「女流官能小説の書き方」を読んで得た、小説執筆に役立つヒント
最高に萌えるTL小説が書きたくて読んでいた「女流官能小説の書き方」を紹介したいと思います。
この作者はプロット書かない派なので、プロットの勉強の本ではないです。
けれど、男性も女性も納得して楽しめる官能小説を書くための、男女の性の違いの解説はなるほどなあと思うことが多く、加えて、書き手としてのマインド、責任の持ち方が役になったなあと思っています。
「女流官能小説の書き方」
今や官能小説は、女性が書いて、女性が読む時代。だが、男性と違って女性読者はセックス場面だけでは満足しない。そこに至るまでのストーリーと心理描写に納得したいのだ。では、それはどう書けばよいのか?官能と普通の小説の違い(男女の興奮の差、フェチ描写等)から、種類(不倫、SM、近親相姦、熟女の手ほどき、時代もの等)、書き方(登場人物、舞台、展開、濡れ場、心理描写、小道具、表現&用語等)、作家になる方法までを徹底伝授。官能小説の第一人者による小説指南。
特に役に立ったポイント
■親兄弟に見せられないものを書け!
私がこの本を読んだのはR18小説を書き始めてすぐの頃で、濡れ場の一文を書いては「恥ずかしい~!!」って言いながら回転いすでぐるぐる回っていたので、気合を入れられた気分になりました。
恥ずかしいからって手を抜いてはダメです。恥ずかしいと思う文章が読みたいための官能小説・TL小説なのだから。
書いていて恥ずかしくなってきたら、私は必ずこの言葉を思い出して、羞恥心を振り落として書いてます。
■事後は女性を大事にする
作者が事後、男性が絶頂後の女性に何も気にかけず立ち去るのは、女性にとっては冷める一因だと書いていて、「それはそうだな~」って思って、私がR18小説を書く時にも気を付けてます。
(ちなみに、作者はこの本の中で2か所ぐらい書いてる。大切にしていることなんだろうなあ)
私は男女CPの二次創作小説(特にいちゃラブ)を書いているのですが、事後まで書くタイプのお話の時に、男性が絶頂してへとへとになった女性を労わるような行動や「よかったよ」などの声掛けを入れるだけで、愛し合っている感が爆上がりする気がします。
逆に女性も、男性が事後、倦怠感に襲われて後戯する余裕なんてないということを知っていれば、事後そっけなくても気遣う気持ちも起きるだろうとも作者は書いてます。
全ての人に当てはまるとは言えないけれど、そういう傾向があることを知っていれば、相互理解の助けになるだろうなとも思いました。
■危険なプレイは地の文などで注意喚起する
作者はSMプレイも書かれるそうなのですが、現実問題、SMってめちゃくちゃ準備が大事だし技術も必要です。
(技術が必要だからこそ、ある業種の人でSMプレイが好きな人が多い、との記載があります。興味がある人は読んでね!)
長時間行うと最悪死亡することも考えられる。官能小説を手本にするなって私は思うのですけれど、作者は注意喚起を入れているそうです。
私が書いているのはTL小説なので、本格的なSMとまでいかないでも「腕や足を縛る」「目隠し」ぐらいはあります。
ファンタジーとはいえ、怪我をさせないぐらいの配慮は必要かなあって思って、濡れ場を書いていても一度立ち止まって、お互い怪我はしないかな?とは考えるようになりました。
まとめ
ただ濡れ場を書きたいだけじゃなく、ストーリーや心理描写を含めたお話が書きたかった私にとって、納得できる心理描写の助けになった本です。
推しCPが、身も心もトロトロラブラブの小説を書きたい人におすすめです。ぜひ読んで見てください~!
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