【マンガ紹介】ダーウィン事変 名言集
落ち込んだとき、テンションが下がったとき、気分が乗らないときに、少しでも気分を変えて、一歩を踏み出す勇気がほしいときはありませんか?
マンガを読んでいると、この言葉深いなぁ〜ってしんみりさせてくれたり、大切なことを思い出させてくれる気がします。
今回は2023年8月時点、5巻発行・連載中の作品である『ダーウィン事変』(©うめざわしゅん/講談社)より、僕の人生をより魅力的になるよう考えさせてくれた言葉を紹介させていただきます。
『ダーウィン事変』は、ヒューマンジー(人間とチンパンジー)として生まれた主人公とその周囲で起こる動物愛護団体の過激派組織がもたらす事件をテーマに、混沌とした社会の中で多様な価値観が描かれていく社会派ヒューマンジードラマで「マンガ大賞2022」の大賞を受賞した作品です!
少しでもあなたが夢に向かって突き進むとき、壁が現れたとき、壁を乗り越えるときに、モチベーションを上げてくれたり、グサッと心に刺さったり、物事の見え方が変わるヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。
ダーウィン事変 名言一覧
ボクも不思議に思ってる。
人間ってどんな感じ?
チャーリー
でもーーー。病原菌に感染してるのがたとえ君でも撃ち殺すけど…。
チャーリー
ボク、学校続けたいんだけど。
チャーリー
なんで人間だけは殺して食べちゃダメなの?
チャーリー
本やネットは見てたけど、それって遠くから眺めてるってことなんだろうな。あんまり興味が持てなかった。けど実際に近くで観察したら人間って面白いね。
チャーリー
“不安”って…未来に起こりそうな悪いことをいま心配してるんだよね。その時になってからしんぱいすれば?いまは何も起きてないし。
チャーリー
結局よくわからないな。
ボクの何が特別なのか…。
君もボクもすべての動物はただのONEだよ。
チャーリー
あの檻、入っててわかったけど自由に動けないのってすごくストレスだね。
あそこに動物入れない方がいいよ。
チャーリー
学校で友達ができないと人間の社会に適応できないの?
チャーリー
なんでみんなボクをボク以上の何かだと思うのかなぁ。
ボクはなんの代弁者でもない。ただの一匹の動物。
ただのチャーリーだよ。
チャーリー
…人間の言葉って汎用性が高いソフトウェアだと思うけど、
もし他の“種”ざ突然英語をしゃべれるようになったとしても
コミュニケーションなんてほとんど成立しないかもね。
チャーリー
ボクはこの世界に対して全然なんの責任も感じない。
だって勝手に放り込まれただけだから。
チャーリー
ボクは君に危害を加えたりしないよ。
友達になろう。
チャーリー
はっきりとシグナルを出す必要がある。ボクや周囲の人間に危害を加えた場合、とんでもなく高いコストを支払わされるって。
チャーリー
初めから視界を持たない動物に「盲目」が理解できないように、ボクには「孤独」が理解できないのかもしれない。でもルーシーに会って少しわかった気がする。君がいなくなったらと思うと、曖昧だった自分の境界がどんどんくっきりしていくのを感じる。これがーー、孤独なのかな。
チャーリー
ヒューマンジーなのってどんな感じ?
やっぱり私たちと世界の見え方が違う?
ルーシー・エルドレッド
こんな中西部の片田舎で君を受け入れられるような寛容さなんて永遠に望めないと思う。私もいつか出ていくこんな処。吐き気がする!
ルーシー・エルドレッド
私もヴィーガンになるべきだと思ってる?間違ってたら教えてほしいんだけど…、この料理はおいしさやヘルシーさより“正しい”ことが重要なんだよね?
ルーシー・エルドレッド
人間みんなが加害者?それってずいぶん悲観的な考えに聞こえるけど…、だったらヴィーガンなんてやってても無駄ってなるんじゃないの?
ルーシー・エルドレッド
なんていうか私…、いままでそんなこと考えたこともなかった。自分の持ってる権利のことなんて当たり前だと思ってたし、これってすごく恥ずかしいことだよね…。
ルーシー・エルドレッド
“脱走”?
チャーリーはモノなんでしょ。
モノがどうやって脱走なんてできるの?
ルーシー・エルドレッド
普通ねー。嫌な言葉だけど世間的に受けがいいのって結局そういうことかもね…。
ルーシー・エルドレッド
たまたま年齢と住んでる場所が近いってだけでさ、気の合う友達なんて見つかる方が奇跡的だよね。むしろこんな所、刑務所に近いんじゃない?
ルーシー・エルドレッド
私もさ、いま動物製のものをなるべく避けてはいるけど…、ゲイルみたく過去の自分に罪悪感とか持たないし、ステーキ食べるのを「人食い」と同列の行為とも感じない。でも毛皮を着てるセレブを見るとオエ〜ってなる。わかってる、ぜんぜん一貫してないよね。これが“種差別”ってことなのかもしれないけど…、そんなの人間社会からなくすなんてできるのかな?
ルーシー・エルドレッド
私…自分の意思をないことにされるのってものすごく苦痛なの。
ルーシー・エルドレッド
彼女はただ“犠牲者”としてだけ生きてたわけじゃない。
あなたも都合よく彼女のことを見誤っているんじゃないの?
ルーシー・エルドレッド
赤信号は止まれ、だ。本当にそんなこともわからない?赤と青の間に明確な境界線を示せなくたってドライバーは赤信号を無視しない。なぜなら無視すれば人を轢き殺しかねかいとわかってるから。
ゲイル
アリやキャベツの意識について明確にわからなくても、牛が苦痛を感じてることは明確にわかるだろって言ってるんだよ。
ゲイル
一体どうやれば奴隷主の反感を買わないように奴隷制に反対できるの?
ゲイル
結局、遵法闘争や非暴力で世界は変わらない…。
直接行動こそ正義を達成するための最も効果的な方法だと。
ゲイル
ボクが間違ってるとしても…血で満たされた食卓が間違っていないことにはならない。
ゲイル
植物にだって彼らなりの「意識」がないとは誰にも言い切れない。
植物なら食べてOKなんて、所詮人間の作った勝手な基準に過ぎないよ。
トレヴァー
あの場所に巻き添えとなった小動物たちがいなかったとでも思うのか?同じ“必要な犠牲”を憐れむのなら、人間にだけフォーカスするのはなぜだ?オレたちが真に憐れむべきは皮を剥がされ生きたまま吊るされて、殺されるためだけに生み出される動物たちではないのか?
レスリー・K・リップマン
確かに僕は嘘つきだけど、嘘つきが真実を語ることもある。
悪魔が大声で叫んだことでもそれが真実なら真実さ。
リヴェラ・ファイヤアーベント
「正義は時代や文化によって変化する」と思うのはよくある謝りだよ。正確には「正義は発見されて進歩してゆく」と言うべきなんだ。
リヴェラ・ファイヤアーベント
僕らの革命が抱えている一番の問題はなんだろう?それは当事者たる動物たち自身が決して蜂起もできず声も上げられないことだよ。
リヴェラ・ファイヤアーベント
戦争に勝つのは正しい側ではなく強い側だとしても、正当性をアナウンスできなければ戦いそのものが不可能になる。
リヴェラ・ファイヤアーベント
パーフェクトな生き方なんてどこにもないけど、よりマシな選択肢ならいつもある。そう思ってるだけだよ。
ギルバート・スタイン
そもそも生き物として生きてる以上、動物搾取を完全に0にするなんて部可能だよ。
ギルバート・スタイン
当然ヴィーガンになったって人を裁く特権が手に入ったりするはずもない。なのに…、彼らはそう考えてしまったんだろうな…。加害者でない人間なんていないのに…。
ギルバート・スタイン
僕らは別に悲観的でも英雄的でもない。
単に世俗的なだけの…、一般人だよ。
ギルバート・スタイン
“ヴィーガンテロ”という言葉の使用は控えてほしい。ヴィーガンに対してネガティブな偏見を助長する不当な呼称です。
ギルバート・スタイン
何より現実は決して不変じゃない。現時点での世界の現実がずっと続くという考えこそ夢想なんですよ。
ギルバート・スタイン
生きるとは変わることだ。
変わらなければーー、死体も同然です。
ギルバート・スタイン
“犯罪者扱い”の方がまだマシだったかも…。犯罪者なら弁護士をつける権利があり黙秘権もある。人身保護令状を申請して拘束の不当さを訴えることだってできる。でも…、チャーリーはそうした正当な権利を何一つ持っていないの。
ハンナ・スタイン
しかもあの子は動物保護方に指定されるどの“動物”にも該当しない…。チャーリーの法的立場はーーー、“物”なのよ。
ハンナ・スタイン
でもーーー、チャーリーはいま法の真空地帯にいる。そこからあの子を救い出さなきゃならない。そのためには実績が要るの。チャーリーが人間と同等の知性と感情を持つだけでなく、社会参加をしてより良い協力関係を築き、それを永続させる能力があると示す必要がある。そう、そしてその生きた証拠を固めてーーーー、合衆国政府を相手取って訴訟を起こし、裁判でチャーリーのアメリカ市民権を勝ち取るーーーー。
ハンナ・スタイン
あなたは人とちょっと違うだけで、決して孤独じゃないのよ。
ハンナ・スタイン
動物の権利を掲げて当選するのは厳しくなった。スローガンなら、エコロジーや気候正義の方が耳障りがいい。政治的戦略というやつね。民主政治は人々に与えるイメージがすべてなのよ。
リナレス
あなたも知っての通り私たちの法には大きな“壁”がある。ヒトとそれ以外の動物を分断する壁。その不当な壁を穿ち打ち壊す。そのために私は政治家になった。この国にすべての動物を包含する権利と法を打ち立てるために。
リナレス
法はいつでも力によって破られうるわ。でもこの国はいまのところはマッドマックス式の弱肉強食の場所じゃない。法は土壇場まで機能する。
リナレス
現にある暴力や圧制を前にすれば、人間の権利すら常に守られるわけではない。だからこそ法は権利の最初の盾であり、最後の砦となるべきものなの。
リナレス
“動物の権利”なんてのはバカげた考えだよ。オレだって動物を無意味に虐待するなんて反対だが…、人間が人間の利益を優先するのは当然だろ?
フィリップ・グラハム
なんにしても動物全体とチャーリーは関係ないし、権利ってのは人間が人間の社会のために拵えたもんさ。
フィリップ・グラハム
「誰かが問題にしそう」を問題にしてたら、一生やりたいことできないわよ?他人の人生じゃなくてまず自分の人生を生きなくちゃ!
グレイス・グラハム
オレが思うに“人道的”という言葉ほど、人間の傲慢さと皮肉の才能を示す表現はない。
オメラス
同じことが人間に起きれば、その悲惨さを誰も見誤らないだろうが、こと「ヒト以外」となると途端にシラを切る。それが誠実で中立的な態度なのだと言わんばかりに。
オメラス
ホモ・サピエンスというサルは並外れて破壊的で邪悪な種だ。毎日大虐殺を実行している暴君の専制を終わらせなければならない。それこそーー、オレたち“ヒューマンジー”が生まれてきた意味だ。
オメラス
五感すべてがオレには「傷口」だった。わかるか?オレはーーグロスマンの動物実験の……、失敗作だった。
オメラス
もう明らかだろう。人間は自分たちの破滅が鼻先に近づいても素知らぬ顔で搾取と破壊を止めることは決してないと。
オメラス
テロ活動で動物たちの福祉や幸福が向上した?
人間の排出する温室効果ガスが少しでも減った?
サラ・ユァン
いかがだったでしょうか?
お気に入りの名言は見つかりましたか?
この作品はまるで海外ドラマ・映画のような気分にさせてくれるのと同時に、現実でもリアルに起こりそうなリアリティーのある描きたいなく恐怖の未来でもあるように感じます。
また、一部は現実問題として話題になっているヴィーガンをの話を取り扱っていますが、作中にあるように動物愛護の過激団体によるテロやそこに至る思考は動物愛護に対する難しい考え方で答えが出せない難しい問題なのだと改めて感じさせられます。
僕自身、ヴィーガンについて調べ、調べれば調べるほど、食べられてしまう動物やペットになる動物など、全く異なる扱いを受けている現状やそれを根拠づける種族別の数や絶滅危惧種の数などを目の当たりにし、人間と動物の命の重さをどのように考えるべきなのか考えるようになりました。
そして、そんな現状がある一方で、ヒューマンジーとしてこの世界に誕生したチャーリーの発する言葉がシンプルなのに、深く考えさせられる言葉は本当に深く心に染み入るものばかりで、人生について悩んだりモチベーションが下がったときに、一度立ち止まってじっくりと考える時間をとらさせてくれた経験があります。
学校や会社、その他の組織に所属していて落ち込んでいるとき、疲れているとき、悩んでいるときなどに、この『ダーウィン事変』の名言で元気づけられる方も多いのではないでしょうか?
難しい問題を扱っていますし、自分とは合わない思想が語られてたりするので嫌悪感を感じるときもあるかもしれませんが、それでも人間の在り方、動物との共存などについて深く考えさせられ、改めて「ヒト」とは何なのか?を問いかけられるような登場人物たちがもたらす言葉にふれあいながら、また明日からの原動力になると幸いです。
それでは今回はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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