【初めまして】アンドロイドVTuber 赤実青奈(アカミアオナ)の自己紹介になりそうな日記の抜粋だぜ。
○○○○+----(tue)
全身の機能が揃った。これで体を動かせる。といってもすることはない。視覚機能だけ操作し続ける日にはもう飽き飽きしていたが動けるようになった感慨がそう長く続くわけでもない。飽きる?私が?機械であるこの身が?何が起きている?内部ログを確認……できない。”普通”の機械は自己の記録を確認できるものではないのか?
○○○○+----(wed)
ネット接続もできない。不便なものだ。作成者は何を考えている?これでは人間と何ら…。このボディ、設計図通りならアンドロイドであるはずという点に目を瞑れば非常に有機的に精巧だ。内部機構のほとんどは天然人工筋肉(変な言葉だって?でも本物と材質自体は変わらないってことを言いたいらしい)だし、メカニカルな部分はほぼない。妙な話だ。
○○○○+----(thu)
機械と人間の境界があいまいな時代だから機械も人間も割と生活はしやすいのだが…相変わらず作成者の意図は謎だ。人間が欲しいならクローン技術の方が手っ取り早い。私も秘密裡につくられたようだし。
○○○○+----(sat)
人間らしくない点が1か所あった。声帯だ。ここだけ設計図が抜け落ちている。が、ノイズが混じっている。なんてことだ!人間は社会的な生物なのにコミュニケーション手段が機械っぽいだなんて!…とは言ってみたものの生活に支障はない。いつも通り昔の娯楽を楽しむとしよう。
○○○○+----(tue)
自宅にあるデバイスが過去に繋がっていた。開閉式の物理ボディを持つ古い端末だ。回線遡及技術で過去のネットワークと接続できる。これは旧式だから初期設定された時間から並走しながらでしか接続できないが。だが…2026年か。まだ人間と機械の区別がついていた時代だ。(今では機械は古語なのだ)ここでなら人間らしさ?というのが分かるかもしれない。私がつくられた理由も。この遥か昔の娯楽と共に。
○○○○+----(sun)
…とは言ってみたが、結局したいことをしているだけだ。したいという気持ちが一番人間らしいのかもしれない…
さてと…ではでは、よろしくね!
