正しい人ほど苦しくなることがある。

正しくありたい。
そう思ったことはありませんか。
迷惑をかけないように。
ちゃんとしよう。
間違えないようにしよう。
約束を守ろう。
期待に応えよう。
私たちは幼い頃から、
「正しいことは良いことだ」と教わります。
もちろん、正しさそのものが悪いわけではありません。
けれど、
正しさを大切にするあまり、
苦しくなってしまうことがあります。
自分は我慢しているのに、
相手は我慢していないように見える。
自分は頑張っているのに、
相手は頑張っていないように見える。
そうすると、心の中に小さな怒りが生まれます。
「なんで私ばっかり。」
その言葉は、正しさを守ってきた人ほど
口にできずに抱え込みます。
なぜなら、
そんなことを思う自分さえ正しくない気がするからです。
ブッダは答えを与えません。
代わりに問います。
「あなたが守ろうとしている正しさは、誰のためのものですか。」
親の期待でしょうか。
社会の常識でしょうか。
家族のためでしょうか。
それとも、
自分自身のためでしょうか。
そしてもう一つ。
「その正しさを手放したら、
本当に大切なものまで失うのでしょうか。」
正しさは、私たちを支えてくれることがあります。
けれど、時には縛ることもあります。
その正しさは、あなたを自由にしていますか。
それとも、苦しめていますか。

書くワーク
もしよければ、紙とペンを用意してみてください。
そして、次の問いに答えてみてください。
① 私が「こうあるべき」と思っていることは何だろう。
② それは誰から受け取った価値観だろう。
③ その正しさによって、私は何を守っているのだろう。
④ もし少しだけ手放せるとしたら、何を手放したいだろう。
正しい答えを書く必要はありません。
今の自分が感じたことを、そのまま書いてみてください。
答えを書くというより、自分の声を聴く時間です。

生きる問い
あなたが守ろうとしている
その正しさは、
本当にあなたを幸せにしていますか。
