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ピース&ホープのZ世代ビジネス漫才5 〜言われたことしかしません編〜

「言われたことしかしない」
「指示待ちで受け身」
「自分で考えて動いてほしい」
管理職や人事担当者から最も多く聞かれるこの悩み。リクルートワークス研究所の調査によれば、Z世代を採用している企業の56.6%が「指示待ちで受け身な姿勢」を不満点として挙げています。

しかし、これは本当に「若手のやる気がない」せいなのでしょうか?

今回も、根拠なき自信満々のピース君と優秀だけど自信なさげなホープ君、2人のZ世代の会話から、この問題の本質に迫ります。


ピース: どうも〜!指示された範囲が僕のテリトリー、ピースでーす!
ホープ: こんにちは…。言われたことは完璧にやりますが、それ以上は怖くて手が出せない、ホープです…。

ピース: この前ワダ課長に「競合比較、表でまとめて」って言われたから、罫線ピッカピカの“芸術表”を納品したのよ。
ホープ: うん。
ピース: そしたら課長が静かに「——目的は何か分かってる?」って。
ホープ: きました。
ピース: だから言った。「表の目的は“きれい”です」
ホープ: いやそれ、Excelでミスコンやってるんじゃないですから。

ホープ: 僕もイケダ課長に「明日の提案、相手に刺さるやつで!」って言われて…
ピース: どこの臓器に刺すのか指定してくれ。
ホープ: “刺さる”の定義が分からなくて、無難な資料にしたら「刺さらん!」って机ドン。
ピース: 課長、机に刺さってる。
ホープ: でも「誰に・何を・どうしてほしい」が分からないと、刺さらせようがないんですよ…。
ピース: 俺ならこう言うね。「課長、刺し方の指南を」
ホープ: 物騒にしないでください。

ピース: まぁ、分からないことはまず聞かないとね。
ホープ: うん、「相手・目的・GOAL」の三点セットをまず確認。
ピース: 「相手は部長?客先?猫?」
ホープ: たぶん猫には承認権限ありません。

ホープ: それと…僕、実は“追加で手を入れる”のがすごく怖いんです。
ピース: ん?
ホープ: 指示通りは完璧にやる。でも、それ以上は勝手に触れないタイプで…。
ピース: 石橋を叩くのも怖いタイプ。

ホープ: だって…「余計なことして怒られたらどうするんですか」。前に先輩が、気を利かせてグラフに影つけただけで怒られてて…。
ピース: せっかく影をつけたのに、白日の下で怒られる悲劇。
下手すりゃパワハラ。でも叱ってくれるのって、今どき逆に希少価値かも。

ホープ: だから最近は、最初に確認してます。「ここまでは自分で改善してOK/ここからは要相談」って。
ピース: イケダ課長も喜んでたな。「安心したから熱量3割増しで話す」って。
ホープ: やめて、情報量がキャパオーバー。
ピース:
じゃあ課長の話は1.5倍速で聞こう。
ホープ:
動画じゃないんで、速度調整ボタンはありません。

ピース: でもさ、やっぱ目的地までの最短ルート、示して欲しいよな。
ホープ: 確かにその方が効率いいですよね。
ピース:そしたら一気に到達してみせるのに。
ホープ:ピース君の場合、勢い良すぎて、目的地を通過しちゃいそうですけどね。


📚 「指示の遂行」から「目的の達成」へ
若手社員は仕事を「指示の遂行」と捉えています。与えられたタスクを正確にこなすことが「できる」ことだと認識しているのです。

一方、上司世代は仕事を「目的の達成」と捉えています。タスクはあくまで手段であり、その先にある目的を達成することが本質だと考えています。

このズレが「言われたことしかしない」という不満を生んでいます。

しかし若手が「指示の範囲」に留まるのには理由があります。
教育環境で「正解への最短距離」を求めるよう訓練されてきたこと。
「余計なことをして怒られたくない」という防衛心理。
そして、役割が曖昧な中で失敗を避けるために、「言われた範囲」という安全地帯を選んでいます。

かつての『気が利く』は、令和では『余計なリスク』に変わったのです。

解決の鍵は、双方の歩み寄りにあります。
上司は「WHY(なぜこの業務が必要か)」と「GOAL(完了すると何が実現するか)」をセットで伝え、「裁量の範囲」を明確にする。
若手は「目的」を意識し、「気づいたことを報告する」勇気を持つ。

「言われたことしかしない」という嘆きは、実は「目的を共有できていない」というマネジメント側の課題でもあるのです。

仕事とは、指示されたタスクをこなすことではなく、目的を達成すること。
仕事の目的が共有されると、若手は動けるし、上司も安心する。

でも、目的だけ置いて「各自現地集合」は、ちょっと危険。
だいたい誰か迷子になります。


◆今回の記事は、ワカテカわしおさんのこの記事を参考にさせていただきました。合わせてお読みいただくと理解が深まります。

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AiYo⭐心と行動のストーリーテラー|哲学・行動経済学・占星術 × AI共創 私の記事が少しでもお役に立てたなら嬉しいです。よろしければ応援お願いします。