「全員に返信」を押した朝——愚痴メールが職場中に届いて、わたしがやったこと
「全員に返信」を押した朝——愚痴メールが職場中に届いて、わたしがやったこと
こんにちは、今日もご覧いただきありがとう。灯(あかり)です。
今回は、わたしが職場でやってしまった「やらかし話」をそのまま書く。
恥ずかしい話なんだけれど、こういう失敗こそ後から「あのとき学んだな」と思えるので、ちゃんと残しておこうと思って。
その日、何が起きたか
職場でいろいろと不満が溜まっていた時期のこと。
同僚のひとりに「最近ちょっとしんどくて……」と愚痴を打ち明けたくて、メールを書いた。正直、かなり踏み込んだ内容だった。職場の人間関係への不満とか、業務の不合理さとか、「これ、本当に誰かに聞いてほしかったんだな」というくらい、長くなってしまったやつ。
書き終わって、送信ボタンを押した。
……押したと思った。
数分後、受信ボックスを開いたら、さっき自分が送ったメールへの返信が何通か届いていた。送った相手ではない人の名前で。
「?」と思ってよく見たら、そのメールのToに、職場のほぼ全員の名前が並んでいた。
「返信」と「全員に返信」を間違えていた。
気づいたとき、正直どう感じたか
「あ」と思った次の瞬間には、もう全身が冷えていた。
上司の名前もある。普段あまり関わらない他部署の人の名前もある。既読マークがどんどん増えていく。
しばらく画面の前で固まっていたけれど、「でも、どうしようもない」というのはすぐわかった。送ったものは消せない。時間を巻き戻す方法もない。
だったら、次にやれることをやるしかなかった。
わたしがやったこと
まず、全員に謝罪メールを送った。「誰かひとりに宛てたメールを、誤って全員に送信してしまいました。大変失礼しました」という内容で、言い訳は書かなかった。
次に、愚痴の内容に関係していた当事者のところへ直接行って、個別に謝った。これが一番きつかったけれど、一番大事なことだとも思っていた。
上司には少し遅れて声をかけてもらった。
「こういうのって、誰でも一度はやるよ」
その一言で、すこし息ができた気がした。

過剰に引きずらないために
謝罪を終えた後、しばらくはそれでも頭の中でぐるぐると繰り返していた。「なんであんな内容を書いたんだろう」「もっと早く気づけばよかった」「あの人はどう思っているんだろう」……。
でも、上司の「誰でも一度はやる」という言葉をちゃんと受け取ることにした。
失敗そのものの大きさより、その後にどう動いたかで、人の印象って変わると思う。謝ることを後回しにしない、当事者には個別に向き合う、それだけで「あの人はちゃんとした人だ」に変えられる。完璧な人より、失敗してもきちんと対処できる人のほうが、長い目で見て信頼される。
以来、メールの送信ボタンを押す前に、宛先欄を必ず3秒だけ確認する習慣が身についた。
「宛先確認3秒ルール」——これがわたしが誤送信事件から得た、一番小さくて一番確実な習慣。
ここから有料部分では、この「宛先確認3秒ルール」の具体的な実践方法と、やらかした後の謝罪でわたしが気をつけたこと(言葉の選び方・タイミング・NG行動)をまとめて書いていく。
「やってしまったかも」と思っているとき、あるいはこれからの予防として、ちょっとでも参考になれば嬉しい。
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