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子どもと「やりたいこと」を話すのは、思ったより難しかったーバケットリストを作った話

「子どもと、やりたいことって何?」

そう聞かれて、
すぐに答えられる親は、案外少ないんじゃないだろうか。

遊園地?
旅行?
習い事?

頭にはいろいろ浮かぶのに、
いざ言葉にしようとすると、どこか引っかかる。

それはたぶん、子どもと「やりたいこと」を考えようとすると、
純粋な願いの話をしているはずなのに、
親の頭の中では勝手に
「それ、意味ある?」
「今じゃなくない?」
「現実的?」
というブレーキが同時に動き出してしまうからだ。


※この記事を書いている私は、仕事・家族・健康を同時に考えながら、
経験をどう編集すると人生が立体的になるかを考えている
普通の会社員です。



「子どもとやりたい100のこと」とは何か

バケットリストといったほうが馴染みはあるかもしれないけど、

「子どもとやりたい100のこと」

あらためて言葉にすると、
このプロジェクトはこういうものだと思っている。

親が“与える人”になるのではなく、
親子で一緒に人生を編集していくための長期プロジェクト

一言で言うなら、
思い出づくりではなく、
関係性づくりの設計

写真に残る出来事より、
あとから語れる関係性を残したい、
という感覚に近い。

毎日に忙殺されて、思考を止めてしまうときっとこうなることがわかっていた。

  • 気づいたら、子どもが大きくなっていた

  • 忙しくて、思い出が点で終わっている

  • やりたい気持ちはあるけど、時間もお金も後回し

  • 「いつかやろう」が一生来ない気がしている

だからまずは何でもいいから、
子供とやりたいことを並べるところから始めてみた。

実際に並べてみた「100のこと」の一部

できあがったリストは、
思った以上にバラバラだった。

日常でできることもあれば、
少し準備がいるもの、
人生の節目に置きたいものもある。

日常レイヤー

  • レゴやブロックで「建築チャレンジ」をする

  • 「お部屋美術館」を開いて、家族みんなの絵を展示する

  • 親子でボードゲーム大会を開く

週末・近場レイヤー

  • サイコロを振って、行き先を決める散歩や小旅行

  • 動物園や水族館で「いのちのふしぎ」に出会う

  • 夜中に車で出発する旅

節目・非日常レイヤー

  • 直島でアートの旅(感性が育つ時期に)

  • USJにVIPツアーで行く(体力と集中力が合うタイミングで)

実際にはこの後もいくつかSTEPを踏んで家族の年齢・体力・予算を考えながら人生のどこに置くかを決めている。


なぜ、これをやろうと思ったのか

振り返ると、背景にはいくつか理由がある。

一つ目は、
家族を「制約」にしたくなかったこと。

子どもが生まれると、
自由が減る。
挑戦ができなくなる。
人生が止まる。

本当は、そんな単純な話じゃないと分かっていても、
それでも足を止めたくなかった。

だから、
家族がいるからこそ、
「人生が立体的になる設計」をしたかった。

これは、人生を
・一方向(仕事だけ/育児だけ)
・短期視点(今ラクか/今しんどいか)
で消費しないための設計。


二つ目は、
「正しい育児」をしたかったわけじゃないこと。

何を習わせるか。
どの教育が正解か。
失敗させないこと。

それよりも、
一緒に考えて、
一緒に感じて、
一緒に選ぶ時間を大切にしたかった。

答えを与えるより、
考える時間を共有したかった。


三つ目は、
自分の人生編集の考え方を、
家族にも拡張したかった
こと。

人生は、あとから編集できる。
経験は、資産になる。
正解は、その場では決まらない。
これを、
言葉で教えるより、
体験として共有したかった。


「100のこと」の正体

この100個は、
教育リストでもない。
やるべきことリストでもない。
親の夢の押し付けでもない。
むしろ、
かなり雑で、未完成なものだ。

途中で変わっていい。
消えてもいい。
増えてもいい。
今は意味が分からなくてもいい。

完成させることが、目的じゃない。
一緒に考え続ける余白
あらかじめ用意しているだけ。


このプロジェクトで大事にしていること

このプロジェクトで自分が大事にしている軸は、
たぶんこのあたりだと思う。

・親も一緒にプレイヤーでいること
・結果より、プロセスを共有すること
・子どもの好奇心を起点にすること
・人生を長い時間軸で見ること

結果より、プロセスを共有すること
できたかどうかより、
楽しかったか、難しかったか、意外だったか。
感情の共有が、一番の資産。

子どもの好奇心を起点にすること
親がやらせたいことより、
子どもが引っかかったことを大切にする。
問いは、子ども側から生まれる。

人生を長い時間軸で見ること
いまは2歳。
でも10年後、20年後、
この関係性がどう残っていてほしいかを考えている。


人生を編集する、という考え方とのつながり

このプロジェクトは、
これまで考えてきたことの交点にある。

人生を編集する、ということ。
経験価値資産、という考え方。
BS脳で、成果ではなく資産を見る視点。
どれも、
関係性を「あとから意味づけしていく」
という点で静かにつながっている。

一緒にやったことが、
判断軸になったり、
物語になったりする。
それは、
点だった経験が、
あとから線になる瞬間だ。


子どものためであり、未来の自分のためでもある

このプロジェクトは、子どものためでありながら、
同時に未来の自分のためでもある。

将来、どう語りたいか。
どんな関係でいたいか。
どんな時間を積み上げたと言いたいか。
そのための、
静かな仕込み。


このプロジェクトに、はっきりしたゴールはない。
100個達成したら終わりという話でもない。
形は変わるし、
途中で止まることもあるだろう。
でもそれは、
失敗でも中断でもない。
ただの、
編集の続きだと思っている。


「子どもとやりたい100のこと」は、
子どもを育てるプロジェクトじゃない。

親子で、
人生をどう編集していくかを考えるプロジェクト
だ。

今日、あなたが
「子どもと一緒にやってみたいな」と
ふと思ったことは何だろう。
それを言葉にしてみるところから、
もう共創は始まっているのかもしれない。

▼このnoteを書いている人


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