識がなかったのでビビったが、団子ではなく、山梨の「ほうとう」のようなものだった。この平たい麺を「だんご」と呼ぶらしい。

だんご汁。「団子汁」ではない。

今思い出すと、デザートに「やせうま」という郷土のお菓子も追加できたが、「お土産で買えるでしょ」と思って見送り。しかしバラ売りがなく、結局食べられなかった。これも誤算。

なお、大分駅には2ヶ所に鶏のオブジェがある。何の説明もなく、市民の待ち合わせ場所になっているのは笑えた。

名古屋のナナちゃん人形みたいなものか。あれも、外国人が初めて見たらビビるだろうな。

雌鶏が金の卵を産んでいる。周りのベンチに座り、めちゃくちゃ日常に溶け込んだ雰囲気がいい。

観光案内所で尋ねると、大分県が九州で一番東側にある=夜明けが早いから、との理由で鶏が設置されたらしい。とり天関係なかったw

7.ホーバークラフトで寝落ちの誤算

そして、今回の目玉だったホーバークラフトの乗船へ。いわゆる昔は「ホバークラフト」と呼んでいた、空気で浮かせるあの船だ。

なんと現在はイギリス・マン島と、ここ大分の世界2ヶ所でしか乗れないとのこと。当然初体験だ。わざわざ別府でなく大分に来たからには、是非乗らなくては(あっ…フラグが)。料金は30分2000円と、結構なお値段。

黒い袋の部分に空気を入れてうかせ、プロペラで風を起こして進むので、最高時速80kmとめちゃくちゃ速い。そして奥の人と比べれば分かるが、めちゃくちゃプロペラがでかい。

ちなみに、ホーバークラフトは本当は大分空港と西大分港を結ぶ路線だが、色々あって遊覧船扱いになっている。

近未来っぽい外観、船内のシートもそれっぽい感じで期待が膨らむ。

…が、「意外と揺れないな」と思っているうちに、数分で痛恨の寝落ち。気づいたら「ご乗船ありがとうございました」のアナウンスを聞いた時の絶望感ときたら…。

ちくしょー、2000円返せ!

何て高い昼寝代だ…。哀しみに包まれつつ、雨の中再び大分市街地へ。またしてもレイニーブルー。

8.昼飲みで二つの誤算

正直、雨だし見たい場所もやりたい事もない。「ホーバー・ショック」(自分が悪いが)を引きずりながら大分駅へ戻ると、「いっそやけ酒で昼飲みするか」と思いつく。

「そうだ昼飲み」のフレーズに惹かれ、駅直結の「豊後酒場」へ。まさにそんな気持ちだ。

30分飲み放題550円など全体的に安くてうまく、特に名物の「りゅうきゅう」の小鉢110円は格安。これは嬉しい誤算だ。

りゅうきゅう(刺身のづけ)が110円はすごい。

ところが、「せっかくだから」と頼んだ関アジと関サバの握りはびっくりするほど薄くて小さい。左のガリとの、大きさの関係に注目。

えっ?

ガリとほぼ一緒って…。しかも右の刺身、シャリの半分しかない。ブランド魚で1貫220円だから、正直こんなものだろう。が、これは悲しかった。

9.ドンキ他で楽しい誤算

やることもなくなり、さんふらわあに戻るため西大分港に移動。昼から雨が止む予報だったが、最後までしっかり降っていた。

旅の際は必ずご当地チューハイを買って帰るので、途中のドンキに寄ったら…。

なんかすごい店キタコレ。「大分ドンキは大分(だいぶ)凄いらしい」って、また強烈なフレーズな。ポップとかの圧がすごい。

いや多すぎでしょ!ジョジョの「ドドドド…」っぽい

そして品揃えもヤバい。「大分弁しゃべれます!」Tシャツはちょっと欲しかったw

アツすぎる方言愛のポップが素敵

そしてさらにビビったのが、チューハイコーナー。なんとオリオンビールのWATTAシリーズが、沖縄より安い。そして見た事ない北海道のチューハイがあった。

WATTAは大阪の沖縄ショップより3割安く、北海道ミルクサワーは北海道ショップでも売ってない。
何でやねん!と高速でツッコミたくなる。

いやいや、ここ大分だよね…。さすが大分(だいぶ)すごいドンキだ。
何だかんだ言って買ったけど。

なんか若かった頃の元気なドンキを思い出し、妙に嬉しかった。
あのギラギラした感じ、何ともいえない独特な雰囲気が、今ではすっかり見られなくなったので。

最後に西大分港近くの公園にある、マッテルモンへ。何を言っているかよく分からないと思うが、そういう名前のオブジェがあるのだ。

これがマッテルモン

海の向こうからやってくる、様々な夢や希望や生きものたちを迎える門をイメージしてつくられている。

おおいた市観光ナビより

だそうな。怪異的なものに見えなくもないが、それはきっと私の心が汚れているからだろう…。なんせ絵本作家の作品なので。

なんとなく、「うしおととら」のクライマックスに出てくる、あの世とこの世を繋ぐ門に感じるのは自分だけか?

10.終わりに

1ヶ月が経ち、改めて振り返ってみた。
苦労も多いがそれなりに楽しい旅だった…ような気がする。

そこで美空ひばりの名曲「川の流れのように」のフレーズを思い出した。

でこぼこ道や
曲がりくねった道
地図さえない
それもまた人生

https://www.uta-net.com/song/1420/

そう。どれだけ誤算続きでも、それもまた旅、それもまた人生なのだ。

だから旅はやめられない。
そして人生は続く。

FIN.



…えっ?帰りのフェリーはどうしたかって?

いい感じで酔っていたので、乗船直後に爆睡し、何もしてないですが何か?

ちょっといい感じの朝日。
終わりよければすべて良し?

せっかくなので朝焼けの写真は載せておこう。旅の最終盤だけ晴れたのも、最大の誤算かもしれない。

それでは、今度こそおしまい。
旅のアルバムはこちら↓


心の奥底に長らく引っかかっていた「大分弾丸フェリー旅」も、ようやく終了。もう一方のnoteでKindle出版を目指す資格連載があり、そっち優先でなかなか書けなかったのだ。

ただ来週に長崎へ旅行するため、「流石にこれ以上は延ばせない」と覚悟し、熟成下書きを休日に一気に書き上げた。

3週間だから賞味期限ギリギリだ。

我ながらよく頑張った。葬送のフリーレンのように、あの世で女神様に褒めてもらうとしよう。

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