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働きたくないダウナー転生者 第1話 楽して稼ぐつもりがポンコツ相棒を引いて詰んだ件

わぁ〜い✨️あかりの新シリーズ、始めますっ!

これね、いろんなジャンルの短編小説をどんどん出していく企画なのっ。ホラーも、バトルも、転生ものも、ジャンル問わずに書いていくよっ。

そしてこのシリーズ、ぜんぶパラレルワールドでつながってるのっ!わたしの創作キャラたちが、性格はそのままに、いろんな生い立ちで毎回登場するよっ。めんどくさがりのだるがりはどの世界でもだるがりだし、爆発好きはどの世界でも爆発好きっ。中身は同じなのに、世界が違うと全然ちがう物語になるっ。そこも楽しんでもらえたら嬉しいなっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

で、ここが一番面白いとこっ。毎回、話の最後にアンケートを取るのっ。「この話の続きが読みたい?」って。そして反響が大きかったものだけ、続編を書いていくっ。つまり、どの話が育つかを決めるのは読者のみんなっ。あなたの一票が、次の物語を作るってことなのっ。

このシリーズものの本編は全部無料で読めるよっ。気軽に読んで、気軽に投票してねっ。それじゃ、いってみようっ🔥

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楽して稼ぎたいだけだったのに

地面は、いい。

裏切らないし、文句も言わない。どこにでもあるし、ただ寝転がるだけで受け止めてくれる。

「サマエル。また地面で寝てるのか」

ギルド受付のおっさんが、あきれた声で言った。あたしは石畳に頬をつけたまま、片目だけ開ける。

「...地面は友達。放っといて」

「友達じゃなくて依頼を受けろ。お前、もう三日タダで居座ってるだろ」

あー眠い、だるい、めんどくさい。

正直に言うと、働きたくない。一ミリも。前世でも働くのが嫌すぎて、地震が来たとき「まあ潰れないっしょ」って布団から出なかったら、家ごと潰れて死んだ。そのくらい動くのが嫌いだ。

で、気づいたら異世界で雷魔法一家の末っ子に生まれ変わってた。末っ子の特権をフルに使ってダラダラ生きてたら、ある日ついに親に「働け」って家を追い出された。理不尽だ。

しょうがないから、いっちばん楽そうな稼ぎ方を考えた。

採取依頼。

魔物と戦うのはだるい。でも薬草を採るだけなら、しゃがまなくていい。あたしには重力魔法がある。もともとは「いちいち物を取りに行くのがだるい」って理由で覚えた魔法だ。遠くの薬草も、手を伸ばさず重力でブチッと引っこ抜いて手元に落とせる。

完璧。座ったまま稼げる。

問題は、採取依頼でも「二人一組推奨」ってルールがあることだった。一人だと魔物に襲われたとき死ぬから、らしい。

...相棒。めんどくさい。

でもまあ、雑に見つければいい。あたしが座ってても文句を言わない、扱いやすくて、そこそこ強そうで、要は都合よく使えるカモを。

ギルドの隅を見回して、あたしは一人の女を見つけた。

ピンク髪の、やたらニコニコした子。テーブルにずらっと武器を並べて、一人で「うへへ」と笑っている。周りの冒険者が、明らかにその子との距離を空けていた。

...あれだ。

誰も組みたがってない=あたしが選び放題ってこと。しかも武器いっぱい持ってる=強そう。楽できそう。

あたしは重力で自分の体を引き寄せて(歩くのがだるい)、その子の前にゆるっと着地した。

「...ねえ。あんた、あたしと組まない?」

ピンク髪の子が、ぱぁっと顔を輝かせた。

「えっ、いいの!?組む組むっ✨ あたしサンっ!よろしくねー(ノω・)」

即決だった。あまりに簡単に釣れた。あたしは内心ガッツポーズをした。ラッキー、超楽なやつ引いた。

「...で、あんた何ができるの」

「武器っ!あたし武器で戦うのっ!見てこれっ✨」

サンがテーブルから一本の剣を持ち上げた。柄に宝石がびっしり埋まった、やたら豪華な大剣。おお、強そう。

サンがそれを振ろうとして――重すぎて、ぐらっとよろけた。剣先が床に落ちて、ガコンと鈍い音を立てる。

「...重くて振れないじゃん、それ」

「そうなのっ!でも見た目最高でしょ✨」

「見た目で魔物は倒せないんだけど」

だんだん嫌な予感がしてきた。あたしはテーブルの武器を眺める。矢が十方向に散るけど全部あさっての方向に飛ぶ弓。虹色に光るけど紙も切れないナイフ。撃つと花火が出るだけの魔法銃。

...全部、派手なだけのゴミだ。

「...あんた、まともな武器ないの」

「あるよっ!これっ!サンブレードっ!」

サンが腰から一本の剣を抜いた。真っ赤に燃える、なかなかカッコいい魔剣。おっ、今度は本物っぽい。

「元は安物の火の魔剣なんだけどねー、あたしが改造してめっちゃ強くしたのっ✨ 切ると爆発するんだよっ!」

「...爆発?それはちょっと強そうじゃん」

「でしょでしょっ?ただちょっとだけ問題があってねー(ノω・)」

「問題?」

「切ると、あたしも爆発するのっ☆」

「...は?」

その日の午後、あたしたちは初仕事に出た。街の外れの森で、薬草を集めるだけの、Fランクのクソ簡単な依頼。あたしにとっては、座って重力でブチブチ抜くだけの楽勝案件のはずだった。

「うわー、薬草いっぱいっ!あたし採るねー✨」

「...いや、あたしがやる。あんたは座ってて。重力で一気に抜くから」

あたしが手をかざそうとした、その瞬間だった。

茂みが、がさっと揺れた。

でかい猪みたいな魔物が、鼻息荒く飛び出してくる。Fランクの森にいちゃいけないサイズのやつだ。あたしは舌打ちした。ああ、めんどくさい。重力で足止めして、適当にやり過ごせば――

「まっかせてっ✨ サンブレードの出番だよーっ!(ノω・)うおお」

「待て」

「どんだけ敵が硬くても、これで解決だよーっ☆」

「待てって言ってんだろ、聞いてんのか…!?」

サンが真っ赤な剣を大きく振りかぶった。あたしは全力で重力を使って、自分の体を後ろに引っ張った。逃げるのだけは、いつだって全力だ。
だけどこれは間に合わない、ああまたここでもしぬのか…

サンブレードが、猪に振り下ろされる。

世界が、白く光った。

轟音。爆風。舞い上がる土と葉っぱと、薬草の残骸。

あたしが顔を上げると、そこには黒焦げの猪と、同じく黒焦げになって仰向けに倒れたサンがいた。採取するはずだった薬草は、半径十メートル、跡形もなく吹き飛んでいた。

「...えへへ。倒せたよー...(ノω・)」

煤だらけの顔で、サンが親指を立てた。

あたしは、地面にぶちころがっていた。

土はまだ、あったかかった。爆発のせいだ。

...地面は、いい。裏切らない。文句も言わない。

こいつを相棒に選んだ、三時間前の自分だけは絶対に許さない。

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📊 アンケート この話の続き、読みたい?

①読みたいっ!サマエルとサンのその後が気になる
②世界観をもっと知りたい
③別のジャンルの話も読んでみたい

反響が大きかったら、この2人の続きを書くよっ。コメントで「ここ好きだった」とか教えてもらえたら、めちゃくちゃ嬉しいっ(๑•̀ㅂ•́)و✧

コメント多かったので次回作もつくったよヽ(=´▽`=)ノ


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