お金の考え方を変えてみた話
お金の話をしていると、
いつも途中で、少し居心地の悪さを感じることがある。
いくら貯めたか
どれくらい増えたか
何歳でいくらあれば安心か
どれも大事な話だし、
無視していいとも思っていない。
でも、それだけを考えていると、自分がどこに向かって生きているのかが
だんだん説明しにくくなると感じた。
※この記事を書いている私は、仕事・家族・健康を同時に考えながら、
経験をどう編集すると人生が立体的になるか考えている普通の会社員です。
キャッシュフロークワドラントは「地図」だった
最初に救われたのは、
キャッシュフロークワドラントの考え方だった。
もうだいぶ前の話だ。

E:給与所得者(従業員)
S:自営業者
B:ビジネスオーナー
I:投資家
これは、「どれが正解か」を決めるための図じゃない。
今、自分のお金は
どこから来て、
どんな構造に乗っているのか
を確認するための地図。
*キャッシュフロークワドラントは、ロバート・キヨサキ(『金持ち父さん 貧乏父さん』)が提唱しました。
この地図を持ったことで、
いまはEが中心
一部S的な収入もある
BやIは、時間をかけて育てている途中
と、冷静に言えるようになった。
でも大事なのは、優劣じゃない。
左側(E・S)は
時間をお金に変える構造。
右側(B・I)は
時間と切り離されたお金の構造。
つまり、今、自分がどこに立っているかを確認する地図だった。
この地図を持ったことで、自分の立ち位置を、少し冷静に見られるようになった。
でも、
まだ何かが足りなかった。
Die with Zeroが突きつけてきた問い
そこでぶつかったのが、『Die with Zero』の考え方だった。
知っている人も多いと思う。
この本が投げてくるのは、
貯蓄テクニックでも
投資戦略でもない。
もっと厄介でもっと本質的な問い。
お金を、いつ・何に・どんな順番で使うのか?
そしてもう一つ。
その使い方は、人生のどんな景色につながっているのか?
この問いは、「ちゃんと貯めている人」ほど、ドキッとさせられる。
ここで初めて、「貯める」「増やす」だけでは足りない理由がはっきりした。
お金は「数字」だけじゃなく「時間」と交換している
お金を使う、という行為は単なる支出じゃない。
その瞬間の時間
その年齢の体力
そのフェーズでしか持てない感情
と交換している。
同じ10万円でも、
20代で使う10万円
40代で使う10万円
70代で使う10万円
は、まったく別の価値を持つ。
ここに気づいてから、お金は「量」より
「タイミング」と「意味」の方が
ずっと重要だと思うようになった。
「増やす」は目的じゃなく、手段だった
ここで、
キャッシュフロークワドラントと
Die with Zeroが、
自分の中で一本につながった。
クワドラントは
→ お金の“生まれ方”を見る道具Die with Zeroは
→ お金の“使いどころ”を考える思想
つまり、お金をどう稼ぐか と お金で、どんな人生を編集するか
は、セットで考えないと意味がない。
増やすこと自体はゴールじゃない。
使うために、整えているだけ。
お金の使い方は、価値観の告白になる
どこにお金を使ったかは、
そのまま
何を大事にしているか
どんな人生を選びたいか
の告白になる。
健康
家族との時間
経験
学び
余白
未来への関与
どれも口では何とでも言える。
でも実際には、お金を使ったところに本音が出る。
だからこそお金の使い方は将来の自分へのメッセージでもある。
だから私は、「いくら貯めたか」より「何に使ったか」を後から説明できる状態でいたい。
つまりお金は貯め方より使い方で、人生の見え方が変わる。
そしてその使い方はいつの間にか「どう生きたいか」を静かに語っているんだってこと気がついてからお金の使い方がアップデートされたと思う。
▼このnoteを書いた人

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