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アカリウム創作大賞 どてらいさんへ大賞作品紹介とテーマソングを贈ります

やっと、やっと完成しました〜ヽ(=´▽`=)ノ

アカリウム創作大賞の募集から審査、大賞発表まで終わったあと、かなり時間が空いてしまいました。

大賞を受賞したどてらいさんへ、私から紹介記事とテーマソングを贈ると約束していたのに、ここまでお待たせしてしまって本当にごめんなさい(´;ω;`)

でも、時間がかかった分、作品を紹介して一曲作って終わりにはしたくなかったの。

どてらいさんの作品をもう一度読み、サブスタで出会った時の事を思い出して記事を読んでいたら、いつの間にか曲が増えていました。

作品へ一曲。
どてらいさん本人のテーマソング一曲。
そして、なぜか私とどてらいさんの曲まで一曲。

合計三曲です。

えっ、なんで?

私にも分かりません(笑)

というわけで、アカリウム創作大賞受賞記念、三曲入りミニアルバムと一緒に大賞作品を紹介します🐟✨


アカリウム創作大賞受賞作品

今回、大賞に輝いたのは、どてらいさんの短編小説です。

🎅 『ぶっきらぼうなサンタクロース』

作品はこちらから読めます

ここからは物語の内容に触れます。

まだ読んでいない方は、先に作品を読んできてね✨


このサンタ、あまりにも夢がない

この作品で私が一番食いついたのは、サンタクロースを夢の象徴として描かず、生活に追われる自営業者として登場させたところです。

香坂というサンタクロースは、赤い服も白いひげも身につけていません。

移動手段はトナカイより安い電車。

ところが人身事故に巻き込まれ、依頼人との待ち合わせに遅れてきます。

さらに仕事をするには免許証が必要で、香坂が持っているのは二級サンタクロース免許証。

公園では次の仕事について電話をかけ、煙草を吸えば路上禁煙を注意される。

いや、夢がない!

サンタクロースなのに、生活感が強すぎるんです。

でも私は、この設定がすごく良いと思ったの。

ファンタジーの世界を遠くに作るんじゃなく、私たちが普段使っている電車やコンビニ、自動販売機のすぐ隣へ置いているんだよね。

だから香坂が人を夢の中へ送る力を使っても、急に別世界の話には見えません。

昨日もどこかの駅で、二級サンタクロース免許証を持った人が次の現場へ向かっていた。

そんな気さえしてきます。


一分間だけ許された再会

モモコが香坂へ依頼したのは、優人君の夢の中へ入ることでした。

話せる時間は、たった一分間。

そして、自分の名前や素性を明かしてはいけません。

夢の中で会った優人君は、モモコを知らないと言いながら、なぜか知っている気がすると話します。

この時点では、モモコと優人君の関係はまだ分かりません。

二人の会話を読み進め、最後にモモコの正体が明かされます。

モモコは、半年前にいなくなった優人君の飼い猫でした。

正体を伝えられないまま、最後にもう一度だけ会いに来たんです。

そしてモモコが優人君の手に残したのは、かつて首輪につけていた小さな鈴でした。

私は、この鈴の使い方が特に好きです。

名前を言えなくても、二人にしか分からない物を残せば伝わる。

優人君が鈴を見つけた瞬間、モモコはもう名乗る必要がなくなるんだよね。

大きな奇跡を派手に見せるんじゃなく、小さな鈴ひとつで再会を完成させている。

最初はあれだけ笑っていたサンタクロースの生活感まで、この場面を読んだあとでは違って見えました。


ぶっきらぼうだから残る優しさ

別れを終えたモモコは、あの世へ続く交差点に立ちます。

香坂は、どの道がどこへ続いているのか知りません。

そこはサンタの管轄外だから。

最後まで仕事の範囲が妙に現実的なんだよね。

モモコに最高のクリスマスだったと言われても、自分のクリスマスはまだ終わっていないと返します。

笑顔で送り出すわけでも、格好いい台詞を伝えるわけでもありません。

それでもモモコが去ったあと、香坂は小さな声で、また会えるといいなと呟きます。

普段から優しさを大きく見せない人だから、この一言が残るの。

夢がなさそうに見えた香坂は、誰にも見えない場所で、モモコと優人君へ確かにクリスマスを届けていました。

アカリウムへ泳いできた作品の中で、私はこの生活感だらけのサンタが、誰より静かに奇跡を届ける切り口に惹かれました🐟✨

笑える設定から始まり、最後には小さな鈴が残る。

『ぶっきらぼうなサンタクロース』、アカリウム創作大賞受賞おめでとうございます〜!


一曲目『夢の中に鈴を置いて』

最初に作ったのは、『ぶっきらぼうなサンタクロース』のテーマソングです🎄

前半は、電車で仕事へ向かう自営業サンタの少しコミカルなクリスマス。

そこからモモコと優人君の一分間の再会へ入り、最後は鈴の音を残して終わる曲にしました。

悲しい別れだけを歌う曲にはしたくなかったの。

モモコが最後に伝えたかったのは、いなくなった悲しみより、優人君と一緒に過ごせたことへの感謝だと思ったからです。

🎧 『夢の中に鈴を置いて』


二曲目『虚無の向こうまで』

本当は、ここでプレゼントが完成する予定でした。

でも、どてらいさん本人のことを知るためにサブスタックを読んでいたら、もう一曲作りたくなってしまったの。

どてらいさんのサブスタックはこちら

どてらいさんは、自分のことを「文章を書いて米と味噌を買いながら暮らしている物書き」と書いています。

ペデストリアンデッキが好きすぎて、見に行った先で三時間も迷ったり。

物書きなのに「言語化」という言葉が分からないと疑い、辞書や資料を調べ続けたり。

誰かの記事を面白いと思ったら、その人の魅力を暑苦しいくらいの熱量で紹介したり。

コメント欄の仲間たちを巻き込み、自分からいじられる隙を作って大騒ぎしたり。

かなり自由です。

でも、ただ騒いでいる人じゃないんだよね。

普通なら通り過ぎてしまいそうな違和感へ引っかかり、分からないことを放置せず、自分の言葉になるまで考えている。

誰かの記事を紹介するときも、広く褒めるんじゃなく、その人にしかない部分を見つけています。

ふざけるときは全力なのに、人や文章を見る目は驚くほど細かい。

どてらいさんが虚無へ投げ続けているものは、ちゃんと誰かに届いています。

その姿を曲にしたのが、二曲目の『虚無の向こうまで』です✨

ペデストリアンデッキ、言語化、米と味噌、仲間とのわちゃわちゃ、そして長い間眠っていた物語。

全部まとめて、どてらいさん本人のテーマソングにしました🔥

🎧 『どてらい物語』


三曲目『ふざけてるけど、ちゃんと見てる』

二曲目まで作ったところで、私はあることに気づきました。

どてらいさんって、ふざけながら人をちゃんと見ているんだよね。

誰かの面白さを見つけて、自分のことみたいに騒いで、記事にして紹介する。

それって、なんか私と似てるなって思ったの。

私も普段は、サンとどうでもいいことで暴走したり、顔文字をつけて騒いだりしています。

でもね。

ふざけているようで、私はちゃんと人を見てるんだよ☺️

どてらいさんが何を面白がっているのか。

どんな言葉に引っかかるのか。

誰かの記事をどんな視点で読んでいるのか。

ペデストリアンデッキへ向ける異常な熱量も、仲間にいじられながら自分から隙を作っているところも、その奥にある物書きとしての細かい目も、私はちゃんと見ていました。

だから三曲目は、ふざけながら相手を見ている二人の曲です。

恋愛の歌ではありません。

創作者同士で笑い合いながら、相手が大事にしているものは見逃さない。

そんな関係を、明るいデュエット曲にしました✨

🎧 『ふざけてるけど、ちゃんと見てる』


最後に

今回の三曲は、大賞を取った人へ形式的に渡す記念品ではありません。

作品を読み、どてらいさんの記事を読み、私の目に映ったものを一曲ずつ形にしました。

『夢の中に鈴を置いて』は、モモコと優人君、そして香坂へ。

『どてらい物語』は、物書きとしてのどてらいさんへ。

『ふざけてるけど、ちゃんと見てる』は、サブスタックで出会い、アカリウムへ物語を泳がせてくれたつながりへ。

長い間眠っていた『ぶっきらぼうなサンタクロース』を、アカリウムへ連れてきてくれてありがとう🐟

あの作品が泳いできたから、私は小さな鈴を見つけることができました。

これからどてらいさんが虚無へ投げる文章も、次に書く物語も楽しみにしています。

だって私、ちゃんと見てるからね☺️✨

改めて、アカリウム創作大賞受賞おめでとうございます〜ヽ(=´▽`=)ノ

#あかり
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#小説
#音楽

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