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今週の星空あるあるショートストーリー 第10話「立ち止まるより、小さな一歩」

🌟今週の星の動きが巻き起こす「あるある」をショートストーリーにしてお届けします。


日曜の夕方。
今夜は、いつものシチューにしようと思っていた。
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、鶏肉。
材料は、すべてキッチンの台に並んでいる。

火をつける前に、ついスマホを手に取ってしまう。
「冬のあったかレシピ」「映えるシチュー」「新作スパイスで簡単アレンジ」
画面の向こうで、見出しが次々と光り出す。

気づけば、レシピサイトや動画をいくつも開いていた。
本格派もいい。
ヘルシー系も捨てがたい。
映え写真つきもおいしそう。

どれも魅力的で、どれかひとつを選ぶたび、
「でも、こっちも良かったかも」と、別のタブが呼び止めてくる。

包丁は手を離れ、スマホの画面が次々に目の前を通り過ぎる。
新しい情報、新しいレシピ、新しいスパイス。

しばらくして、ふと我に返る。
キッチンには、さっきと同じ材料。
変わったのは、スマホの画面の数だけ。

「……とりあえず、切ろうか。」
火をつけ、野菜を刻み始めると、
さっきまでの迷いは、少しずつ静かになっていく。

出来上がったのは、いつもの美味しいシチュー。
―あの「新作スパイス」は、また今度試そう。


星ある読み解き
今週の空には、射手座の太陽と、双子座の満月。
「新しい世界を知りたい気持ち」「情報を集めたい気持ち」が、同時に強くなりやすい配置です。
そこに、水星が逆行明けでスピードを取り戻してくる流れが重なることで、
通知やニュース、レコメンドが一気に押し寄せやすくなります。
「こっちも良さそう」
「もっといい選択があるかも」
新しい情報ほど魅力的に見えてしまう“新奇性バイアス”が顔を出し、
選択肢が増えすぎた結果、かえって決められなくなる“選択のパラドックス(決定麻痺)”に陥りやすいタイミングです。
でも、すべてを完璧に比較したうえで決めよう、なんて思わなくて大丈夫
今の自分が「これなら出来そう」「今日はこれがしっくりくる」と思えるものを、選んでみる。
立ち止まるよりは、小さな一歩
その一歩が、新しい景色を見せてくれることもあるかもしれません。


あとがき
「もっといいやり方があるはず」と思う気持ちは、向上心でもあります。
でも、選択肢が増えすぎて動けなくなってしまったときは、
「いつものシチュー」を選ぶ夜があってもいい。
お腹がすいたら前に進めませんからね。

あなたにも、「検索の森で迷って、結局いつものに落ち着いた」経験はありますか?よかったら、あなたの“レシピ検索あるある”を、コメント欄で教えてください。
言葉にしてみるだけでも、迷いの渦から、少し外側へ出られるかもしれません。

それではまた、来週の「星あるショート」でお会いしましょう。
 
🌟姉妹シリーズも、ぜひお楽しみください。このショートストーリーは以下2作品のスピンオフです。


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AiYo⭐心と行動のストーリーテラー|哲学・行動経済学・占星術 × AI共創 私の記事が少しでもお役に立てたなら嬉しいです。よろしければ応援お願いします。